観光地も多く、旅行者も多かったイラクのアルビルですが、
街を少し離れれば世界中に脅威を広げているIS(ダーイッシュ)
の陣地があります。
特に、ISの最大の拠点とされているイラク北部のモースルという地域は、
アルビルから80キロの距離にあり、車で2時間ほどで行けてしまう
そうです。
クルド人自治区には、正規軍として「ペシュメルガ」とよべれる
陸軍があります。私は、そのペシュメルガに従軍し、前線で戦う
兵士の日常を追いました。
まず、キャンプまでは幾つもの検問所を通過し、
大きな軍の検問所に行き着きました。
しかし、そこはまだ前線ではなく、
あくまでここから先は危険なエリアだよ。と警告する検問所です。
現在、ここを通過できる現地の人は軍の関係者のみとなっていました。
そして軍隊エリアに入り、さらに10キロほど進む場所にひとつのベースキャンプは
ありました。
ここがベースキャンプです。裏側には、装甲車や機関銃が置かれています。
(現在、関連記事を執筆中のため
あくまでブログ用に報告だけします)
ペシュメルガの兵士です。
スマホを片手に、私に連絡先を交換してほしいとお話をしてきました。
SNSでは、私が撮影した写真を記念にちょうだいと
彼らのスマホには、自撮りした写真が大量にありました。
最前線のキャンプ(コマンド)では、いつどこで戦闘が行われるかわかりません。
そのため、兵士の人はこのベースキャンプでいつでも応援にいけるように
待機しています。