カンボジアで結婚するということ

カンボジアで結婚するということ

縁あって、カンボジア人女性と結婚しプノンペンで生活しています。想像をはるかに上回る現実に日々直面し、驚くやらあきれるやら・・・
周りに愚痴をこぼしていたら、「素晴らしい体験をブログにかくべき」と強力に勧められ、書く事に相成りました。

Amebaでブログを始めよう!

しばらくぶりです。

色々、色々ありました。


結論。

兄貴は出て行くことになりました。


嬉しいか?と問われれば、嬉しいのですが

やはり追い出した感もあり、ちょっと切ない気持ちも・・・


新婚生活、初めての夫婦2人っきりの夜。

なんだか、とても新鮮です。


が・・・・・

妻は何となく寂しそう。


何とも言えない夜でした。

(このブログも終焉かなぁ)




兄貴の事、悪口ばかり書いてきました。

でも今日は、見直したんです。

親戚の家族が遊びに来て、何人かの子供達

もいました。


残念ながら、どういう親戚関係なのかは結局

分からずじまいでしたが・・・


兄貴の奴、子供が好きで面倒見が良いんです。

ずーっと子供の相手をしてるんです。

ずーっと、べたべたべたべたと子供にキスをしtり

頬ずりをしたりあやしたり抱っこしたりおんぶしたり・・・


まるでアニマルプラネットで見る、猿やチータの親子

とおんなじだなぁ、なんて思いながら見てました音譜


なーんだ、兄貴のやろう、良いトコあるじゃんニコニコ





昨日はやけに仕事で疲れて家に帰りました。

いつになく疲れていたのです。

というか、フラフラするほどでした。


部屋に入ってみると、テレビの前で、大の字になって

何か食べながらふんぞり返っているバカ兄貴がいました。

私が扉を開けて入っても、目だけ動かしてこっちを

みて、またすぐにテレビに。


てめえ、この野郎、誰のお陰でここで暮らしてんだ?

えー?答えてみろ、このでくの棒パンチ!



と言いたいのをぐっと抑えて、自分の部屋に入った私。

俺、このままじゃ病気になってしまう、と本気で思いました。

いや、この異常な疲れは、仕事なんかのせいじゃない!


ま、まずーいぞー叫び

ばか兄貴が仕事をする、と確かに言いました。

耳を疑うような好ましい話でした。

親戚の農業を手伝う事になった、と言うのです。

ほー、それは良い、と私。

だったら、そこまで行くガソリン代をくれ、と言う。

  ん?

  くれ?

  貸してくれじゃないのか?

  ???

と思いながらも、折角仕事をすると言うんだから、

今度ばかりは(いつもか)目をつぶろう、と3ドル

渡しました。


翌日、早朝から出かけて行ったバカ兄貴を見て、

少し頼もしく思えた私でした。

戻ってきた晩遅く、仕事はどうだったのか聞きました。

すると笑顔で、疲れたけど仕事は楽しい、なんて

嬉しいことを言ってくれたのです。

ほーほーほー、それでいくら貰ったの?と聞くと、

素晴らしい笑顔で答えたのです。

「1ドル貰ったよ!」


何だとてめぇ。

3ドル貰って1ドル稼いだ?あん?

目噛んで死ね~パンチ!

ドアホむかっ

(言葉が過ぎている事は重々承知してます、ハイ)

ちょっとした家出をした私。

時間にして6時間。

まぁ、家出としては中学生以下ですなガーン


何食わぬ顔で家に戻りました。

  (俺の家だもんな、そりゃ)

兄貴の野郎、奴も何食わぬ顔で

僕を迎え入れたんです。

  (俺の家だもんな、当然さ)


ごく何も無かったようにまた共同生活が

始まったのです。

しかし、ちょっとした異変が起きました。

兄貴が明日仕事をするというのです。

この4ヶ月、仕事のしの字も聞いた事が

なかったのでびーっくりしました。


なんだなんだ、そうかそうか、

やーっと分かってくれたのか、

と又もや騙されそうになりました。

でもこれまで何度も裏切られた事を思い出しました。


もう騙されんぞむっ

いったいどんな罠があるんだ?


(つづく)

きっぱり金を貸さなかった、と書きました。

それで終わってりゃ私もすっきりできたんですが、

実はそれで終わらなかったんです。


  親戚が金を貸してくれと頼んでいるのに、

  お前は薄情にも貸してくれないのか?

  そんなの親戚でも何でもない、


このような事を言ってきたのです。

もう呆れてモノが言えませんでした。

呆れてモノがいえない状態の私を見て、


「勝った」


と奴は思ったらしいのです。


「どうだ、参ったか」


という表情をしやがったのです。



もう私は怒りに震えて、言葉さえ出ず、頭に血がのぼって

ワナワナ全身に痙攣が起きてきたのです汗


まずい、このままじゃ、手が出てしまう

と思った瞬間、


オオオオオオーッと部屋を出て行った私でした。



・・・・・な、な、何で俺が出て行かなきゃなんないのガーン














掃除をしてたんですよ。

なんと、朝から。


まぁ珍しい事もあるもんだ、と。


無事?お義父さんも帰り、元の3人生活に

戻ったと思ったら、兄貴が掃除を・・・


掃除が終わった兄貴は、ゆっくりとコーヒーを

飲んでいる私の所に来て、笑顔で言うんです。

「少し、お金を貸してくれ」と。


て、てめぇ~パンチ!

そういう魂胆で掃除なんかしやがってむかっ

喜んだ俺が馬鹿だったよドクロ

何度だまされりゃ良いんだ~ガーン


今度ばかりは一銭(1リエルも)も

貸しませんでした、キッパリ!!!

そう言えば、お義父さんは何をしに来たんだろう?

とにかく急に来るって言うんで、バタバタと準備は

したものの、理由をしっかり聞いてませんでした。


いや、もちろん最初に聞いたんだけど妻ははっきり

とは答えなかったんです。

はるばるフェリーにも乗って(と言ってもメコン川を

渡る木造船ですが)来るだけの理由があるはず。


もう3日が経つのに、帰る気配がありません。

私はてっきり、可愛い娘を見たらすぐに帰るんだろう、

と思っていたのですが。


朝から晩まで部屋で「のんべんだらりん」、と上半身裸で

お気軽なご様子。まぁ、いいか、と放っておいたのですが、

やっぱり気になってきたので、聞いてみました。


すると・・・


(・・・・・聞かなきゃ良かった叫び叫び叫び


内容はご想像にお任せします、ハイ。

この親あってこの兄ありって事です、ハイ。

もう書きたくない~!!!

愛妻の父上、つまりお義父さんが田舎から出て来ました。

当たり前のように、我が家にお泊りです。

兄貴も居るし、部屋もないし、布団もないんですけど、

そんなの関係ありません。

まぁ、それは良いとして・・・


さぁ、折角だから外食でもしましょうか?

とお義父さんに言った所、近くで勉強(のフリを)していた

バカ兄貴が急に会話に割り込んできて言ったんです。


「俺は焼肉が食いたい」


・・・・ぬぁにぃ?何か言ったか~?

おめーになんか聞いてないんだよ、

だぁってろ、この野郎むかっ爆弾メラメラパンチ!


とも言えず、揃って焼肉を食べに行ったのでした。

トホホ・・・ガーン


最近買ってきた歯ブラシが見当たらないのです。

まさか、いや奴しか考えられない。

そう思って奴の身の回りを探したけれどみつからないんです。


疑った俺が悪かったかな。

何でもかんでも疑うのも良くないな、と


反省した自分が馬鹿でした。


あの野郎(もう、兄貴なんて書かない!)、事もあろうに

靴磨きに使ってやがったんです。


怒り心頭、思わず胸ぐらをつかみ問いただしました。

すると、ケロッとこう言うんです。

「見慣れない歯ブラシがあったので、要らないと思った」


なにぃ~?むかっ

大体よぉ、革靴なんか滅多に履かないくせに、わざわざ

人の新品の歯ブラシをこれ見よがしに靴磨きなんかに

使いやがって~メラメラ

もう許せん、叩き切ってやるパンチ!


とも言えず、その場を終わらせてしまった私ですガーン