大大ダナナ様 | サンフランシスコで生きるゆき

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この空間(ブログ)は、自分の魂のエネルギー・自分の真実を
魂から感じられるままに表現してます。

ゆきは旦那さんのことを日本語で「旦那さん」と呼びます。
そのまま・・・ですね(笑)

旦那さんも、3年以上、自分のこという時は日本語で「旦那さん」と言います。
本当にそのまま・・・です(笑)



でも、ある日の夜、さぁ~寝よう!っと言う時、旦那さんが言いました。
「敬意のある呼び名で呼ばれたい!」 っと。



そして、しばらく考えてから
「大大ダナナ様 (読み方:おおだい だななさま)」と呼んで欲しいと。



日本語が間違ってて、聞こえが可笑しくて、馬鹿らしい
けど、何だか立派そうに聞こえる、この名前が気に入っていると。



それから、ゆきは旦那さんのことを・・・旦那さんのリクエスト通り
「大大ダナナ様」と、笑いを堪えながら呼んでいます。



そう言えば、昔、「ダナナさん」と呼んでって言われました。
バナナみたいな聞こえで、好きらしい(笑)



大大ダナナ様は、もう4年以上、毎晩ベッドでゆきに背を向けて
体勢がひらがなの「く」の形で横になりながら、日本語でこう言います。



「抱いて お願い!」 っと。



後ろから抱くのですが、長い時間横向きの体制は体が疲れるし、
大大ダナナ様の体は暖炉のように熱く、長い間くっついていられないので
しばらくして大大ダナナ様から離れます。



すると、背を向けた大大ダナナ様から聞こえてくるのは
「キュ~ン、キュ~ン・・・」 っとだけ。



子犬が鳴くような、悲しい声・・・。



無視していると、大大ダナナ様が体の向きを変えて、くっついてこようとします。



「熱い~から・・・。」って言うと
悲しそうに、また、体を反対に向けて



聞こえてくるのは
「キュ~ン、キュ~ン・・・。」 っとだけ。



ゆきが 「ごめんね・・・。」 って、言うと。
大大ダナナ様は、「もう寝る時間だから。」 って。



毎晩、4年以上このような光景が繰り返されています。