都知事の選挙時には一番マシな候補にみえた小池都知事ですが、
どんどん、人気取りだけの劇場型政治におちていってしまいました。
本質が見えてない、その場限りに目立って人気が取れそうなことをやるこの感じ
歴代の自民党総理総裁の中でもっとも日本経済に深い傷をおわせた小泉純一郎氏に
似ているとも、大阪を関西エリアでもっとも賃金の上がらない場所に作り替えた橋下市長に
似ているとも、いや、もっとヒドイのではないかと感じる人がでているとおもいますが、
次は教育のチープ化です。
ちょっと考えればわかると思いますが・・・
しかも付加価値の高い教育をすることで高い教育費のかかる私学を
安っぽくする壮大なことを始めました。
説明しますよねー。まあ公立高校の無償化で実際に高校にお子さんを通わせている方は感じているとおもいます。(制度がかわり、ある一定の収入の家庭に高校に通うための補助金が下りている形になっているのですが、基本的には自治体が高校の学費を負担している状況なのは間違いないです。)
制度的には
高校授業料無償化 最新情報 2017年
http://xn--y3qt1c2y2aq3bsye79bp0x1k5f.net/
こんな感じになってます。
小池都知事 年収760万円未満で私立高校実質無償化へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170117/k10010842011000.html
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なぜ、自治体が高校の学費を補助したりお金を出したりすると教育がチープ化するかというと、単純です。
自治体は一人一人の学生の学力の向上ではなく、自治体の支出が大きくならないことを基準にものを考えるからです。補助を出している学校にはそんなに授業料などのお金がかからない安くつく教育を望みます。だって補助を出すお金が大きくなったらこまるでしょ。
無料なんだから、一生懸命学力向上のためにお金をかけて、いい教師を雇い、特別な教材を使ったりしてお金がかかることはやらせない。やっても補助は出せないぞとお金を出している立場で圧力をかけます。
学校はお金を出している自治体の意思にしたがっていい教育をすることを主眼にするのではなく、できるだけコストの安い自治体が支払う補助内で済む安い教育をめざすようになります。
だってお金を出すのが教育を受けたい両親や子供ではなく、無関係な自治体という組織になるわけですから、安ければよくなります。
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これを教育のレベルが高いことで、高い授業料や寄付金をとってもそれでも高い教育を受けたいと考える生徒をあつめていた私学に適応するわけです。
私学なんぞ、レベルの高い講師を高い金額でやとって必要であればコストが高い教材も惜しげなく投資して、金はかかるけどこの学校にいかせていたら確実に学力があがるとかんがえるから、ボレるんです。
その費用を自治体がだすようになれば、自治体はコストをかけない教育を私学にもとめてきます。だって自治体は一人当たり出せる補助は限られていますから、その費用を突出した私学には教育を安くすませるように指導がはいりますし、お金をだす大口顧客がそういうなら私学はその流れに従うことになります。
じわじわと教育のチープ化が進みます。
まあ高額の教育費用を負担する家庭を競争で争うより、安定した支払い先の東京都があることで、チープで付加価値の低い教育をしてても、学生がやってきて支払いに問題がなければそれでいいのかもしれません。
私学にお金をいれるより
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いい教師、いいい教材は東京都から消えていきます。だって、同じ教えるなら高い賃金を払える私学じゃないとダメでしょ。高校でも、私学が教育レベルが低くなればやはり、私学にいくより、塾や予備校になってくるんでしょうかね。
どっちかというと、全員に高校教育を安く提供するような施策より、勉強をがんばったら
返さなくていい奨学金をポンとくれてあげるシステムのほうがずっといいとおもうよ。
たとえば、麻生財閥様がやっているようなやつ。
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>福岡県民限定なんだけど、麻生オックスフォード大学院奨学金制度ってのを麻生(弟)がやってるよ。
株式会社麻生を中核とする麻生グループは、オックスフォード大学(本部:英国オックスフォード市 国立大学)からの要請に応じ、同大学と連携した事業として「麻生オックスフォード大学院ニューカレッジ奨学金」を設立いたしました。
本奨学金は、オックスフォード大学で学ぶ大学院生を対象とし、2008年度より毎年一人(原則一人一年間、当初8年間を予定)に給付を開始し、渡航費・学費・生活費の支援※1を行うものです。
また、当グループ会長 麻生泰が常々訴求する「フロム福岡(FF)」※2の理念を実現するため、福岡から世界へ羽ばたこうとする人を応援することとし、給付の対象者を福岡県出身としたところが大きな特徴です。
オックスフォード大学総長(Vice-Chancellor, University of Oxford)※3のジョン・フッド博士からは、「オックスフォード大学は麻生泰氏のご支援に大変感謝し、この奨学金設立によって日本との関係がより深まることを願っています。」との謝辞をいただいております。
※1 日本からの留学生がオックスフォード大学大学院で学ぶために必要な費用は、学費・生活費を含めて 年間約24,000ポンド(日本円換算で約560万円程度)かかると想定しています。
※2 福岡で社会システム変革のモデルをつくり実践することを通じて、日本全体を動かしていこうとする活動です。
※3 英国の大学では、大学経営の最高責任者である総長をVice-Chancellorと呼びます。Chancellorは終身の 名誉職で、オックスフォード大学では名誉総長と呼んでいます。
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こういうの。
ぽちっとよろしくね!!