いつもありがとうございます
カラダとココロを癒す
カーム治療室の勝田です
最近増えているのが
階段を登る時も膝が痛い
という方です。
変形性膝関節症で膝が痛い場合は
階段を下る時に痛みが出ます。
それはなぜか?というと、
膝のお皿を動かす筋肉が
太ももの前面の筋肉だからです。
太ももの前面にある
大腿四頭筋は膝を伸ばす時に使います。
一般的な変形性膝関節症の方は
この大腿四頭筋が弱っています。
弱っている筋肉に体重がかかるため
階段を降りる時に
支えられず痛みが出ます。
その場合は
大腿四頭筋を鍛える必要があります。
ところが最近は
階段を登る時に痛みがでる方が多いのです。
体をチェックすると
大抵大腿四頭筋はしっかりしています。
逆にしっかりしすぎて
膝を曲げる時、
立っている時という
大腿四頭筋を使わないときも
使ってしまっているのです。
そして共通するのは
ふくらはぎを使っていない…ということです。
本来はふくらはぎを使って
階段を登る時に
大腿四頭筋を目一杯使っているのです。
脳は本人の意思とは関係なく
硬い筋肉は使わなくなります。
自分ではちゃんと使っているつもりでも
使えていないのです。
使えていないから
体に無理が生じて
痛みとなります
この場合膝を一生懸命治療しても治りません。
ふくらはぎが使えてないことが原因なので…
ということでやることは1つ
ふくらはぎを使おう!です
階段を登るときに
意識してふくらはぎに力を入れて
足の裏で床を踏む意識です!
体に痛みが出た時は
自分の体の使い方を疑ってみてください。
自分の癖を治したいときは
ぜひ全身調整をお受けくださいね