ところで。
週末は、札幌で映画。

1.「GANTZ」
(1/29 札幌シネマフロンティア)


最近、やたらと多いコミックからの映画化。
予告編の、ニノと松山クンの黒いスーツがかっこいい♪
内容はよく分からないまま、近未来SFアクションよね、
ぐらいの認識で劇場へ(笑)
主演2人の人気はすごい。
初日ということもあるだろうけど、けっこう早い段階で
満席になってる。
いったん劇場を出て本屋で新刊チェック&お買い物。
上映20分ぐらい前に入り口へ。
やがて、案内板に「GANTZ」の表示が。
でも、あれ?あれれれ????
「GANTZ Part1」?????
驚いてチケットを確認。
チケットには「GANTZ」とのみ。
でも、「Part1」ってことは、今回ので完結では
ないってことかぁ?!
聞いてないよ~!!!
っと、心の中で思い切り突っ込んでみる(笑)

というびっくりはあったものの、映画そのものは、
なかなか面白かった。
ま、いかにもマンガ、な展開もあったけど(苦笑)

登場シーンのニノは、なんだか、この前やってた
某ドラマを思い出したけど(笑)
やる気なさそ~だしさ(笑)
松山ケンイチのコートが、青島コートに似てた(爆)

それにしても、最初っからあっさり人が死んでしまう。。。
生き延びると思った人がやられたり、、、
クライマックスの戦いはすごかった。
あんなのが襲ってきたら、怖すぎるって!

最後に、後編の予告編。
4月23日公開とのこと。
なんか、だまし討ちにあった気分だけど、
たぶん、観に行く、かな。

(たぶん・ネタバレ)


2.白夜行

(1/29 札幌シネマフロンティア)
東野圭吾の作品で、WOWOWで連続ドラマで放送してた
『幻夜』とつながってるとされている同名小説が原作。
時系列も刊行順もこちらが先。
だから、『幻夜』が出たときに、『白夜行』との
つながりが取りざたされた、というのが正確。
被疑者死亡で謎を残したまま幕を引かれてしまった殺人事件。
その被害者の息子と被疑者の娘の半生。
あきらめきれずに事件を追い続ける1人の刑事。
この刑事が、ドラマの「幻夜」に特別出演みたいに出てたのよね。

そして、2つの作品のヒロイン。
彼女(たち?)を結ぶ、というか2人のつながりを
ほのめかすのが、私が大好きなあの小説。
『風とともに去りぬ』
ちょっと嬉しい。



(ねたばれしてま~す)














堀北真紀ちゃんは、ナイスキャストだと思う。
ヒロイン雪穂は、目的のためならどんな恐ろしいことでも
できてしまうのだけど、そう見えてはいけないから。
そういう意味で、ドラマの深田恭子も合ってたと思う。

決して自分で手を汚さない彼女の影にいる1人の青年亮司。
原作でもそうなのだけど、2人が直接会うシーンはない。
ないのだけど、何かがある。
2人が中学生のシーンから、その辺は
ほのめかされているのだけど、亮司の行動の
雪穂との関係性が明らかになるのは本当に最後のほう。
2人がどうやって連絡を取っていたのか、
映画では明らかになっていたけど、原作ではどうだっけ。
それも明かされてなかったような気がするのだけど。
全体のイメージは残っているけど、内容はすっかり
記憶のかなただからなぁ。
読み返さなくちゃ。

それにしても、ラストはびっくりした。
刑事さん、雪穂にある意味で魅せられて事件を追ってたのじゃないの?
亮司の父親の気分って何~。
(少なくともドラマ「幻夜」ではそういう様子だったはず???)
でも、亮司がそれに救われてたようだから、
ま、いっか。うん。
悲しいけど、美しい最期だった。

あのラストは、「幻夜」のラストと通じるものがある。