早稲田佐賀入学式 ②
入学式当日の朝,
緊張気味のオヤジは早くに目が覚めたが,式を迎える当の息子はいつもの如くぎりぎりまで爆睡している。
自分も若い頃,休みの日なんかには,陽が傾きかける頃まで寝続けた事があったが,
いつの間にやら,疲れていても早朝覚醒が当たり前の年代となり,
もう暫くすると,老人性の早朝徘徊が始まるという確かな予感がする。
ホテルの部屋から虹の松原と高島が綺麗に見える。
お天気は夕方まで持ちそうであるが,春一番なのか朝から強い風が吹いていた。
「朝からつごはん」と銘打った朝食は盛り沢山で美味しく,朝からお腹いっぱいになってしまった。
前夜のお寿司から続く満腹中枢の崩壊は,日曜日に参加する「はるかぜマラソン」への不安要素である。
車をお城の下まで移動させると,既に多くの新入生と保護者達が学校へと向かっていた。
嫌がる息子を引き摺って,お約束通りに校門と入学式の看板の前で写真を撮る。
同じ道を歩んできた男子として嫌がる気持ちは判るが,判り過ぎてイチイチ癇に障る(笑
我々の後で写真を撮っていたお嬢さんとご両親は,皆が笑顔で楽しそうである。
「隣の芝生は青い」だけなのであろうか?
肝腎の入学式はというと・・,
まだ歴史の浅い新設校ゆえのハプニングがあったりして,失笑が漏れる場面もあったが,
慣れないなりの一生懸命さが伝わり,まあ良い式であったと思う。
来賓の祝辞の中で引用された湯川秀樹博士の
「一日生きることは一歩進むことでありたい」という言葉には心動かされた。
やや間延びした事もあり,元NHK会長のお話の時には不覚にも夢の中に迷い込んでしまった。
目を覚まして慌てて前を見ると,うちの息子の体も思い切り傾いている。
息子のこの失態を嫁さんに知らせようと横を向くと,うちの奥さんも思い切り寝ていた(笑
まっ,こんなもんである。
式が終了すると,すぐに子供達だけの世界が形成され始め,親はさらに邪魔な存在となっていくのが判る。
午後から行われた入寮式が終了した頃には,「いつまでいるの?もう帰っていいよ。」状態。
あれだけ泣く準備をしていた奥さんも,その舞台を完全に失い,夫婦共々すごすごと帰途に着いた。
良い友に恵まれ,充実した3年間を過ごして欲しい。
定めた目標へ,ぶれることなく歩んで行って欲しい。
そして最も大事なことは・・・,母さんを心配させたり,悲しませたりするな。
オヤジは「少年ジャンプ」を忘れずに買っておくよ,・・・なるべくね。
緊張気味のオヤジは早くに目が覚めたが,式を迎える当の息子はいつもの如くぎりぎりまで爆睡している。
自分も若い頃,休みの日なんかには,陽が傾きかける頃まで寝続けた事があったが,
いつの間にやら,疲れていても早朝覚醒が当たり前の年代となり,
もう暫くすると,老人性の早朝徘徊が始まるという確かな予感がする。
ホテルの部屋から虹の松原と高島が綺麗に見える。
お天気は夕方まで持ちそうであるが,春一番なのか朝から強い風が吹いていた。
「朝からつごはん」と銘打った朝食は盛り沢山で美味しく,朝からお腹いっぱいになってしまった。
前夜のお寿司から続く満腹中枢の崩壊は,日曜日に参加する「はるかぜマラソン」への不安要素である。
車をお城の下まで移動させると,既に多くの新入生と保護者達が学校へと向かっていた。
嫌がる息子を引き摺って,お約束通りに校門と入学式の看板の前で写真を撮る。
同じ道を歩んできた男子として嫌がる気持ちは判るが,判り過ぎてイチイチ癇に障る(笑
我々の後で写真を撮っていたお嬢さんとご両親は,皆が笑顔で楽しそうである。
「隣の芝生は青い」だけなのであろうか?
肝腎の入学式はというと・・,
まだ歴史の浅い新設校ゆえのハプニングがあったりして,失笑が漏れる場面もあったが,
慣れないなりの一生懸命さが伝わり,まあ良い式であったと思う。
来賓の祝辞の中で引用された湯川秀樹博士の
「一日生きることは一歩進むことでありたい」という言葉には心動かされた。
やや間延びした事もあり,元NHK会長のお話の時には不覚にも夢の中に迷い込んでしまった。
目を覚まして慌てて前を見ると,うちの息子の体も思い切り傾いている。
息子のこの失態を嫁さんに知らせようと横を向くと,うちの奥さんも思い切り寝ていた(笑
まっ,こんなもんである。
式が終了すると,すぐに子供達だけの世界が形成され始め,親はさらに邪魔な存在となっていくのが判る。
午後から行われた入寮式が終了した頃には,「いつまでいるの?もう帰っていいよ。」状態。
あれだけ泣く準備をしていた奥さんも,その舞台を完全に失い,夫婦共々すごすごと帰途に着いた。
良い友に恵まれ,充実した3年間を過ごして欲しい。
定めた目標へ,ぶれることなく歩んで行って欲しい。
そして最も大事なことは・・・,母さんを心配させたり,悲しませたりするな。
オヤジは「少年ジャンプ」を忘れずに買っておくよ,・・・なるべくね。