早稲田佐賀入学式 ① | 日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 -

早稲田佐賀入学式 ①

息子の入学・入寮式に参列するため,前日の6日から唐津入り。

わざわざ前日に唐津入りした最大の理由は入寮準備のためだったけど,
予め送っておいた洋服や日用品の段ボール箱を開き,割り当てられた戸棚に入れ込んでしまうと
もう何もする事がなくなり,ほんの小1時間ほどで手持ち無沙汰になってしまった。

ホテルにチェック・インした後,予期せず手に入れた贅沢な時間を使って散歩に出ることにした。
息子は部屋でやり残した課題に取り組むそうである。
疑わしいが,そういう家族一緒的なシチュエーションを嫌がるお年頃である。
夫婦水入らず,のんんびり話をしながら歩こうとホテルを出たが・・・,

こんなことならジョギングの用意をしてくれば良かったね。

この,何気ない会話が切っ掛けで,お互いの歩くスピードが徐々に加速する。
春の陽光が降り注ぐ長閑な唐津の町を,一組の中年夫婦が言葉少なく一心不乱に歩き回る姿は,
客観的に見て異様であったと思う(笑

$日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --唐津神社 $日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --唐津神社2
寮(八太郎館)のすぐ傍にある唐津神社にもお参りして,
息子の合格御礼とこれからの充実した高校生活をお願いしておいた。
自分が親になってはじめて「親の心子知らず」って言葉を実感できるようになった気がする。
大隈重信公は母親に「勉強させて頂けるだけで有難いことです」と言ったそうだが・・,
うちの息子は父親に「僕がいない間でもジャンプ買うの忘れんどいてよ」と臆面もなく言い放った。
自分の高校生時代を振り返ると,・・・「因果応報」なのかも知れない。

途中,旧唐津銀行宮島醤油本店を横目に見ながら(写真を撮る余裕さえなし),歩き続けて唐津城に到着。
歩数計のカウントが1万5000歩を超えた頃,漸く夫婦の足取りがペースダウンした。

$日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --早稲田佐賀と唐津城 $日々之精進 - 中年JOGGERの独り言 --唐津城と桜2
学校から唐津城周辺は満開の桜に彩られ,特に天守閣までの石段はまるで桜色のトンネルをくぐる様である。
お互いの健脚を讃え合い(笑,仲睦まじく二人で写真を撮った。
夫婦二人,肩を並べて写真に収まるなんて久しぶりである。
・・・これは息子に感謝するべきなのかも知れない。             ーつづくー

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