続いて、琵琶湖博物館。二年前にも妻と二人で行ったことがありまして、私個人では4回目であります。生体展示は淡水魚のみなので、やや地味な感じは否めませんが、そこが逆に玄人っぽくて、私は好きです。
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ニゴロブナCarassius auratus grandoculis 25センチぐらい。琵琶湖特産。琵琶湖特産の鮒寿司の主な材料となっているフナです。(ちなみに博物館付近の道の駅ではブラックバスとブルーギルを使った物も売っていました。)この鮒寿司ですが、好きな人にはたまらないほどの美味らしいですが、私の舌はこれを食べ物と認識出来ませんでした。ごめんなさい。

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コイCyprinus carpio 50センチぐらい。ここが琵琶湖博物館らしいところ。展示されている個体はすべて琵琶湖(日本)在来の  『野ゴイ』  タイプです。一般によく見られるコイは『大和ゴイ』と呼ばれ、海外からの移植されたものとされています。『野ゴイ』は体高が低い・頭部の幅があるなどの違いがあります。

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ハスOpsariichthys uncirostris uncirostris 25センチぐらい。オイカワに近いコイ科の仲間。日本産コイ科では珍しく魚食性で琵琶湖ではコアユを主に食べているそうです。側面から口の形状を見ると『くの字』に曲がっていますが、咥えた魚を逃さない為の適応とされます。好きな魚ですが、激しくジャンプするので長期飼育は難しいです。同博物館には朝鮮半島~黄河に生息するコウライハスも展示してあります。ハスよりもずんぐりした体形の魚です。

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アユPlecoglossus altivelis altivelis 22センチぐらい。太陽光がさしこむ水槽で展示してあります。ここ(琵琶湖博物館)で私の一押しの魚。 綺麗過ぎです。

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ミヤコタナゴTanakia tanago 5センチぐらい。関東地方に細々と生息。天然記念物。 写真のポーズは面白くないですが、水槽のあちこちでオス同士の威嚇行動がみられ、そのときの姿はメッチャ綺麗。

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オショロコマSalvelinus malma 20センチぐらい。日本では北海道に分布。イワナの仲間。前回訪れたときにうまく撮れなかったのでリベンジしました。一眼レフカメラでの撮影ではピント合わせの光に魚が反応してシャッターを下ろした時、ピントが合わないことがいまさら発見。