4月1日(木)より、風間天心(風間真悟)個展、sitを開催します。 | CAI ContemporaryArtInstitute

4月1日(木)より、風間天心(風間真悟)個展、sitを開催します。

CAI02では、4月1日(木)より、風間天心(風間真悟)による個展が
開催されます。

風間天心(風間真悟)は、曹洞宗という禅宗の寺院の生まれである。
武蔵野美術大学大学院在学中に、第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展(TARO賞)に
入選する実力派の現代美術家だ、
2008年に大学院を修了し、2009年に曹洞宗大本山永平寺より修行を終えて下山。
現在は北海道東川町 天真山東川寺にて「天心」の僧名で僧侶として務める傍ら、
アーティスト活動を行っている。
「私の表現は一つの形態を持たない。
それは、無限に大きくなり、分解され、決まった形に留まらない。
そして保持されるものでもない。
それは、風化され、浸食され、腐敗し、破壊される。」
「思考を停止させる事によって、身体の可能性を引き出すことこそが、
芸術の持つ可能性のようにも思える。」と語る。

環境芸術においてダイナミックな作品を多く発表してきた風間が、
修行中に使っていた「天心」と言う名前で下山し、創造的破壊を試みる初の個展を、
是非、ご高覧ください。

sit. 風間 天心

2010.4.1 thu~ 4.10 sat 13:00~23:00

「応量器展鉢」毎日 14:00~15:00 raum1
永平寺流の作法にのっとった食事法をご覧いただけます 

2010.4.10 sat PM6:00~  クロージングパーティー

会場:CAI02 raum1/2/3 日曜日営業します。
住所:札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2
T e l;011-802-6438
http://www.cai-net.jp


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只管打坐 しかんたざ ___
ただひたすらに坐す。
悟りの境地に至ろうとしたり、心のなかにある想いを浮かべたり、
また浮かべまいとしたりといったことを一切捨て、ただただ坐禅する。
若手現代美術家として活動中に自らの出自に従い、
禅宗に安居(あんご:修行)し乞暇(こうか:下山)ののち初の個展となる風間真悟の作品は、
ただ一途に坐ること。
袈裟の袂には携帯電話が忍ばせてあり、
卒塔婆の戒名はインクジェットプリンタで書かれる
現代の仏門に仕える僧侶として、七百数十年の時間をかけて設計された強靭な所作群と、
パフォーマンスアートとしての行為の重なりを自ら確認するために、ただ、坐す。
修証一如(しゅしょういちにょ:修行と悟りが同じであること)の精神を辿り、
いまを生きるアーティストとしての所在を探る。そして、ただ、坐す。

風間 天心 かざま てんしん (風間 真悟)
1979年 北海道生まれ。武蔵野美術大学大学院修了。
2009年に曹洞宗大本山永平寺より修行を終えて下山。
現在は北海道東川町 天真山東川寺にて「天心」の僧
名で僧侶として務める傍ら、アーティスト活動を行う。
www.kazama-shingo.com