冷え取り基本のき | スイングしなけりゃ意味がない!

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東京っ子の独身フォティ。
マイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズを
こよなく愛しております。
海外物流街道にずっと携われている幸せ者です。
映画と絵本も好き。
週末ランナーでもあります。

今回からしばらく、テーマを決めて書いてみます。


その名も「冷え取り健康法」。

おととしあたりから静かなブームになっている冷え取り。

いろいろな方がいろいろな体験談をネットで語られています。

万病に効くということですが、一番症例が多いのは、

心療内科と婦人科。

冷え取り始めてから妊娠しました!とか。

子宮を取ったんだけど、冷え取り始めてから50近いのに

再生した!とか。

うつが治った!とか。


その辺はいろいろあるようですが、このブログでは

あくまで私の体験談のみに触れてゆきます。

どなたかの参考になれば幸いです。


シンプルだけど奥の深い冷え取りについて、スタート~♪

(♪WANNA BE STARTIN' SOMETHING♪)


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そもそもは、新藤義晴医師(1923年生まれ、1948年大阪大学医学部卒)が

ご自分で試行錯誤をしながら編み出した健康法です。

新藤氏は当初、耳鼻咽喉科の医者でしたが、局所を診る西洋医学的な

検査や治療方法に限界を感じ始めたそうです。


病気の根本的な治療は、患部だけでなく、もっと人間全体を見なくては

いけないのでは?

そこで着眼点を東洋医学に向け、鍼灸や漢方などを試しながらの

治療をスタートしたそうです。


そうして少しづつ掴んだ答えが、以下の2点でした。


「頭寒足熱」

「腹八分目」


東洋医学の古典には、

「草根木皮(漢方など)、これ小薬」

「鍼灸、これ中薬」

「飲食衣服、これ大薬」

と書かれているそうです。

ということは、あまたある健康法の中でも、飲む、食べる、着るなどの

日常を正すことが最大の薬である、ということ。


「病気は自分でこしらえる。だから、自分で治す」


これが基本のきになります。


次に、冷えについて。

「冷え」と「冷え症」は違うのだそうです。


人間の体の生命維持のための臓器は大半が上半身にあります。

常に働いており、発熱器官になります。

一方、内臓が少ない下腹部や足元は、いつも体温が低くて冷えています。


東洋医学には、陰陽2種類の気が体内を循環していれば健康、

循環が乱れて滞ると病気になるという考えがあるそうです。

陰の気は下から上へ、陽の気は上から下へ流れる性質がありますが、

足元が冷たいと陰は陰のまま下へ。そうして気の巡りが悪くなると

血のめぐりも悪くなり、上半身と下半身とで上下温度差が出来て

しまいます。

その状態が「冷え」なのだそうです。

冷えがあると血管が縮んで血流が悪く、血行不良へ。

そして動脈から十分な血液がないと体全体に必要な

酸素や栄養分が供給されず、一方ではそういう部分に老廃物やらが

溜まってゆくことになるのだとか。

こうして細胞機能が鈍りだす→内臓機能もにぶる


→免疫力低下→潰瘍形成・・・とつながるのだとか。


また、食べ過ぎも内臓の消化吸収を悪く、内臓を疲れさせ、

内臓に毒素を試させてしまうのだそうです。


なので、

「下半身を温める」

「食べ過ぎないようにする」

ことが大事になるそうです。


この二つを正しく行うことで、内臓に溜めた毒素を排出したり、

毒素を溜めないようにすることが可能だ、ということを

突き止めたのだそうです。


非常にざっくりとした説明ですが、では、下半身を温めるというのは

どうすればいいか?


1)半身浴をする

2)服装で下半身を温める

3)良く噛んでゆっくり食べることで満腹感を得、

  食べ過ぎを防ぐことができる


この3点を日常生活で気をつけてゆきます。


そこで、新藤医師が編み出した具体的方法が以下とのことです。


1)の半身浴は、40度以下(37-38度が一番良い)のお湯に

最低20分、みぞおちから下に浸かること。

こうすることで体の芯から温まるのだとか。


2)の服装については、足裏を温めることが一番大事だそう。

足は体の毒がよく出る部位だそうなので、一番毒を排出

しやすい絹の5本指ソックスをはく。

風呂に入る以外、寝る時も履く。


本当にマジでやるのなら、4足重ねばきが基本だそうです。


4足は、はきくちのゆるいソックスを使用して、

①絹の5本指ソックス

②綿の5本指ソックス

③絹の先丸ソックス

④綿や毛(ここは化繊入りでも可)の先丸ソックス


これらを重ねて履くのが、一番毒が出やすいんだとか。


履き口がゆるい専門のソックスだから重ねられるんですね。


ただ、ひとこと大事な事を付け加えておきますと、

専門のソックスだからといって、新藤医師がマージンを取っている

ことはないそうです。

それを言ったら、半身浴や毒だし(解毒)、5本指ソックスという

言葉も本来オリジナルなのですが、別に商標登録はされてない

そうで、

「これ登録してれば今頃御殿が建ってます」だそうです。

あちこちの業者さん達が、この健康法にほれて作っているらしい。


ちなみに・・・私はここまでマジ履きしていないのでした(^^;)


当時、冷え取りがブームになっていて、これら専門ソックスが

どこのサイトでも半年先まで入手困難だった、ということが

一番大きな理由でした。

また、4足なんて洗濯も大変だし、靴のサイズだって全て

替えなくてはならない。

そこまでやると、「こんなにちゃんとやっているんだから、

絶対結果を早く出したい」っていう発想になってしまいがち。


自分の性格を考えても、出来る範囲で面白がってゆるくやった

方が良いのでは?と思いました。

ので、超ビギナーとしては

①絹の5本指ソックス

②綿もしくは毛(化繊混)の先丸ソックス


これらを欠かさず履くようにしました。

本当なら、夏は「素足にバレエシューズやサンダル」が大好き

だったんですが、まあ人体実験なので、ひたすら「実験」として

靴下を履き続けてみたのでした。


あとは、本気マックスならば、常に絹のレギンスも履き、

(夏でもです)寝るときは湯たんぽ。

靴下は4足以上なら10足でも15足でも!!!なんだそうですよ。


で、最後の3)です。

これは自分の経験から言って、1)と2)が出来てくると、自然に

適量が分かるようになってきます。

なので、あまり神経質にならず、どか食いと早食いにさえ

気をつけて、間食をせずに空腹状態を作るようにしていれば

大丈夫かと思います。


いえね、何せ1)と2)を始めてゆくと、下手に食べ過ぎると

大変な「毒だし」が始まってしまいますので、

いい加減懲りるんですね(^^;)

この「毒だし」についても追って書いてゆきます。


ということで、まずは基本のき、を書いてみました。


ではでは、また続きは今度~