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近くにあるのに、お邪魔したことがなかったフレンチのお店Restaurant Calme

普段とは違うところにいきたくなってまさに逸品店を発見の感激です。

お店は、ちょっと、わかりづらいところにあるのですが、柔らかい陽が、入り口のお花と丁寧に書かれたフレンチのメニューにさして、そこだけが優しくて上質の空気。

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まず、緑優しきスープがお目見え。

「お米と野菜がいろいろ入っています」

・・??ちょっと聞き逃してしまうと気づかない。スプーンですくうと、とろとろっとした感じで、それはポタージュじゃないですか?というとろみ。

口にふくむと緑のくさみは全くなく、多分知る範囲では、これは豆の味わい。

「あの・・何がはいってるんですか?」の質問に、優しい女性は、笑顔で、シェフのところまで聞きに行ってくださったのです。(ごめんなさい。ガラス越しに、シェフと彼女が話しているのがみえる・・。恐縮)

紙に書き留められて差し出された情報は7種の野菜。そして「お米なんですよ」という声。


味わいは、トローリ。あくまで自然な甘さ。

「時々これでは、物足りないとおっしゃる方もいらっしゃるんですが・・」

「ううん!!私は好きです!」

即答(*^^)v


「じゃがいものパンとバケットです」

じゃがいものパンといえば、数年前まだ米粉などが取りざたされる随分前、神戸屋パンでじゃがいものパンが美味しかった。ほのかな甘さがあってやわらかさが、小麦粉だけのパンとなにか違う。

もちろんこの小さな丸いパンは、その見た目のかわいさにマッチする、かわいい甘さ。(くるくるって感じ。あれ?下手くそだなああ表現が・・)


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そしてメインのカラスガレイのムニエル登場。上に置かれているのは素焼きのほうれん草。

カレイは脂がのって、とってもジューシー。むかーしおうちで食べた美味しかったカレイの味を思い出した♪

「ほうれん草にも、こだわりのピンク色のお塩だけなんですよ。シェフは、厨房も、いつもピカピカにしていて、素材も、あまりなく使う方なんです。ほうれん草もそのまま・・」


そうこのお店の野菜・お米はすべてステビア栽培。

※ステビアの濃縮液などを使ったステビア栽培で育てられた果物や米、野菜が甘くなるのは、別にステビアの甘さが移るわけではないようです。
 ステビアには土壌の悪玉菌を殺し、善玉菌を増やす作用があり、その結果、残留農薬なども分解し、肥沃な土壌ができます。その土壌で育った植物につく実はたとえばみかんならみかん本来の、米なら米本来のうまみを発揮し、病害虫にも強くなるため、農薬などもあまり使わずに育てることができ、また収穫後の実も腐りにくく、長持ちするようになります。

それはそれは素材の味がするはず。

野菜のスープには、

「ブロッコリー、かぶの葉、アスパラ、だいこんの葉、人参、カリフラワー&ステビア米」

が入っていたのだそう。

「捨てる部分なんてないんですよ。そんなことを大事にしています。」


は~。してやられた気分。

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フレンチのゴテコテソースはちょっと・・という方。ここは、行ってみる価値アリです。

オススメです♪

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RESTAURANT calme (カルム) RESTAURANT calme (カルム)