先日、とある講演会の席が空いたので来ませんか?と言われ、内容もそこそこに行ってきました。

前から気になっていたところでしたが、私には敷居が高いと思い、久しく忘れていたのですが、様々な分野の先生方のお話を聞いて驚きました。

分野を言うだけでも、細胞、農業、炭、陰陽、治癒療法など、まだ他にもたくさんの分野の方がいらっしゃったと思いますが、皆さん、共通して言えるのは目に見えないものを確信し、動いていらっしゃるということ。

どの人と話しても、言わんとしていること、大切にしていることが同じで、話さなくてもわかるというか、一言話すだけでも理解でき、敷居が高いと思っていた場所がホームグラウンドのように思うほどでした。

農業分野の方とお話した時に、木村農法などの無肥料・無農薬農法を当たり前のように実現されていて、どのくらいの収穫量で、販売先は?と伺うと、言ってもいいのかな? 例えば、びっくりドンキーで使われている大根とおっしゃっていました。

外食チェーン店で自然栽培の野菜が食べれるとは驚きました。
ドンキーの社長さんもすばらしいと思います。
素敵*\(^o^)/*
契約栽培であれば、栽培者の安心もはかれて、お互いに良いですよね。
チェーン店はあまり行かないのですが、今度びっくりドンキーに行こうかな(^^)


もう一人、ここで会えるとは!という方に会いまして、1年前になるでしょうか、たまたま入ったカフェの本棚から、迷わず手に取った本がありました。

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この本に出会うためにカフェに来たんじゃないかと思うくらい感銘を受けました。

ただの農法ではなく、昆虫・鳥・動物・微生物・カビ・植物…そして人間、全てのものが連鎖して循環して成り立っていることを農業からとらえています。

全ての生まれし命で、何一つとして無駄なものはなく、何一つとして特別なものや、秀でたものもなく、その中で自らの役割をこなしていること。



『土からできた草木を動物が食べ、体内の中に住む微生物(腸内細菌)が分解し、エネルギーをとった後のカスは排出され、自然界に住むハエや微生物によって分解される。

有機から無機に変わり水と合わさることにより、再び植物の中に入り、植物の葉から蒸留されたものは、再び雨となり土へと降り注ぐ』



宇宙全体からとらえた循環する考え方に共感します。

目に見えない微生物の活躍がどれだけあるか、
人間も腸内細菌が作り出す消化酵素で分解を担います。


不要なもの、不必要なものは何一つないこと、
草一本すら、その土地の菌をたくさん付け、堆肥になることを。


このような全体から考える人がどれだけいるのか。
役割がないものはなく、全員が必要で、必然という考え方を。

循環農法の基本であり、最大のポイントは
『草・虫・菌』

赤峰さんの、なずな農園ではとても大切に思う気持ちも込めて
『神草・神虫・神菌』
と呼んでいるそう。


こうなると、やはりナウシカや、もののけ姫の映画を思い出します。 
深いですよね、宮崎監督の世界って。


ここまでこの本に感銘を受けておきながら、著者の名前を覚えていなかったために、名前を聞いても、お顔を見てもさっぱり繋がりませんでした(^^;;

しかし、ニンジンから宇宙へという本を紹介された時に、この本は好きな方達の中では有名で、そこでやっと繋がりました(^^;;

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心にある3人の中の1人だったのに、本のタイトルと中身しか覚えていないという、自分の適当さ加減に呆れます(-_-)


赤峰さんから、発酵もいいけどね、あなた、

『農業をやれ!』

と言われましてね、やりたいのは山々ですが、まずはプランターから始めるとします(^^)


こうして、ホームグラウンドと思わせた各専門分野の人たちが集う会だったのですが、

この会に集まった人たちの共通する研究は


千島学説です。



皆さまに、心温まることがたくさんありますように*:.。. .。.:*・゜゚・*