またまた麹仕込み 3種

春休みで只今、帰省中です。
新しい発酵のお話ができませんが
実家の冷蔵庫にたくさんの麹があり、
何か作ってほしいとのことだったので
いつもの塩麹、醤油麹、甘麹を作りました。

大量の麹があるのはいいのですが

問題がありましてね、全部賞味期限が

3ヶ月ほど過ぎていました。

真空パックと紙袋に入った生麹。

麹好きとはいっても、使うのに少し迷います(^_^;)

でもね、賞味期限はあくまでも目安。

使えるかどうかは、五感で確認するのが一番ではないかと、言い訳も含めましてね、匂いと見た目で判断しました。

いつも発酵か腐敗かを見極めるのに一番の方法は、匂いを嗅ぐことです。

発酵ってカビの作用もあるので、麹菌のような独特なカビの匂いもありますが、だいたい嗅いでみて、2秒以上吸うことができたら、第一段階は大丈夫！

本当に腐敗しているのは、嗅いですぐ、1秒以内でノックダウンします(＞＜;)

第2段階は、見た目。ピンクや青、緑色のカビが生えていたら

それは腐敗の色なので、使えません。

さて、今回は真空パックは空気に触れず、冷蔵庫で低温保存をしていたので、まずは大丈夫、匂いも見た目もOK！

迷ったのが、紙袋に入っていたほう。袋をあけるのも少し勇気がいりましたよ～(~_~;)

しかし、袋の上から触った感じがパラパラしていました。

どうやら冷蔵庫の中でうまく水分が抜けて、乾燥麹みたいになっていました。

乾燥麹は常温でも1年は保存可能なものです。

とても感じが似ていたので、甘麹を作って菌が生きているか確かめることにしました。

発酵は温度・湿度・時間・環境によって変わってくるので、いつも最終的に自己責任と言われます。

賞味期限が過ぎたものは、みなさんの五感をフル稼働させてくださいね(^^)

写真で、トントントンと載せますね。

たくさんの麹たち♪

麹菌のいい匂いがします。ピンクなどのカビもなし。

醤油麹。空き瓶に麹を入れて、醤油を注ぎます。
常温で一週間。その後は冷蔵庫へ。
納豆にかけたり、煮物に使ったり、うま味調味料として使えます。

塩麹。塩と麹をよく揉んで、水を注いで常温に一週間。
握って形が残るぐらいまで揉むといいですね(^^)
太い指が写っていますわ(^_^;)

甘麹。今回は麹4合、白米1合で作りました。
ほとんど麹です。あまりにも麹が乾燥してパラパラだったので、先に麹が吸水する量を予測しました。その後、白米をまぜました。
炊飯器に入れた時は、チャーハンのような感じでしたよ。

１時間後も、まだパラパラで水を入れたくなりましたが、麹の糖化作用を信頼しましたよ(*^^*)

７時間後、完成してくれました。
麹の甘味もちゃんとでていました。麹菌が生きていて良かったです♪

今日も素敵な一日となりますように☆彡