御本堂のお参りを済ませ、奥の院がある山頂へ。

 

ロープウェイで向かいます。

(往復¥1,350)


 

山脈の向こうに富士山が見えます。


 

駿河湾へと流れる富士川。


 

7分で標高1153mの山頂に着きます。

 

富士山に向かって"みのぶ饅頭"を。


 

こんなものも…

 

 

奥の院はロープウェイ駅からすぐ。


 

正面に札所や休憩所があります。


 

左手に日蓮聖人像。


 

故郷の房総半島を遥拝する御姿だとか。

 

仁王門へと続く石段の両側に日蓮聖人お手植えの杉がそびえています。

 

左側の"御母妙蓮尊尼"杉。


 

右側の"御父妙日尊儀"杉。


 

他にもお手植え杉が2本あります。

 

ここ奥の院思親閣は、その名の通り、"親を思うお堂"という意味。

 

日蓮聖人は身延山で過ごした9年弱、この峰に登り両親や師匠の供養をしていたそうで、寺名はその事に由来します。


 

父と母を想う杉。

 

私の両親は70代を前に他界しました。

 

曇り空の山頂でぽつんと独り、

 

両親や祖父母を想い、何だか、無性に空虚な気分に…

 

今も地上から想っている、その想いが伝わればいいのに…

 

仁王門。


 

祖師堂。


 

麓と一転、空は雲が覆い、気温もぐっと下がってひと気も無く、物寂しい境内。


 

線香に火を灯し、お参りをして、境内の裏手へ。




 

杉並木を進んで行くと、七面山展望台に着きます。

 

 

雲の切れ間から射し込む天の光。


 

微かに響く鳥の声を除けば、完全に無音の世界。

 

暫く佇んで…

 

下山する時間です。

 

ロープウェイで麓に戻り石段を下ります。


 

最後に日蓮聖人の御廟所へ向かいます。

 

石段の途中に。

 

 

頑張れキノコ!

 

続く