隋神門をくぐると、

広々とした境内に真っ直ぐ伸びる参道。

雄大な弥彦山を背後にして、社殿が鎮座しています。

一日目の夕方。

 

拝殿

(国登録有形文化財)

<御祭神>

天香山命
(アメノカゴヤマノミコト)

 

瓊瓊杵命と供に天降った、天照大神の曾孫にあたる神様です。

別名、高倉下命。
(タカクラジノミコト)
 

天香山命は天孫降臨の後、紀州熊野に住んだと伝わります。

 

その後、神武天皇から越後開拓の勅命を受けて、弥彦山の東の麓に住み、国造りをしたそうです。


*二日目の朝

 

弥彦に泊まったので、3度お参りする事が出来ました。

やはり、その地に泊まるのが一番。

特に、早朝のお参りが出来るのが最高。

*二日目の午後、雨の中


彌彦神社では、神様に御神饌(米・酒・塩等)を捧げる"御日供祭"という祭事があるのですが、一般の方も参列出来るそうです。
(朝6:50に社殿前集合です)

次回は参列してみたいですね。
 

 

荘厳で優美な社殿は大正5年の再建で、今年がちょうど再建・遷座100年。

 

 

社殿から隋神門を。



ところで、

 

天香山命(高倉下命)ですが、「古事記・日本書紀」には、神武天皇が東征の折り、熊野で邪神の毒により一行が危機に陥った際、武甕槌命(鹿島神宮の御祭神)より授かった霊剣"布都御魂剣(石上神宮の御神体)"を振りかざし、窮地を救ったとあります。

 


各地の神様が色々な伝説の中で繋がっていますね。



宿でも頂いた弥彦のお酒、"こしのはくせつ"も奉納されていました。

 

瑞垣の向こう、御本殿がチラリと。




御朱印・御守り


お参りを済ませて、境内散策です。

おまけ。
 


高さ30.16mの日本一級の大鳥居。
(2010年の秋、車中から)

続く
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