3月の鉱工業生産、6カ月ぶりプラス | 茅場町への小さな旅

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「3月の鉱工業生産1.6%上昇 6カ月ぶりプラス

 経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100)は70.6となり、前月に比べて1.6%上昇した。生産がプラスに転じるのは昨年9月以来6カ月ぶり。金融・経済危機の影響などで大幅な生産減少が続いていたが、電子部品や一般機械が在庫調整の進展などを受けて増産に転じた。ただ生産の水準は低く、依然として力強さはない。

 3月の生産指数は市場予測の平均(前月比0.9%上昇)をやや上回った。1―3月期では前期比22.1%低下。1、2月の大幅な落ち込みが響いた。

 企業は昨秋から大幅な減産を実施してきたが、「局面は変わってきている」(経産省)という。経産省は生産の基調判断を「停滞している」として、昨年11月からの「急速に低下している」から変更した。(12:01) 」