回答ありがとうございます。
参院選候補者へのキャバユニからの質問
とあわせてご覧ください。
山添拓

<以下テキスト>

 2016年6月30日

 ご回答

          参院選東京選挙区候補者(日本共産党公認)
                    山添拓(弁護士)

ご質問ありがとうございました。
キャバクラやスナックなど「水商売」で働く方々も労働者であり、労働基準法をはじめ労働法制に基づく権利が保障されなければなりません。社会保険に加入できない、協定もなしに様々な名目で賃金から天引きされる、事業者の対応が原因で失業保険が受けられないなどは、あってはならないことです。
 こうした状況を改善すべく、みなさんが労働組合を結成され、活動されていることに敬意を表明するとともにm、その活動がいっそう発展されることを願っています。
 私は、弁護士として過労死事件にとりくみ、この間、ブラックな働き方の根絶をめざし、500人を超える方々と街頭労働相談を行ってきました。それをふまえ、退社から次の始業まで最低11時間のインターバルを義務付ける、サービス残業が発覚した場合は残業代を2倍にするなど「ブラック企業・バイト規制法」を提案しています。
 「水商売」で働く方々の権利と生活を守る問題でも、みなさんとともに、具体的におきていることの解決に取り組んでいきたいと思います。
 事業者が労働法制を守るように行政からの啓発・指導をつよめることや、ダブルワークなど2ヶ所以上で働いた場合も、週20時間の労働の要件を満たせば雇用保険が適用されるようルールを改正することなど、行政指導や法律・ルールの強化にも力をつくします。
 働く者の権利と生活を守るために、ともにがんばりましょう。
                           以上