Yahoo!に若干の動き? | CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

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すでに、いくつかのブログでもエントリーされていましたが、
3月31日からYahoo!が小規模~中規模な動きをしている模様です。

弊社でも、モニタリングしているキーワード、URLのいくつかに比較的大きな変動が見られました。

今回の動きの特徴としては、
通常時よりもやや大きく動いているものが多いこと。
例えば、それまで15位くらいにいたものが8位くらいなったり、
25位くらいにいたものが40位くらいになったりと、
インデックスアップデートほどは動いていないけれど、
通常よりは大きく動いている
というものが多いように思います。

もうひとつは、フィルター(所謂TDP等)がかかったり解除されたりしているもの。
圏外から1ページ目へ、もしくはその逆というのが、
比較的少数ではあるものの存在していました。

Yahoo!がインデックスアップデートである、アルゴリズム更新であると発表している以外でも、
微小なアルゴリズムの入れ替えというのはGoogle同様に当然存在しているはずであり、
その影響でランクが変動するということはあり得ることです。
それが今回のようにやや規模が大きくなることもあれば、
ほとんど気付かない誤差の範囲だと片付けてしまうこともあるということです。

SEOで特に「ランク」ということを気にしているのであれば、
Yahoo!側が発表しようが、しまいが、
敏感に動きを感じ取る必要があるのかもしれません。
積み重なる変化にも目を向けるべき として過去にアップしましたが、
一日単位など短い時間間隔だけでなく、一週間、一ヶ月といった単位でも、
動きをおう必要があるでしょう。

本来であれば、小さな検索エンジンの変動にはびくともしないようなサイトなり通常トラフィックなりを確保しておくのがベストです。
多少のアルゴリズムの変動ではランクが動かないオーソリティあるサイトのようになるには、
どうしてもサイトの本質部分の強化が必要ですし、
アルゴリズム変動の影響が最小限に留まるほど、
通常様々なルートでトラフィックを稼げるとうなサイトならなおさらですが、
時間をかけてこのようなサイトを目指すというのが本来の姿ではあると思います。

今後、SEOの概念をランクからトラフィックというところにさらに広げて解説していければと思っています。
また、今回の変動の内容も詳細分かり次第ご報告したいと思います。

【木村 賢】