こんにちは。ピグワールドでFlashデベロッパーを担当している金原です。
今回は2012年の11月下旬にリリースされたピグワールドと、その開発体制などをご紹介させて頂きます。

ピグワールドについて

ピグワールドピグライフピグアイランドピグカフェに続く、第4のゲームとしてリリースしたピグの街ゲームです。
住宅やショップなどを建て、ピグともを住民にして自分好みの街を作ることができます。

ワールド画像3


ピグワールドの楽しみ方

ピグワールドは街の人口を増やし、街を発展させることが目的になります。
街の人口を増やすことで、新しい建築物が建てられるようになり、より自分好みの街にすることができます。


住民に挨拶したり、住民のお悩みを解決してゲットできるスマイルポイントを使い、家をレベルアップさせて人口を増やす事もできます。


ゲームを進めて、人口を増やせば上のような素敵な街ができます。
この他にも住民に服をプレゼントして、着せ替えしたり、デコレーションで街を彩ることもできます。皆さんもぜひピグワールドで自分好みの街を作ってみてください。

ピグワールドの開発体制

ここからは少しだけピグワールドの開発体制とリリース前とリリース後のお話をしたいと思います。

現在のピグワールドの開発はデザイナー2名、デベロッパー3名、エンジニア4名のメンバーで行っています。
また、その他にもプロデューサー、プランナー、イラストレーター、CSが在籍しています。

開発は基本的に以下の流れで進めます。
仕様決め ➡ デザインと設計 ➡ 実装 ➡ テスト ➡ リリース

[仕様決め]
仕様を決めるため担当者でミーティングを行います。
そこではデザイン案、機能の仕様、機能の実現の可否などを話し合います。
ミーティングでは職種は関係なくアイデアや意見を出します。

[デザインと設計]
仕様をもとにデザイナーはデザインを行い、デベロッパーとエンジニアは設計を行います。
ここで、不明な点があれば担当者で話し合いを行います。

[実装]
仕様とデザインをもとにデベロッパーとエンジニアで実装を行います。
ある程度完成したら、デベロッパーとエンジニアで繋ぎ込みを行います。

[テスト]
実装が終わったら、今度はテスト環境で問題がないかをチェックします。
ここで不具合があれば、修正を行い、再度テストを行います。

[リリース]
不具合がないことを確認し、リリースを行います。
また、リリース後も不具合がないか?ユーザーの反応はどうか?等を確認し対応を行います。

これが基本的な開発の流れになり、期間は大体1週間~2ヶ月になります。

リリース前

リリース前はゲームの基盤や基本的な機能の開発を進めます。
同時にデザインをチェックするためのツールや、NPCの住民をつくるツールなども制作します。

そして、β版が完成したら一部のユーザーにテストプレイしてもらい、意見を頂きます。
その後、意見を参考に機能の追加や改善を行い、ゲームを仕上げていきます。
もちろん、自分たちで実際にプレイして改善点を見つけたりもします。

以下はβ版の意見を参考に改善した一部です。
・エリアが広く建物の描画に時間がかかるため、描画方法を改善
・人口の増加によって配置できる建築カタログを追加
・建物の上にでるアイコン、住民のおしゃべりのOn/Off機能の追加
・道路の上にデコレーションの配置をできるようにする
・もっと使い易いようにUIの変更

上記以外にも大きい仕様変更から小さな改修まで多くの実装を行いました。

リリース後

リリース後はイベントの運用と共に、新機能の追加や改善などを行います。
リリース前とは異なり、既にユーザーが遊んでいるため不具合を出す事は避けなければなりません。

以下はリリース後2ヶ月でリリースした機能の一部です。
・ユーザー同士でギフトを交換できる機能
・住民がプレゼントを持って来てくれる機能
・新しいログインボーナス機能
・お気に入り機能

このようにユーザーが飽きないための施策や機能改善を行っています。

また、ピグワールドでは自分たちで改善案を出す場を設け、ユーザーにもっと楽しんでもらえるように改善しています。

最後に

リリース前もリリース後もやることは沢山ありますが、ピグワールドを長く遊んで頂けるように
メンバー一丸となって今後も開発を行っていますので、今後のピグワールドにご期待ください。

ピグワールド
http://world.pigg.ameba.jp/