六甲山トレーニングジム・猪付き | C5552のブログ

C5552のブログ

ブログの説明を入力します。

今週末は土曜が好天ベストと見て、とりあえずアウトドアを企画したのだが、前夜または当日早朝から出発するのが大変なので、また、丸一日取られるというのも未読その他やるべきことも気になり等々勘案し、鉄道駅からアプローチできる、近い、コースもコンパクトでサクッと行ける、できれば下山場所に立ち寄り湯がある、等々勘案した結果、今まで意外に行っていないがこれぞすべての条件を満たすところがありました。

…以上を、今日6時に目が覚めてから1時間で決定、それから装備をとまとめて出発という、これまででもっとも直前に企画決定した山行となった。

これまでの記憶では、純粋に歩いて登ったのは1回だけの六甲山、しかも芦屋から最高峰経由有馬へ抜けるハイライトコースとした。阪急芦屋川駅(標高30mくらい?)から931.3mまで登り神戸電鉄有馬温泉駅350mまで降りるが、コースタイムは4時間少々で、歩行距離の割にアップダウンがきついような。

行ってみると、最初は結構急な坂で周辺は超高級住宅(庭の一角の広い駐車スペースに外車が2~3台雑然と停めてあったり)が続き、続いていきなりロックガーデンと称する急な岩場があったり、ゴルフ場を横切ったり、登山道としてはなかなかバラエティに富んでいる。が、暑い。すぐに汗だくとなる。下山地に一級の温泉(有馬)があってよかったと思ったが、さすがにズボンの替えを持ってきておらず濡れたズボンで帰りの電車に乗るのかと後悔した。

ともかく、大都会間近でバラエティ豊かな本格的な急坂アップダウンコースなので、登山者の多くがいわゆる加圧式のトレーニングパンツ(マリナーズのイチロー選手がCMモデルのあれ?)着用で、しかも歩行速度が異常に速く、競歩、小走り、果ては自転車で岩場も階段もなんのその!、といった、先日の石鎚山以上にアウトドアのトレーニングジムのような雰囲気。小生は下りが遅いので追い抜かれるのはいつもどおりだが、上りもやたら追い抜かれ、見ると若者ばかりでなく結構な年配者もいて、ただただその元気さに驚かされる。(以前にも書いたようなフレーズです。)狭い六甲そんなに急いでどこへ行く。

一方的な上りではなく、途中いったん谷間に下ったりしたので、上りの累積標高差は1000mくらいに達するのでは。その谷間に下ったところの川岸で昼食中、それまで至る所に注意看板のあった猪が本当に出てきて、おずおず食べ物を欲しそうな気配だったが、そこは毅然と追い払った。中型の犬くらいの大きさで、危害を加えそうなのではなかったが、やはり今年は大量遭遇の年なのだろう。猛暑で食用の木の実がないのは気の毒だがね。

毎度の頂上記念写真を


C5552のブログ
PHOTO:六甲山最高峰



下山した有馬温泉はすでに夕闇が迫り、土曜とあってどこの旅館も大賑わいのようで、立ち寄り湯の有馬温泉会館(金泉が引かれていた)も結構混雑していた。この温泉に浸かるのは初めてではないだろうか。濃い茶色の熱めの湯で、日本3名湯のひとつ、下山後の帰り道温泉としては申し分ありません。六甲山トレーニングジム効果により78.6kg。