先日いつものように部長と仕事についての打ち合わせをしていました。
来年、認知症棟に戻ってみないかとの打診です。
そっこう断りました。
いま一般棟での人材育成に力を入れている事。
その中でいずれ認知症棟でも十分に通用する職員が数名おり、その職員に色々な認知症介護においての知識や、根拠に基づいた介護について学んでもらっている事。
それが楽しくて今は異動したく無いですと断ったばかりなのです。
何よりも一般棟の職員は超優秀な職員ばかり…
私の手の届かない場所まで、背中を掻いてくれるような職員が多いのです。
これ!やっておきました。
これ!私がやっておきます。
そんな職員が多いのです。
私からしてみれば凄くありがたいし、一緒に仕事していても楽しく無いわけがありません。
またいつの間にか、難しい認知症の利用者も一般棟で対応することが増えました。
入所して間も無い利用者は、一時的に一般棟で受け入れることがたまにあります。
そこでやっぱり一般棟では対応が難しいと判断したケアマネが、認知症棟に転フロアする流れとなるのですが、私は一般棟でも対応できると言うことも最近はあるのです。
認知症介護は一般棟では無理と言いたく無いのが私の本音…
それと難しい認知症の利用者も対応できる職員が多いと思っています。
でも自分が認知症介護がやりたくて断らないわけでは無いです。
実際私はあまり利用者と関わることは少ないですし、重きはマネジメントの方が今はメインになっていますから。
BPSDが顕著な利用者が増えれば、それなりに対応に困ることが増えるのは当たり前。
認知症利用者に対応するコミュニケーション技術や、認知症介護に対する考え方も多少は必要になってきます。
だからと言ってそれらの技術や知識を一から教えている訳では無いのですけど😅
でもそこで気づいたのは、認知症棟の職員より、自分のフロアの職員の方が
認知症介護に向いているんじゃないかな〜と。
元々、認知症介護に適した職員を認知症棟に集めたんじゃ無かったっけ?
今のフロア職員は、ある程度の認知症介護でのヒントを与えるだけで、自分で考えて実践してくれる職員が多いです。
まあ〜、私が育成していると言うよりも、ヒントさえ有れば、皆んなで協力して考えてくれています。
これ!私からしたら今までありえないことでした。
一年半?くらいかけて、やっと自分のフロアの職員の凄さに気づいた私も
どうかと思います。
(だからと言って自分の認知症に対する熱が復活したわけでは無いのですが)
もう少し、この職員たちの成長を見ていたいですね。
それに今は以前ほど仕事人間ではありません。😩