ほら 眩しかったんだろう
心まで焼けただろう
闇に 慣れ過ぎてた目に
もう 誰の声も届かず
誰にも触れられずに
強く噛みしめるもの
混ざり合う 鳴き声には
過去罵る 獣の嘆き
幾度も曝されて
疑問をばら撒いて
その体は 今も小さく
震えているのかい
歩みを止めず
ほら 最後のあぶくは
吐き出してしまった
街の底に住む魚たちを
浮き上がることもなく 沈むことさえもない
光遠ざけるもの
悴んだその手を伸ばす
先さえも未来とは呼べない
歩き続けるのか 感情を眠らせて
その一歩は 何も変えちゃくれないのに 嗚呼
その傷は 遠くから やって来たんじゃないよ
君自身だ
傷は 忘れない
いつか 踏み入る場所の
冷たい記憶
悴んだその手を伸ばす
先さえも未来とは呼べない
歩き続けるのか 感情を眠らせて
その一歩は 何も変えちゃくれないのに 嗚呼
その傷は 遠くから やって来たんじゃないよ
君自身だ
傷は 忘れない
いつか 踏み入る場所の
冷たい記憶
傷に 傷を重ね
歩け
見ててあげるから
始まりの叫び 終わらない叫びを
ここで