ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

ver.5 - 洋楽チャートをデータと共に

過去と現在の洋楽シーンをチャートデータをもとに紹介するページ(週一更新予定)


Billboard Chart 4/27

Single Chart


1(2) : Too Sweet / Hozier
2(1) : Like That / Future,Metro Boomin & Kendrick Lamar
3(3) : Beautiful Things / Benoson Boone
4(4) : Lose Control / Teddy Swims
5(5) : Texas Hold'em / Beyonce
6(7) : Lovin On Me / Jack Harlow
7(-) : Espresso / Sabrina Carpenter
8(8) : We Can't Be Friends(Wait For Your Love) / Ariana Grande
9(10) : Stick Season / Noah Kahan
10(15) : Saturn / Sza


アイルランドはWicklow出身のソングライターHozierの「Too Sweet」が1位に輝いています。2013年の「Take Me To Church」(全米2位)を超えて初の全米1位獲得となりました。アイルランド出身アーチストの全米1位獲得はGilbert O'Sullivanの「Alone Again(Naturally)」、U2の「With Or Without You」「I Still Haven't Found What I'm Looking For」、Sinead O'Connorの「Nothing Compares 2 U」に続く5曲目で、男性ソロアーチストとなればGillbert O'Sullivan以来となります。Hozierはシングルヒットこそあまり出なかったもののライブなどで人気があり、アルバムは常にヒットしていました。「Too Sweet」は暴食をテーマにしたもので、軽快なベースのリズムとソウルフルな曲はリリースされるとStreamingsを稼ぎ、世界中でヒットとなっていました。今週のStreamingsは35.6Mで1位、Digital Salesは6,000枚で3位、Radio Airplayは14.1Mでした。ラジオフレンドリーな曲のため、かなりのロングヒットが予想されます。


Too Sweet / Hozier

7位にはペンシルバニア州Quakertown出身の女優、シンガーSabrina Carpenterの「Espresso」が入っています。ギターで刻むリズムが心地良いディスコナンバーで、なんとSpotifyではHozierを抜いています。ここで一気にブレイク、Taylor Swiftの嵐の後には1位獲得となるかもしれません。Streamingsは19.8M、Digital Salesは4,000回、Radio Airplayは5.1Mでした。


Espresso / Sabrina Carpenter

■ 来週の1位はTaylor Swiftでしょう

おそらくこれまで見たことがない景色があるかもしれません。ひょっとして40位の中で31曲が占めるようなことがあるかも。アルバムの初動はMidnightsや1989(Taylor's Version)を超えてきそうです。

12(16) : I Like The Way You Kiss Me / Artemas
21(26) : Feather / Sabrina Carpenter
22(-) : We Still Don't Trust You / Future,Metro Boomin & The Weeknd
27(48) : Gata Only / Floyymenor × Cris Mj
28(32) : Austin / Dasha
29(41) : Where The Wild Things Are / Luke Combs *
30(36) : ActⅡ Date@8 / 4Batz f. Drake
32(39) : Yeah Glo! / GloRilla
36(-) : A Bar Song(Tipsy) / Shaboozey
38(44) : Where It Ends / Bailey Zimmerman *
39(-) : Red Leather / Future,Metro Boomin & J.Cole
40(46) : Paint The Town Red / Doja Cat *
* Top40再登場

22位と39位にはアルバムチャート1位のFuture,Metro Boominによる曲が入っています。22位「We Still Don't Trust You」はThe Weekndとの共作ということもあり80年代シンセサイザーポップスなメロディがいい感じです。何とは言えませんがどこかで聞いたようなバックトラックが素晴らしいです。


We Still Don't Trust You / Future,Metro Boomin & The Weeknd

27位にはチリのシンガーFloyyMenorとChris MJ(Christpher Alvarez)とのレゲトンナンバーがTiktokで人気となり登場しています。


Gata Only / Floyymenor × Cris Mj

36位にはバージニア州Fairfax出身のカントリーシンガーShaboozeyの「A Bar Song」が入っています。ShaboozeyはBeyonceのアルバム『Cowboy Carter』で2曲コラボしていて、カントリーとR&B Hipホップのムーブメントの流れでヒットしています。


A Bar Song(Tipsy) / Shaboozey

Streamings Songs #1 : Too Sweet / Hozier 35.6M
Digital Sales #1 : A Bar Song(Tipsy) / Shaboozey
Radio Airplay #1 : Lose Control / Teddy Swims 69.9M

Album Chart(Units/Sales)

1(-) : We Still Don't Trust You / Future & Metro Boomin 127,500/2,500
2(1) : Cowboy Carter / Beyonce 99,000/?
3(4) : We Don't Trust You / Future & Metro Boomin 83,000/?
4(5) : One Thing At A Time / Morgan Wallen 71,000/?
5(8) : Stick Season / Noah Kahan 51,000/?
6(-) : Papercuts / Linkin Park 44,000/20,500
7(6) : Fireworks & Rollerblades / Benson Boone 43,000/?
8(10) : SOS / Sza 40,000/?
9(11) : Dangerous The Double Album / Morgan Wallen 40,000/?
10(7) : Eternal Sunshine / Ariana Grande 40,000/?

30(-) : To The Limit Essential Collection / Eagles

Future とMetro Boominの『We Still Don't Trust You』が1位に輝いています。『We Don't Trust You』の続編アルバムで、Futureにとって10枚目の全米1位となりました。


■ 全米アルバム1位獲得ランキング
 

1: Beatles 19枚
2: Jay-Z 14枚
3: Drake 13枚
  Taylor Swift 13枚
5: Bruce Springsteen 11枚
  Barbra Streisand 11枚
   Kanye West 11枚
8: Eminem 10枚
  Future 10枚
   Elvis Presley 10枚

6位にはLinkin Parkのベストアルバム『Papercuts』が登場しています。Top10内としては11枚目を記録しています。
 

UK Chart 4/26

Single Chart


1(-) : Fortnight / Taylor Swift f.Post Malone
2(1) : Too Sweet / Hozier
3(-) : The Tortured Poets Department / Taylor Swift
4(-) : Down Bad / Taylor Swift
5(6) : Espresso / Sabrina Carpenter
6(2) : Beautiful Things / Benson Boone
7(3) : I Like The Way You Kiss Me / Artemas
8(4) : Lose Control / Teddy Swims
9(5) : Texas Hold'em / Beyonce
10(7) : Austin / Dasha

14(-) : Push Ups / Drake
21(33) : Good Luck Babe / Chappell Roan

Taylor SwiftとPost Maloneの「Fortnight」が1位に輝いています。Taylor Swiftにとっては「Look What You Made Me Do」「Anti-Hero」「Is It Over Now(Taylor Version)」以来の4曲目の全英1位獲得となりました。Post Maloneにとっては「Rockstar」以来2曲目の全英1位となっています。
このコンビネーションは意外!と思った人も多かったと思いますが、Post Maloneとのハーモニーが美しく、ミッドテンポのメロディも素晴らしいナンバーです。


Fortnight / Taylor Swift f.Post Malone

Taylor Swiftでは1アルバムで3曲の縛りのため3位「The Tortured Poets Department」、4位に「Down Bad」が入っています。どの曲もTaylorらしいリリックとメロディでヒット性が高いのですが、特に「Down Bad」はサビまでの展開が素晴らしく、ロングヒットになる可能性があります。


Down Bad / Taylor Swift

Album Chart


1(-) : The Tortured Poets Department / Taylor Swift
2(-) : Dark Matter / Pearl Jam
3(2) : Cowboy Carter / Beyonce
4(6) : The Highlights / The Weeknd
5(-) : UB45 / UB40
6(7) : Guts / Olivia Rodrigo
7(9) : Stick Season / Noah Kahan
8(15) : 50 Years Don't Stop / Fleetwood Mac
9(36) : Rumours / Fleetwood Mac
10(14) : Gold Greatest Hits / ABBA

15(-) : Best Of / Bruce Springsteen
32(-) : Live From Gorilla / The 1975
39(-) : Waiting In The Sky / David Bowie

Taylor Swiftの『The Tortured Poets Department』が1位に輝きました。これで12枚目の全英1位獲得となりましたが、Madonnaと並んでいます。初動は270,000 Unitsで、Taylor Swiftの『Midnights』204,000 Unitsを超えてきました。
ちなみにUKの初動で1位はAdeleの『25』の800,000 Units。2位はOasisの『Be Here Now』の696,000枚。3位がEd Sheeranの『Divide』670,000 Units。

■ Taylor SwiftのUK Album 1位


1: Red 2012
2: 1989 2014
3: Reputation 2017
4: Lover 2019
5: Folklore 2020
6: Evermore 2020
7: Fearless (Taylor's Version) 2021
8: Red (Taylor's Version) 2021
9: Midnights 2022
10: Speak Now (Taylor's Version) 2023
11: 1989 (Taylor's Version) 2023
12: The Tortured Poets Department 2024

UK No.1 Album 枚数ランキング


1: Beatles 16枚
2: Rolling Stones 14枚
  Robbie Williams 14枚
4: Elvis Presley 13枚
5: Bruce Springsteen 12枚
   Madonna 12枚
   Taylor Swift 12枚

2位にはシアトルのロックバンドPearl Jamの『Dark Matter』が入りました。Pearl JamにとってはUKアルバムチャートの最高順位となっています。


5位にはBrimingham出身のレゲエグループUB40の21枚目のアルバム『UB45』が入っています。UB45というタイトルは第一次世界大戦で作られたドイツの潜水艦からつけられています。

Fleetwood Macの『Rumour』が新しいPicture Discが発売されたことで9位に再浮上しています。
 

Ver.5サイトが選ぶポップミュージック名曲選 80,90年代編 4


よくあるロックの名曲ではなくて、ポップミュージックの名曲を当サイトが厳選して紹介しています。選曲は全米Top5に入った曲はそれだけで名曲で、膨大なリストとなるため外しています。
70年代までの100曲編と80年代、90年代編は名曲としての意味合いが変わってきます。80年代頃からは幅広い音楽に触れる機会が増えたことで、様々な音楽を取り入れたり過去の音楽を再構築することが増えていきます。またシンセサイザーの普及で簡単に電子機器で音楽を作ることができるようになります。90年代頃には音楽の一部をサンプリングするラップミュージックが流行しました。
ということで今からだいぶ過去の音楽ですが、それでも色あせないポップミュージックの美しいメロディの世界をぜひお楽しみください。
80年代から90年代末までで100曲の3回目です。

Super Freak / Rick James 81

ニューヨーク州Buffalo出身のシンガーソングライターRick Jamesの81年に全米16位を記録したナンバーです。78年から毎年アルバムをリリースしてヒットさせる天才アーチストRick Jamesが最も成功したアルバム『Street Songs』からのシングルです。ディスコティックで耳なじみのよいメロディは時を超えて、89年にMC Hammerがこの曲をサンプリングした「U Can't Touch This」(全米8位)が大ヒットしヒップホップブームを牽引することになり、2022年にはNicki Minajが「Super Freaky Girl」で全米1位を獲得するなど、聞き継がれています。

Forget Me Nots / Patrice Rushen 82

 

カリフォルニア州ロサンゼルス出身のシンガーソングライターPatrice Rushenの82年に全米23位、全英8位を記録した曲です。Patrice RushenはTop40ヒットがこの曲だけで、アルバムも『Straight From The Heart』(全米14位)が目立った活躍ですが、インストゥルの名曲「Number One」を作曲するなど優れたソングライターでした。「Forget Me Not」はうねるようなベースラインが心地良いダンストラックで、Will Smithが「Men In Black」(1997年全英1位)、George Michaelが「Fast Love」(1996年全米8位)でサンプリングしています。

A Night To Remember / Shalamar 82

 

Jody Watleyが所属しているカリフォルニア州ロサンゼルスのR&BグループShalamarの82年に全米44位、全英5位を記録した曲です。Shalamarには「The Second Time Around」(全米8位)や「Dancing In The Sheets」(全米17位)といったヒットがありますが、チャート順位以上にクラッシックとして聞き継がれているのはこの曲です。バックのギターのリフのメロディが中毒性がある曲で、UKのボーイズグループ911(全英38位)やLiberty X(全英6位)によってカバーヒットされています。

Walkin Into Sunshine / Central Line 81

 

ロンドンで結成されたR&BバンドCentral Lineの82年に全米84位、全英42位を記録した曲です。チャートヒットでは目立った記録はありませんが、シンセサイザーの刻むファンキーなメロディラインはインパクトがあり、George Michaelの「Shoot The Dog」などや、LL Cool Jなどラップのサンプリングの定番として今もなお聞き継がれている隠れたポップスの名曲です。

Genius Of Love / Tom Tom Club 81

アメリカはニューヨークで結成されたTalking HeadsのサイドプロジェクトTom Tom Clubの81年に全米31位、全英65位を記録した曲です。邦題は「おしゃれ魔女」で、軽快なシンセサイザーのメロディとコーラスが独特です。80年代後半からのヒップホップラップでのサンプリングの定番で、有名なものとしてはMariah Careyの「Fantasy」(1995年全米1位)、Lattoの「Big Energy」(2021年全米3位)があります。

Be Alright / Zapp 81

 

オハイオ州Daytonで結成されたFunkバンドZappの81年に全米R&Bチャートで26位を記録した曲です。チャート上では目立った記録は残っていないものの、切ないメロディラインにイントロのアレンジは90年代に入ると2Pacの「Keep Ya Head Up」(1993年全米12位)、H-Townの「Knockin Da Boots」(1993年全米3位)などにサンプリングされる定番ソングとなり存在感を出しています。今回は選に漏れた「Computer Love」などZappやそのボーカルRogerはボイスチェンジャーを使った初期のアーチストとして再評価されています。

Stay With Me / Debarge 83

 

ミシガン州Grand Rapidsで結成されたファミリーグループDeBargeの1983年のアルバム『In A Special Way』(全米36位)に収録されている曲です。Debargeはサンプリングの定番を数多く生み出していて「A Dream」や「I Like It」も有名ですが、なんと言っても「Stay With Me」はNotorious BIGが「One More Chance」(1995年全米2位)、Ashantiが「Foolish」(2002年全米1位)を始め数多くのヒットに使われていて有名です。切なくも美しいメロディラインのループが心地良い。

Rock It / Herbie Hancock 84

 

イリノイ州シカゴ出身のJazzミュージシャンHerbie Hancockは「Cantaloup Island」や「Watermelon Man」など数多くの名曲を生み出している伝説的なアーチスト。1984年にはレコードをこするHipHopの定番でもあるスクラッチノイズを使った「Rock It」で全米71位、全英8位のヒットを生み出しています。ロボットのような彫刻が人間の家庭を描いたPVもまた話題でした。日本のバラエティ番組でメロディが使われるなど一度は耳にしたことがある定番のヒップホップです。

Between The Sheets / Isley Brothers 83

 

オハイオ州Cincinnatiで結成された兄弟グループThe Isley Brothersは1959年から今もなお活躍する伝説的なアーチストです。60年代にはBeatlesのカバーで有名な「Twist & Shout」が全米17位のヒット、70年代には「That Lady」が全米6位のヒットを記録するなど活躍しています。80年代は「Between The Sheets」が全米101位、全英52位と目立ったチャート記録は残っていないものの、メロウなサウンドは90年代に入って脚光を浴びてR Kellyのダウンロウサウンドのオリジンとして注目を集めました。サンプリングの定番ですが、有名なものはDa Bratの「Funkdafied」(1994年全米6位)、Notorious BIGの「Big Poppa」(1994年全米6位)がヒットしています。

Through The Fire / Chaka Kahn 84

 

イリノイ州シカゴ出身のChaka KahnはファンクグループのRufusを含めて数多くのR&B名曲を生み出していますが、この曲は全米60位、全英77位という目立った記録は残っていないものの今では80年代を代表するR&B(当時はこのような曲をQuiet Stormと呼んだ)の名曲として知られてます。作曲プロデュースはDavid Foster。Chakaの熱唱に完璧なメロディと構成はまさしくいつ聞いても新鮮で感動的です。Kanye Westがデビュー曲にこの曲を選び「Through The Wire」は2003年に全米15位を記録しています。

Billboard Chart 4/20

Single Chart


1(1) : Like That / Future,Metro Boomin & Kendrick Lamar (3 Weeks)
2(4) : Too Sweet / Hozier
3(3) : Beautiful Things / Benson Boone
4(5) : Lose Control / Teddy Swims
5(2) : Texas Hold'em / Beyonce
6(-) : 7 Minitues Drill / J.Cole
7(8) : Lovin On Me / Jack Harlow
8(9) : We Can't Be Friends(Wait For Your Love) / Ariana Grande
9(10) : Type Shit / Future,Metro Boomin,Travis Scott & Playboi Carti
10(15) : Stick Season / Noah Kahn

Future、Metro BoominとKendrick Lamarの「Like That」が3週目の1位を獲得しています。この曲から始まったDiss合戦ですが、J.Coleからはアンサーソング「7 Minites Drill」が6位に登場しています。またDrakeからもアンサーソングのリリースがあり、再来週にはチャートに登場してくるでしょう。今週の「Like That」のStreamingsは40Mで1位、Digital Salesは3,000回で14位、Radio Airplayは14Mで41位でした。

Hozierの「Too Sweet」が2位に上昇して来週の1位獲得を狙います。Streamingsが36.7Mと好調で、Spotifyなどでは既に1位をキープしています。


3位のBenson Boone「Beautiful Things」はラジオエアプレイが57.4Mで2位と好調です。

6位J.Coleの「7 Minutes Drill」は23.4MのStreamingsを稼ぎ、通算13曲目のTop10ヒットとなっていますが、数日後J.Coleから謝罪があり4月12日にはStreamingsから削除されています。

■ Taylor Swiftのアルバム『The Tortured Poets Department』が発売されました。

 

16曲のオリジナルバージョンに15曲が追加されたAnthologyバージョンまでリリース。合計31曲(2時間)となりますが2週後にどのようなTaylor祭りとなるのでしょうか。まだ全部は聞ききれていませんが、『Midnights』の成功を受けたアルバムという感じで、メディアの評価は賛否両論といったところ。


Fortnight / Taylor Swift f.Post Malone

11(-) : Wanna Be / GloRilla & Megan Thee Stallion
15(19) : Saturn / Sza
16(23) : I Like The Way You Kiss Me / Artemas
19(-) : Crocodile Tearz / J.Cole
26(32) : Feather / Sabrina Carpenter
27(33) : Man Made A Bar / Morgan Wallen f. Erick Church
28(-) : Huntin Wabbitz / J.Cole
29(-) : Pricey / J.Cole f.Ari Lennox,Yojng Dro & Gucci Mane
32(57) : Austin / Dasha
35(-) : H.Y.B. / J.Cole f.Bas & Central Cee
38(-) : Ready 24 / J.Cole f.Cam'ron
39(56) : Yeah Glo! / GloRilla *
40(55) : Slow It Down / Benson Boone 
* Top40再登場

J.Coleのアルバムから19位「Crocodile Tearz」、28位「Huntin Wabbitz」、29位「Pricey」、35位「H.Y.B.」、38位「Ready 24」と「7 Minutes Drills」と合わせて6曲が入っています。

11位にはテネシー州Memphis出身のラッパーGlorillaの「Wanna Be」が入っています。Soulja Boyの「Pretty Boy Swag」とProject Patの「Don't Save Her」がサンプリングされていますが、2人のラッパーの迫力あるラッピンの掛け合いが魅力です。


Wanna Be / GloRilla & Megan Thee Stallion

32位にはカリフォルニア州San Luis Obispo出身のカントリーシンガーDashaの「Austin」が入っています。2023年11月のシングルですが、今年3月にTiktokで人気となり、Dashaがラインダンスをする動画を投稿したことでブレイクしました。切ないギターのメロディラインが良い感じです。


Austin / Dasha

40位には「Beautiful Things」がヒット中のBenson Booneのアルバムから「Slow It Down」が入っています。時々入るシャウトがそれらしいですが、サビは軽快なリズムのポップソングになっています。

Slow It Down / Benson Boone

Streamings Songs #1 : Like That / Future,Metro Boomin & Kendrick Lamar 40M
Digital Sales #1 : Wanna Be / GloRilla & Megan Thee Stallion
Radio Airplay #1 : Lose Control / Teddy Swims 69.7M

Album Chart(Units/Sales)


1(1) : Cowboy Carter / Beyonce (2 Weeks) 128,000/20,500 
2(-) : Might Delete Later / J.Cole 115,000/9,000
3(-) : Minisode 3 Tomorrow / Tomorrow × Together 107,500/103,500
4(2) : We Don't Trust Me / Future & Metro Boomin 99,000/?
5(3) : One Thing At A Time / Morgan Wallen 72,000/?
6(-) : Fireworks & Rollerblades / Benson Boone 58,000/4,000
7(4) : Eternal Sunshine / Ariana Grande 48,000/?
8(7) : Stick Season / Noah Kahan 45,000/?
9(6) : Guts / Olivia Rodrigo 43,000/?
10(9) : SOS / Sza 40,000/?

12(-) : Bryson Tiller / Bryson Tiller
14(-) : Found Heaven / Conan Gray
18(-) : Ehhthang Ethhthang / GloRilla
26(-) : Ohio Players / The Black Keys
27(-) : Only God Was Above Us / Vampire Weekend
38(-) : A La Sala / Khuruangbin 

Beyonceの『Cowboy Carter』が2週目の1位を獲得しています。

2位には突如発表されたJ.ColeのMixtape『Might Delete Later』が登場しています。アルバムタイトルではないですが、いかにも急遽出された感じで、タイトル通りに「Like That」のDissを受けた「7 Minutes Drills」は削除されています。

3位には韓国のボーイズグループTomorrow × Togetherの『Minisode 3 Tomorrow』EPが入っています。
6位にはワシントン州Monroe出身のシンガーソングライターBenson Booneのデビューアルバム『Fireworks & Rollerblades』が入りました。American Idolのオーディションを受けたりしていましたがTiktokで680万人のフォロワーを獲得し「Beautiful things」がシングルヒットとなっていました。

11位以下ではテキサス州HoustonのバンドKhruangbin『A La Sala』が38位に登場しています。前作『Mordechai』が31位と2枚連続でTop40入りとなっています。Laura Leeのベースはなかなか見られないほどのかっこよさですが、それを活かせる曲が待たれます。


A Love International / Khruangbin

 

UK Chart 4/19

Single Chart


1(1) : Too Sweet / Hozier (2 Weeks)
2(2) : Beautiful Things / Benson Boone
3(5) : I Like The Way You Kiss Me / Artemas
4(4) : Lose Control / Teddy Swims
5(3) : Texas Hold'em / Beyonce
6(-) : Espresso / Sabrina Carpenter
7(8) : Austin / Dasha
8(7) : We Can't Be Friends(Wait For Your Love) / Ariana Grande
9(-) : Illusion / Dua Lipa
10(-) : Forget About Us / Perrie

Hozierの「Too Sweet」が2週目の1位を獲得しています。

6位にはペンシルバニア州Quakertown出身の女優、シンガーSabrina Carpenterの「Espresso」が入っています。ギターで刻むリズムが心地良いディスコナンバーで、一気にブレイクしそうなパワーがあります。PV監督はDave Mayers。


Espresso / Sabrina Carpenter

9位にはロンドン出身のポップシンガーDua Lipaのアルバム『Radical Optimizm』から3曲目のヒットとなる「Illusion」が入っています。これまでの2曲よりもポップダンストラックという感じで、PVがまた力の入ったものになっています。


Illusion / Dua Lipa

10位にはLittle Mixのメンバーで、South Shields出身のシンガーソングライターPerri EdwardsことPerrieの「Forget About Us」が入っています。もともとEd Sheeranから送られてきたデモバージョンをもとにEvanessenceの「Bring Me To Life」の作曲をしたDavid Hodgesらと作曲したものです。


Forget About Us / Perrie

Album Chart
 

1(-) : Yummy / James
2(2) : Cowboy Carter / Beyonce
3(-) : One Deep River / Mark Knopfler
4(-) : Papercuts Single Collection 2000-2023 / Linkin Park
5(-) : Halo Effect / Kris Barras Band
6(6) : The Highlights / The Weeknd
7(5) : Guts / Olivia Rodrigo
8(-) : This Could Be Texas / English Teacher
9(10) : Stick Season / Noah Kahan
10(-) : Hombres / Gun

11(-) : We Still Don't Trust You / Future & Metro Boomin
12(-) : Don't Forget Me / Maggie Rogers
16(-) : Silence Is Loud / Nia Archives
37(-) : I'm Doing It Again Baby / Girl In Red

68(-) : The Rise And Fall Of A Midwest Princess / Chappell Roan
71(-) : San Vito / Feeling

マンチェスターで結成されたロックバンドJamesの18枚目のアルバム『Yummy』が1位を獲得しています。1986年のデビューアルバムから始まり、1998年にはベストアルバムが1位を獲得していますが、オリジナルアルバムでは初の1位獲得となりました。


Our World / James

3位にはDire StraitsのMark Knopflerのソロ10枚目『One Deep River』が入っています。


4位にはLinkin Parkのベストアルバムが入っています。
 

5位にはKris BarrasをフロントマンとするUKのバンドKris Barras Bandの5枚目のアルバム『Halo Effect』が入っています。
 

8位にはイングランドはリーズ出身のインディバンドEnglish Teacherのデビューアルバム『This Could Be Texas』が入っています。ボーカルの存在感とギターポップの楽しさが魅力で、NMEが★5を出すなどメディアでも高い評価があります。


The World's Biggest Paving Slab / English Tearcher
Nearly Daffodils / English Tearcher
R&B / English Teacher

10位にはスコットランドはグラスゴーで結成されたメタルバンドGunの9枚目のアルバム『Hombres』が入っています。1994年の『Swagger』以来となるTop10入りですが、勢いのあるロックが心地良いです。


Take Me Back Home / Gun