今日読んだ本

女子と鉄道

酒井順子
光文社文庫



「負け犬の遠吠え」の酒井順子さんの女子鉄本
学生時代から、鉄道の密かなファンだったのだけど、周りの目を気にして“好き”と言えなかった酒井さん
私は、作者の酒井さんと、同世代ですが、酒井さんが大学生活を送った80年代後半といえばバブル直前の世の中が浮き立ってた時期
宮崎事件から“オタク”という言葉が広まり、ネクラと思われたらとにかく最悪って時代
モテたい盛りの女子が隠したい気持ちは分かります
しかし、三十路を過ぎ、「結婚」や「子育て」をしないかもと思いはじめてから、開き直ったように鉄道に乗り始めたそうです

男性のてっちゃんと違う、女子ならではの視点からの鉄道の魅力を紹介しています

切符さえ買えば、目的地まで連れて行ってくれる安心感
乗った時に必ず眠たくなるのは何故なのか？
鉄道土産に何故最中が多いのか？
女性専用車から痴漢問題まで様々な角度から鉄道への愛を語ったはります


鉄道アイドルや漫画「鉄子の旅」そして子鉄（子供のてっちゃん）に付き合い自分も鉄道を愛してしまったママ鉄

徐々に女子にも鉄道愛は広まりつつあります


私は、ある特定の車両を愛するタイプです
何回も書いてますが、九州新幹線つばめちゃんが可愛くて可愛くて
水戸岡さんデザインの車両、全部大好きです
とにかく水戸岡さんがデザインした車両は可愛いのです！
つばめちゃんにたま駅長で有名になった和歌山電鐵貴志川線、や長崎本線「ハウステンボス」号に鹿児島本線「かもめ」ちゃん
どの車両も可愛い過ぎます
って私の好みはどうでもいいですね
実は、私乗り物酔いし易い体質なんで、実際に乗りに行くより写真や本を見てニヤニヤするのが楽しいのです（グラビアアイドルを見るおっさんかって感じですな…orz）


今まで、全く鉄道に興味なかったアナタや、子供のプラレール遊びやトーマス見ててちょっと鉄道って面白いかしらと思ったアナタにオススメの一冊です

ではではまた