コマムラコラッ! | 元祖一発屋 コマムラコラッ!のブログ ~読むな!!~

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2009年新春特別企画


ドコヨン?しんちゃん記念



超強力新連載!

コマムラの

『輝け!
うん、じゃあ輝く!!
ぴっかぴかのシャイニンガー日記 ( 夢のマジックピンクハウス 編)/その115』



その日俺は、

久しぶりの故郷を味わった後、
東京へと向かう高速バスに揺られていた。


幼少の頃から“タフネス”と呼ばれた俺でも乗り物酔いは治らない。

「バスに乗って乗り物酔いなんて…

時代に乗って自分に酔いたいものだ♪」

なんて斜に構えてみたところで、
『オルトロスの犬』の水川あさみバリに上っ面な演技を披露するだけなのだ。

であるから、
俺は徹頭徹尾《寝る》事にしている。

俺は背もたれを10度程倒すと、夢の世界の扉を開けた…




「でねー…」



「じゃあさー…」



「そうは言っても…」


九月だが五月蝿い!


後ろの席の男女がけんけんがくがくな討論をし始めた!?


「やっぱり私、環境破壊から目を逸らして生きていけないし!」


議題は壮大だ。


「確かに人類の罪は環境破壊に集約されていると言っても過言ではないね。」


安眠妨害と言っても過言ではないね。


「どうしてこういう風になっちゃったの?アタシ耐えられない!」

俺も耐えられない!!

「チョイと旦那達。
ズバリな解決法を教えて差し上げよう。

まずは、バスを降りろ!車を使うな。

で、遺書を書け。

そして、わかりやすい所で首を吊れ。

そしたら二人分のエネルギーが向こう六十年間は使われなくて済むからなっ!!」


俺は奴らに言い放った。

心の中で!


まくし立てた。


頭の中で!


さらに、
悔しいから背もたれを30度くらいに倒してやったのだ!!



「ちょっと倒しま~す。」



「ハイ、どうぞ~。」





ああァ…








イイ人で良かった♪




〔今日のシャレオツ・メロディ〕
『Before I Forget(MAW Main Mix)』by Azymuth/短くなった影が手招きしたあの日の記憶,懐かしさは切なさと暖かさを呼び覚ました,微笑み…,遠ざかる影に別れを告げた。