中古マンションの選び方 その3 周囲の環境や外観から読む | 理想的な住まいを!

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こんにちは
すまプロです。

今回も中古マンションの選び方
周囲の環境や外観から読む
です。

耐震性は問題ない
というか、竣工年が昭和58年以降だから
恐らく問題ないだろうと推定し、

次に、立地条件は比較的良好で、
買い替えるときにも有利だ。

であれば、
次に、建物の周囲の環境や外観から
程度を推し測ってみましょう。

まず、
交通量の多い道路に面しているか?
この場合は、上層階ほど騒音がうるさいのです。
また、サッシに、たばこのヤニのような黒いベタベタ
が付着して掃除が大変です。

電車が近くを走っているか?
この場合は、特に貨物列車が通過する場合など、
結構振動があったりします。
また、電車の騒音は70~80Db(デシベル)を超えることが
多い
のでご注意下さい。
※70~80Dbというのは、電話の着信音や交通量の多い
道路の騒音と同じ程度です。鉄道のトンネル出口などの
見える範囲では100Db以上になることもあります。


視界の範囲に高速道路が見えるか?
この場合は、比較的遠くに見えても、夜間は結構
ヒュンヒュンという音が耳障りかもしれません。

近くにハトやカラスの多いエリアがないか?
この場合は、バルコニーや廊下など共用部に鳥の糞害
が多くなります。中には、バルコニーに鳥の餌となる米
などを撒いている人もいるようですが。
なお、鳥の糞は金属を腐食させることがあります。

敷地内の駐車場が機械式駐車場か?
現在は、多くのマンションで機械式駐車場を採用していますが、
かなりの保守修繕費が必要になります。また、20年もすれば
錆びて故障するケースがあります。

周囲の一戸建て住宅が少し傾いているように見える?
電柱も傾いていますか?
また、道路面に亀裂や凹凸がありますか?

この場合は、そのエリアが軟弱地盤ということです。
マンションは通常、固い地層まで杭(くい)を打ち込み、その上に
建てているので、構造上は問題ないと思いますが、
建物外周や敷地内の設備や造園などが影響を受けることがあります。
実は、このケースは結構見受けられるのです。
例えば、地名に「沼」「池」などがあれば、一応周囲の状況を
確認するほうがよいかもしれません。

建物の外壁の窓周りの壁に、
斜め方向に亀裂が入っていないか?

この場合は、「開口補強」という鉄筋の施工が不十分です。
窓周りから雨水が侵入することもありますし、ひどい場合は
壁のタイルの一部が剥がれ落ちたりします。

大手のデベロッパーが販売しているから安心だとか、
大手の建設会社が施工しているから安心だとか、
私はその中核にいましたので、あえて申し上げると、
決してそんなことはありません 
。(´д`lll) 

やはり、個々の物件を様々な角度から観察し、専門家の
意見を聞くことが大切だと思います。