”怒りを笑いに変える”クレーム・コンサルタント 谷 厚志のブログ -46ページ目
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褒められる技術とは・・


今、「褒める」という行動が


とてもブームになっていますね。




褒めるって、


相手に対して関心がないと、


相手のお話をちゃんと聴いていないと、


褒める事はできませんよね。






相手のお話を聴いて、


受け入れるだけでも


あなたは相手から好感を持たれるのに、


褒めることまで、ちゃんとできれば、


その人との人間関係は、


もっともっと好転します。







ということは、


人を褒めるコミュニケーション力が身につけば、


あなたの人生は間違いなく上向きます。


幸せになれるのです。






【褒めることは、


物事をプラス要素に変換して相手に伝えること】





褒めることをすると、


相手に長所や本人の気付いてない強みを


意識してもらえ、


「私は認められている」、「あの人は私をわかってる」という


気持ちになってくれます。





相手のやる気を引き出すことも出来るでしょう。





その人が自分の短所だと思っていた事が、


相手にとっては自分の良い部分だと


捉えてくれていると気付かせることも


できるでしょう。





自分では「行動が遅いし、


優柔不断な性格だ」と思っていても、


相手にとっては、


「じっくり物事を考える、慎重に行動出来る人」


とあなたの良い面だと思ってくれているのかも


わかりません。






褒められた人は、


褒めた人を好きになるでしょう。


お返しにあなたの良い部分を


きっと褒めてくれるようになります。





褒められる技術とは、


相手を褒めるコミュニケーションを


自分のものにすると身につくのですね。






実は、私の仕事のひとつである、


クレーム対応でも、


この”褒める”という行動は、


お客様との関係を構築するのに


とても効果的なのです。





クレームをお申し出になられたお客様に対して


「お客様、こうやってお客様からご意見をいただくまでは、


このことに気付いておりませんでした。


教えていただいて、本当にありがとうございます!」


というように、教えて頂いたことに感謝しながら


お客様を褒めるのです。





お客様は自分がクレームをして良かったんだ。


ちゃんと伝えて理解してくれた。


そして、感謝された。


と必ず思っていただけます。





お互いがわかり合えた、


絆(きずな)が深まったお客様とは、


末長いお付きあいをいただけることが


少なくありません。




怒りを笑いに変えるクレームコンサルタント

谷厚志








一生怒らない。イライラしない。

一生怒らないと決めた日がありました。




お昼に一人でランチを取るために


入った焼き肉屋さんで、


従業員の方の対応に腹を立てて、


イライラしながらオフィスに


戻ってきたことがありました。




その後、たまたま取った電話が


お客様からのクレームの入電でした。



そのお客様の要望は、


自分勝手で理不尽極まりないもので、


私には到底理解することの出来ない内容でした。




この時に思った事は、


このお客様は理不尽な内容を言わないと


気が済まないような


”心の闇”を抱えている可哀想な人だと。




そして、この電話だけでなく、


おそらくいつも怒ったり、


イライラしたりしている人なんだろうと思いました。





【怒ったり、イライラしたりは自分の感情次第】





知っておきたいのは、


怒ったりイライラしたりするのは、


自分だけで、その対象となる人や出来事は、


他の人にとっては そうは思わないことが


あるということです。




「朝から雨なんてイライラする!」



ある人は、雨が降って気分が最悪だと感じる人もいれば、



ある人にとっては、



「この間買ったお気に入りのレインコートを着ていける!」



と、嬉しい気分になっている。



同じ出来事に対して、受け取り方で人生は変えらるのです。




それならば、


勝手に一人で怒ったりイライラしたりするのは、


周囲の人達にも良い影響を与えませんし、


何よりも時間の無駄なことだと考えました。





そして、


人生を無駄に過ごしたくないと強く思いました。


いつもニコニコして、


幸せな気持ちでいることにしました。



私はその日、一生怒らない。


イライラしないと決めました。



たとえ、落とし穴に落ちても、


笑っていたいと思います。



怒りを笑いに変えるクレームコンサルタント

谷厚志





安ければ売れるって本当ですか


商品の価格を下げると、


お客様が買ってくれる。


広告会社で営業マンをしていた時代、


メンバーから

「価格を下げると受注出来るんですけど・・」と

よく報告を受けました。



本当にそうでしょうか。



営業、セールスの仕事が大好きだった私は、

いつも考えていたことがあります。


「この商品のが販売価格が


今の3倍だったらどうやって


売っているだろう。」


ゲーム感覚でセールスという


仕事を楽しんでいました。



お客様は高いから買わないのではなくて、

適正価格と思っていないから、

その商品に価値を感じていないから


買わないのです。


セールス側が行うことは、


この商品の価格は”フェアプライス”で

あるということをご理解いただくことです。


そして、安いと思ってもらうためには、


価値を提供するのです。




シティホテルの喫茶店の店長から


聴いて印象に残っている

エピソードがあります。


【ホットコーヒー1杯


1,350円は高くないのです!】


「私たちはコーヒー、1杯を1,350円で


ご提供していますので

どうすればお客様に


この価格でもご満足いただけるかを


常に考えて仕事しています」




「どんなことをしているのですか?」

とおうかがいしたたころ

笑顔でこう教えてただきました。



「フカフカのソファ席をご用意し、

高級でピカピカのコーヒーカップに、


時間をかけておつくりした

コーヒーを注ぎ、おかわり用のポットに、


保温カバーをご用意し、

コーヒーにあうホテルで販売している


美味しいクッキーをお付けます。

そして、私たちが最高の笑顔で


お客様をおもてなします。」



そこで働く従業員全員が、


お客様にこの価格は適正である、

いやむしろ安いぐらいだと


思っていただけるには

何をすれば良いかを楽しみながら

考えて、接客しているとも


教えていただきました。



お客様に価値を提供しようとすると、


その人の行動が変わります。


逆に価格を下げると、手を抜くようになります。

安いのだからこれぐらいで十分だと。



安くして売るとお客様も、”なぜ安いのか”を

あら探しするようになります。



高いと、その場の雰囲気やサービスや時間を


楽しもうとします。



あなたは、「安くする」と「高くする」の


どちらを選びますか。

どちらが楽しいと思いますか。




怒りを笑いに変えるクレームコンサルタント

谷厚志






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