ふんわり優しくお粉を乗せるブラシ ~竹宝堂~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

ふんわり優しくお粉を乗せるブラシ ~竹宝堂~

鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~-竹宝堂 Z-8 (チークブラシ) SV-2 (パウダー・チークブラシ)

チークブラシやアイシャドウ用のブラシはたくさん持っているのですが、

意外とフェイスパウダー用のブラシはあまり質の良いものを持っていなかったので、

竹宝堂で新しいフェイス用ブラシを買うことにしました。


竹宝堂は白鳳堂ほど有名ではないかもしれませんが、

カネボウの「鉄舟コレクション」などをはじめ、

多くのブランドのブラシを手がける熊野筆のメーカーです。

実は私が初めて購入した「熊野筆」のブラシは白鳳堂製ではなくて、

竹宝堂のものでした。


今でも時々使っていますが、

鉄舟コレクションのMラインWアイシャドウブラシ

小さなアイシャドウ用のブラシと、締め色用のシャドウライナーブラシが両側にセットされて、

それぞれ穂先の部分を外して格納することができる、携帯用ブラシ。

これは確か大学時代に買った物だと思いますが、

これについているシャドウライナーが本当に秀逸なのです。


そのブラシは本題ではないので関係ありませんが、

竹宝堂も白鳳堂と同じく、とても質の良いブラシを出しているメーカーです。


鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~-竹宝堂 Z-8 (チークブラシ) SV-2 (パウダー・チークブラシ)
竹宝堂:SV-2(パウダー/チークブラシ・丸平・粗光峰&灰リス)

9,450円

コシと優しい肌触りを出すために、粗光峰と灰リスを絶妙なバランスでブレンドしました。

公式HP@cosme


今回購入したのは竹宝堂のSVシリーズの2番。

SVシリーズは今年の初めくらいに新しく出たラインで、

祖光峰という山羊毛の中でも細くしなやかで、肌触りの良い毛と、

ふんわりと肌に優しい灰リスの毛をブレンドさせることで、

肌当たりの良さと使いやすさの両立を図ったブラシを中心とするライン。


私が購入したSV-2は2番目に大きいサイズで、

フェイスパウダーもしくはチーク用に使うことが推奨されています。

淡い色をふんわり広範囲に乗せるのであれば、

チーク用としても使えると思いましたが、

個人的にはチークブラシは嶋田ちあきさんと白鳳堂がコラボしたブラシが、

大きさ・形ともにベストではないかと思っているので、

これは重ねづけ用のフェイスパウダーを付けるために購入しました。


このブラシの他にフェイス用ブラシとして私が持っているのは、


竹田ブラシ製作所:No.19OV(丸平・ファインゴート)

白鳳堂:きのこ筆・大(きのこ・細光峰)

白鳳堂:S100Bkフィニッシング(祖光峰・斜め)


この3種類で、一番下のはフィニッシングといって、

他のブラシやパフでフェイスパウダーを付け、

最後に余分を払うために使うブラシなので、

純粋にフェイスパウダーを付けるためのブラシは2本しか持っていないのです。


竹田ブラシのNo.19OVは山羊毛特有のコシの強さがあり、

ある程度どんなタイプのフェイスパウダーにも対応できる、

最もベーシックなフェイスブラシだと思います。

きのこ筆はそれより毛が細くて柔らかいのですが、

毛が密集しているので、毛穴をカバーしたり、

つるんとなめらかなツヤを出すことができる化粧筆。


ただ、よーく考えてみるとどちらも全顔用のパウダーを付けるもので、

フェイスパウダーとハイライトの中間的な、

重ねづけ用のお粉を付けるときには、

結局適当にブラシを選んで付けていたような気もします。


別にそれでも構わないといえば構わないのですが、

やはり重ねづけ用にはそれ専用のブラシがあった方が便利。

先日、シャネルでプードゥル・ルミエール・グラッセ を購入して、

ハイライトほど強くは入れないのだけれど、

顔の広い範囲にふんわりとパウダーを重ねたいとき、

それに最適なブラシを持っていないことに気がつきました。


そんなわけで、手持ちの重ねづけ用パウダーをもっと活用するために、

専用のブラシを買うことにしたのです。


SV-2は竹田ブラシ製作所のNo.19OVに比べると毛質自体が柔らかく、

きのこ筆と比べて毛丈が長いので、

輝きのあるフェイスパウダーを付けても、

ぎらぎらしすぎず、ふんわりとした発光感を出すことができます。


ゲランのメテオリット・パーリーホワイトや、

ディオールのナイトダイヤモンドのように、

パールがしっかりと入ったフェイスパウダーは、

きのこ筆のようなしっかりしたブラシで付けると、

肌全体につるんとしたツヤが出るのですが、

SV-2のような柔らかいブラシで付けると、

ツヤというよりは肌に光をまとったような仕上がりになります。


同じパウダーでもこれくらい違いが出るのはおもしろい!

肌触りでいうと灰リスのフェイスブラシも捨てがたいのですが、

灰リス100%のブラシは、毛丈が長くなればなるほど頼りなく、

個人的にはあまり使い勝手がよろしくないように感じて、

特にフェイスパウダーの場合は肌への密着感がいまひとつ。


かといって山羊だけのブラシだとパール感が強く出過ぎることもあるので、

灰リスと山羊の混毛ブラシはまさにその中間として、

とっても使いやすいなと思っています。


鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~-竹宝堂 Z-8 (チークブラシ) SV-2 (パウダー・チークブラシ)
竹宝堂:Z-8(チークブラシ・丸平・灰リス)

9,450円

最高級の灰リス100%使用。大きめなチークブラシは密度もたっぷり。きれいなグラデーションを出すことができます。

公式HP@cosme


ついでにもう一つ、こちらは灰リス100%のチークブラシ。

Zシリーズというのは竹宝堂の中でも最高峰のラインで、

灰リスのみを使ったブラシを展開しています。

ふわふわとした肌触りのすばらしいブラシで、

私は違うけど、敏感肌の方にもおすすめできます。


同じシリーズのZ-1(フェイスブラシ・丸平・灰リス) も持っていて、

こちらはもっと大きくて、淡い色のチークをふんわり入れるために購入しました。

SUQQUのフェイスブラシもZ-1と全く同じ形・大きさだと思うのですが、

SUQQUでもこのフェイスブラシでチークを入れてくださったことが何度かあります。

少し大きめですが、小刻みにくるくるっと動かすと、

綺麗に丸くチークが入るので、

チークの形がうまく決まらないという人は、

Z-1のような大きなブラシで入れてみてもいいかなと思います。


今回購入したZ-8は、それと比べるとずいぶんと小さいサイズ。

白鳳堂S110Bk(丸平・山羊) と同じくらいの大きさです。

私が持っているチークブラシの中では最も小さいサイズなのですが、

ねらったところにピンポイントでチークを入れられるところが便利。


灰リスのブラシは山羊に比べてマットに仕上がるので、

マットで濃いめのチークをふんわり入れたいときに使います。

例えば、NARSブラッシュ#4001 なんかは、

山羊毛だとちょっと濃く発色しすぎてしまい、

ふんわりした感じがうまく出せなかったのですが、

Z-8だと適度にふわんと仕上がって、好み。


このチークは夏に購入して、

ちょっと冬っぽいなと思ってあまり使っていなかったのですが、

そろそろ寒くなってきたので、このブラシとセットでいっぱい使うつもり。


鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~-竹宝堂 Z-8 (チークブラシ) SV-2 (パウダー・チークブラシ)

別に深い意味はありませんが、大きさを比較してみました。

左側がSV-2、右側がZ-8です。


SV-2の方がかなり大きく、横長で扁平な形。

Z-8は二回りほど小さくて、丸に近い楕円形です。

チークブラシだとZ-8のような丸みのある形が便利ですが、

フェイスパウダーは鼻筋やほお骨などの細かいところにも使うので、

少しつぶれたような形が使いやすいのかな。


ちなみに、少し前まで竹宝堂は代引きしかできなかったのですが、

いつの間にかクレジット決済ができるようになっていました。

働いていると代引きって来てもらうタイミングが難しかったりするので、

クレジットで買えるようになったのは嬉しい!


(※画像は公式サイトよりお借りしました。詳細ページはこちら 。)

竹宝堂からは、クリスマス限定のブラシキットも出ています↑

クリスマスらしい赤と白のポーチに、

白軸×クリスマスカラーの金具のブラシ。


去年の竹宝堂は全体的にマットゴールドのセットで、

個人的には「え・・・・?」と思ったのですが、

今年のクリスマスキットはそれよりは、可愛いかな(笑)


私は別のブランドのブラシセットを購入したので、

竹宝堂のブラシセットを買う予定はありませんが、

1万円でこれだけ入っているのはお得かも、とちょっと心がグラグラ。

いや、我慢するけど。


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ここ数日、めっきり寒くなってきたなあと思っていたのですが、

ネコを多頭飼いしている人にとっては、

寒いのって実は嬉しいことではないかと思うのです。

なぜって、冬の風物詩「ねこだんご」が見られるから!

うちでも早速夜になるとねこだんごができあがり、

そのミッチミチのスキマに手を差し込んでみては、

いや~な顔をされたりしているのですが、

ねこだんごを見ると「あ、冬だな」という気分になります。ほのぼの。


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