モノトーングラデーションでモードメイク ~クレド・ポー・ボーテ~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

モノトーングラデーションでモードメイク ~クレド・ポー・ボーテ~

薔薇むらさき資生堂クレド・ポー・ボーテ オンブルクルール #114薔薇むらさき


事の発端は、KATEのアイシャドウ(1600円)だったんです。

友人が付けていたグレーのアイシャドウがとても綺麗だったので、

「どこの?」と聞いたらKATEのだよと教えてもらえたので、

同じのが欲しいと思って出掛けたのです。


で、ドラッグストアに行ってみたのですが、

KATEのグレーのアイシャドウパレットってすごいテクニカルなしましまになってるじゃないですか。

□を細くなったり太くなったりするラインで斜めに四つに区切ってあって、

締め色の部分なんか結構細いんですよね。

これって使いにくくないのかなあ・・・ってちょっと思ったんですわ。


で、あとグレーのアイシャドウパレットといえばクレドだ!

と急に思いついてデパートに行って、結局クレドのオンブルクルール(6300円)を買いました。

なんか金額的にいろいろ間違っているような気もしますが、そこはつっこまない方向で。



なんとも使いやすそうな分割!気持ちが良い!!


クレドのアイシャドウは大体どれも、

一番面積の広いL字型の部分がアイホールカラーで、

そこから左に向かってグラデーションに配色されていて、

右上の小さい部分が「アクセントカラー」になっています。


#114は普通のシルバーグレーなのでグラデの一貫のようになっていますが、

オンブルクルールはこのアクセントカラーが入っているのが多分ポイントで、

他のパレットだとグラデから外れたブルーやグリーン、ピンクがぽんと入っています。

パレットを見たときに「どうやって使うの?」とちょっと思うのですが、

遊び心があっていいな~と思います。


このパレットで特に気に入ったのは、ホワイトの綺麗さとブラックの濃さ。

ホワイトのアイホールカラーには細かいラメがたくさん入っていて、

ルナソルのラメが「ざくざく」という感じだとすると、

こちらはもっと小粒で「ちらちら」という感じ。

ルナソルよりも大人っぽく、モードなイメージのパレットだと感じました。


ホワイトをアイホール全体に伸ばすとまぶたがぱっと明るくなるので、

他のカラーを使う前のベースカラーとしても使えそう。

粉質もしっとりしていてまぶたへの密着が良く、

ラメが飛び散りにくくて良い感じ。


締め色として入っているブラックもまさに黒!という濃さがあって、

黒のアイラインをぼかす用に、他の色のシャドウと組み合わせても使えそう。

若干大きめのラメが入っているので、

キラキラして生気があるのでモノトーンでもゾンビになりにくい感じです。


このパレットを単体で使う場合の推奨の使い方としては、

1.眉下~まぶた全体にホワイトを伸ばす

2.アイブロウボーン(眉尻にある骨のライン)に右上のシルバーグレーを入れる

3.二重のラインから1~2ミリはみ出すくらいの範囲に、

  左から2番目のグレーを入れる

4.右上のグレーで、3で入れたグレーとホワイトの境目をぼかす

5.黒のリキッドアイライナーでラインを引く

6.リキッドで引いたアイラインをなぞるように左端のブラックを引いてぼかす

という感じ。これだけだと随分モードな感じになります。


モノトーンのみのメイクって難易度が高そうだし、

ちょっと冬っぽくないですか?とBAさんに相談したところ、

手持ちのブルーやパープルのアイシャドウと併せて使っても良いそうです。


ホワイトをベースとして塗った後、

ブルーやパープルを二重の幅に塗り、

上から右上のシルバーグレーを重ねてぼかすと、

手持ちのカラーがちょっとスモーキーな色合いになって、

また違った雰囲気で楽しめるのだそうです。


パープルのメイクというと女らしい、色っぽいイメージがありますが、

そのBAさんはパープルをとてもモードに格好良くつけていて、

そのメイクもオンブルクルール#114のパレットと、

ザ・メーキャップのピンクとパープルの2色パレットで作っているとのことでした。

私もやってみたいなと思って手順を聞いてみたところ、快く教えてもらえました。


1.#114のホワイトを眉下~まぶた全体に伸ばす

2.ブラックのペンシルアイライナーでアイラインを囲み、チップでぼかす

3.濃いパープルを目のキワに太いライン状に入れる

4.ピンクと#114の右上シルバーグレーを手の甲で混ぜ合わせ、

  3で引いたパープルのラインをぼかすようにアイホールに重ねる

5.範囲をせばめながら3~4を何度か繰り返す

6.#114のブラックをキワにライン状に入れる

7.まつげをリキッドアイライナーで埋める


手の甲でさらさら~っと説明して貰ったところ、

綺麗にグラデーションができていって簡単そうに見えたのですが、

自分で家にかえってやってみたらすごい難しくて殴られた人みたいになりましたorz

まだまだ練習が必要なようですが、いつかできるように練習あるのみ!

めげないめげない。


クレドのアイシャドウパレットはなんとなくもう少し年齢の高めの方向けかな?

とちょっと思っていて手を出さずにいたのですが、

粉質も良いし適度にキラキラしているので、

色と使い方を選べば私くらいの年齢でも使えるパレットだと思いました。