珊瑚礁カラーのハッピーメイク ~ルナソル・シアーコントラストアイズ~ | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

珊瑚礁カラーのハッピーメイク ~ルナソル・シアーコントラストアイズ~

bubble*ルナソル シアーコントラストアイズ 04(グリーンコーラル)bubble*


やっと!!やっと変えたよ新シリーズ!!!


いや、「やっと」って別に入荷待ちしてたとかそんなんじゃなくて、

単に似合う色がなかなか見つからなかったというだけです。

というのも、今回のシリーズは見た目で「これはいける」という色と、

「これはだめだろう」という色が違っている気がするのです。


前回01(コーラルコーラル)をタッチアップしたときも、

ぱっとみでいけるんじゃないかなーなどと安易に考えていたら、

「泣いた後みたいな顔してるね^^」

と完膚無きまでに撃沈。


今回もまず02(ラベンダーコーラル)と、

03(ブルーコーラル)をタッチアップしてもらったのですが、

02は右上のピンクが全く似合わずやたら色黒の人みたいに見えて敗北。

ピンクを捨てたら手持ちのコフレドールと似すぎなので却下。


03はブラウンも赤みがあるからいけると思ったのに、

肝心のブルーが綺麗なパステルに発色せず、

なんだか濁った色になってしまって微妙。

ブラウンを下まぶただけに使ってもらっても、

やっぱりなんか濁った色にしかならなくて却下。


「やっぱり私、新色はダメみたいです・・・しょぼん


と悲しんでいたところ、


「グリーンも人気なんですよ。多分、似合うと思います」


とBAさんが言ってくれてタッチアップしてもらったところ、

意外や意外、ちゃんとなじんだのです。

グリーンも綺麗にパステルっぽく発色して、

捨て色になるかと思っていたイエローもなじんでる


そういえば私は服でもオレンジや山吹色は似合わないのですが、

濁りのないレモンイエローなら着られるのです。

このパレットのイエローは、ほんのり緑よりのレモンイエロー。

顔色がくすんで見えることもなく、春らしいメイクになりました。


パレットの中の各色は、

左上:エメラルドのような青みの入ったパステルグリーン。

右上:光の加減によっては黄緑にも見えるレモンイエロー。

左下:やや黄味のあるブロンズ系ブラウン。

右下:南国の砂浜のような色味のアイボリーホワイト。


このパレットは結構いろいろな使い方ができるらしくて、

一応推奨されている付け方としては、

1.右下のハイライトカラーをアイホール全体と眉下に入れる。

2.右上のイエローをアイホールに広げる。

3.左下のブラウンをアイラインのように太めにくっきりキワに入れる。

4.左上のグリーンを、先に入れたブラウンとイエローの境界をぼかすように、

  境目あたりにぼかす。

という付け方。


ただ、そのとき応対してくれたBAさんはこの付け方が好きじゃないらしい。

「これだとやっぱりブラウン系のメイクになってしまって、

 せっかくのメインカラー(イエローとグリーン)が濁ったり、

 見えなくなったりしてしまうので、片方は違う付け方でつけますね」

ということで、以下の手順で付けてもらいました。

( )内はBAさんのコメントだよ。


1.ブラウンのペンシルアイライナーでラインを引く。

2.右下のハイライトカラーをアイホール全体と眉下に入れる。

  (眉下はアイホールに入れて残った分で十分です)

3.右上のイエローを目頭~アイホールの真ん中まで入れる。

4.左上のグリーンを目尻~アイホールに向かってぼかす。

  (アイホールのくぼみよりちょっと外側くらいに置いて、

   ブラシで払うように真ん中に伸ばしてください)

5.イエローかグリーンの好きな色を下まぶたに伸ばす

6.左下のブラウンを下まぶたの目尻1/3に細く入れる

  (先に乗せたカラーがちょっと見えるくらいがイイです)

7.リキッドアイライナーで上まつげの隙間を埋める

  (引いてるか引いてないか分かんないくらい限りなく細くッ!)


こうやって付けると、確か色がはっきり分かります。
先にブラウンを入れた方はブラウンの外側に若干色がついてるくらいで、

まあ、ジャマといえばジャマかな。

ただ、これはこれで服の色を問わずに使えるやり方ではあると思います。


意外に似合っていて嬉しかったので、お買い上げ。

ちなみに、前回の記事で紹介したジェミのサファイアと同じ日だったので、

お買い上げまでの全体の流れとしては、


■片目ゲランのままジェミ04をつけてもらう

■ジェミ04購入の意志を伝えた後、新色を見せてもらう

■シアコン02と03を片目ずつタッチアップ→撃沈

■シアコン04を片目ずつ違う付け方でタッチアップ

■暗い色の服を着ていたので、ジェミサファイアで両目揃えてもらって終了


よくここまで何回も付き合ってくれたなーと思う。

でもそれは、田舎のカウンターだからだと思う。

他にお客さんも一人しかいなくて、

その人も別のBAさんが接客していて、

さらにもう一人お手空きのBAさんがいたので、

何個もタッチアップして貰えたのでしょう。


都会(新宿伊勢丹)ではルナソルはいつもお客さんが超たくさんいて、

なんとなく2色までしかタッチアップをお願いできない雰囲気。

いや、別にする人はしてもらうんだろうから、

そこは私の勇気がないだけなんですけど、言い出しにくくないか?


案外ルナソルは田舎で買った方が、

いろいろ選べて良いんじゃないかなーという気がしました。


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全然関係ないけど、ルナソルはコンセプト作りがうまいと思う。

ジェミネイトの宝石にしても、今回のシアーコントラストの珊瑚にしても、

ありそうでなかったコンセプトだと思うし、

全色が「確かにそうだね!」と思える色出しなのが偉い。


シリーズで統一して一つのコンセプトに合わせるって、

実は案外むずかしいんじゃないかと最近感じていて、

無理にそれをやって「おいおい、これはないわ・・・」みたいな、

1種類絶対売れないだろ!というパレットを出してしまってるところもある。

ルナソルは似合う似合わないは別として、

全色それぞれに違う良さが備わっているので、

フルコンプしたい!!という人が多いんだろうなあ。