【風呂敷】旅行の荷物まとめテク【ジップロック】 | 鉄の処女 ~愛すべきコスメ達の宴~

【風呂敷】旅行の荷物まとめテク【ジップロック】

先日成田からも報告しましたが、旅行から帰ってきました。

旅行中に頂いたコメントにお返事をしましたので、

コメントを書いてくださった方はぜひ読んでください。


一方的によく分からない内容で更新し続け、

さらに最後の2日間は親指を負傷したことを自分への言い訳に、

更新をストップしてしまったダメな私の旅行記でしたが、

十日間付き合ってくださった皆様、ありがとうございました。


毎日エステ行ったりプール行ったり近くをブラブラしたり、

ただダラダラ過ごしていました。だらけきってた。

帰ってきてからおそるおそる体重計に乗りましたが、

旅行前とほとんど変わっていなかったのでホッとしました。


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さて、旅行の締めというわけではないのですが、

行く前の記事で旅行前の準備として「旅のしおり」について書いた ので、

今回は旅行の荷物のまとめかたについてちょっと書きたいと思います。


私は基本的に暇な人なので、ときどき旅行に行きます。

そこで皆さま、海外旅行に行くときはどういうふうに荷物をまとめるでしょうか。

私はどんなときでもやたらと荷物が多いのです。


とにかく服をたくさん持っていかないと不安だし、

そうなるとそれに合わせる靴も持っていかないとダメ、

海外だってちゃんとお化粧して髪もセットしたい。

リゾートに行くときは水着は持ってるやつ全部持っていく。


まあこんな感じなので自然と荷物が増えてしまうので、

普通に入れるとどうしてもスーツケースが行きからギッシリになってしまうのです。

でも、旅行に行ったらおみやげとか買うじゃないですか。

家族用と、友達用と、自分用と、自分用と、あと自分用のおみやげ。

だから、スーツケースには半分か、すくなくとも三分の一はスペースが必要。


たっぷりの荷物をいかにコンパクトにまとめるか

というのは私の永遠のテーマとも言うべき旅行の際の課題なのです。

そこで私が行き着いた黄金グッズが風呂敷ジップロック


私のスーツケースを開けると、風呂敷包みが二つか三つ入っています。

私と初めて一緒に旅行に行った人は例外なく、

「ちょwww風呂敷ってwwwwwwwおばあちゃんかwwww」

とか言うのですが、おいみんな、風呂敷を舐めちゃいけない!!


あのね、風呂敷っていうのはスンバラシイ日本人の知恵なんです。

スーツケースに入れるモノを風呂敷で包むことの利点は三つあります。


一つ目の利点は、開けたときに中身が丸見えにならないこと。

海外旅行ではセキュリティの関係で、

スーツケースを人前で開けられることがしばしばあります。

特にアメリカ関係の国や地域に行くときはランダムチェックが数回ある。

いやもう、どっか仕切りのあるところに連れて行かれて、とかじゃなくて、

空港の中を歩いてたり並んでたりする人々の目の前で、

おもむろにスーツケースをパッカーンと開かれちゃうわけ。

そのときにジャーブラとか生身で入ってたらモロ衆人環視。


服とかなら見られても問題ない、と思うかもしれませんが、

ランダムチェックのときって結構しつこく中身をほじくられるので、

バラバラに入れてると、せっかく綺麗に詰めてもグチャグチャにされてしまう。

だから、いくつかのブロックに分けておかないとあとで大変。


二つ目の利点は、省スペース化がはかれるところ

お洋服はすべて同じ大きさになるように畳んで、

風呂敷でつつんできっちり結べばかなりコンパクトになります。

ブラジャーも重ねて積んで風呂敷で包めば形も崩れにくいし、

風呂敷自体は布だから包むモノにピッタリフィットさせることができ、

袋やポーチなんかに入れるよりも省スペースになるのです。


三つ目にして最大の利点は、大きさを自由自在に変えられるところ

風呂敷自体は形の定まらないただの布です。

だから、例えば中に入れる洋服のたたみ方によって、

面積は広いけど薄っぺらい形状とか、

面積は小さいけど高さのある形状とか、いろいろ変えられる。


だから、旅行中に思いがけず大きなものを買い込んでしまっても、

それをスーツケースに入れてから、

空いたスペースに合わせて包み方を変えればいいので便利なのです。


そんなわけで私は一応まだ年齢的には若者の範疇ですが、

旅行の際には風呂敷をかなり愛用していたりします。

風呂敷はいいよ、日本文化サイコー。



それからもう一つおすすめなのが、ジップロック

パッキングのときジップロックに入れるべきものの定義はいたって単純、

とにかく液体状のものガチャガチャ細かいもの


細かいものというのは例えばアクセサリーとかヘアセット用品とかで、

私はアクセサリーは小さい透明のタッパーに、

ネックレス、ピアス、などと分けて入れて、

タッパーに入らないような大きめのアクセサリーと一緒に袋に入れます。


そして旅行の荷物には案外、液体状のものが入っていることが多い。

例えば、シャンプー、メイク落とし、洗顔、基礎化粧品などです。

こういうものには当然きちんとキャップがついているのですが、

飛行機に乗って運ばれる荷物は気圧の関係で、

どんなにキャップを固くしめたつもりでも、

いざ中身を取り出してみたら漏れていた、なんてことがよくあるのです。


ちなみに私がこれまでスーツケースの中で漏らしたありえないものベスト3は、

第一位:ペンシル型リキッドアイライナー

第二位:歯磨き粉

第三位:リップグロス

シャンプーとかメイク落としなら許せる。

でも、この三つだけは許せなかった。というか、ノーマークだった。

中でも歯磨き粉の被害は甚大で、破裂したみたいになってましたよ。


もちろん飛行機は荷物室内も気圧は保たれてはいるのですが、

客室同様に多少の気圧の変化はどうしてもあります。

だから、化粧水のボトルなんかもネジ型のキャップでもゆるんでよく漏れてるし、

アイライナーなんかは多分、中の空気が膨張して出てきてしまったのでしょう。


だから、「こんなの漏れないよねー」ではなくて、

とにかく液体状のもの、万が一にでも漏れたら他のものに被害が及びそうなものは、

とにかくジップロックに入れてジッパーを閉めておかなくてはなりません。

もちろん、ジップロックのジッパーを閉める前になるべく空気を抜いて、

中の空気が膨張して袋が裂けたりジッパーが開いたりしないようにしないとダメ。


100均で売っている似たような袋も使ってみたことがあるのですが、

ジッパーの部分が完全には閉まらなかったり、

袋自体が薄くてすぐ破れたり裂けてしまって使い物になりませんでした

その点ジップロックは「洗って何度でも使える」を売りにしているので、

厚手で破れにくいし、食品用だから密閉性も高くて安心です。


あとジップロックが便利なのは、当たり前だけど透明なこと。

漏れを防ぐだけの目的であればスーパーの袋に入れて、

口を何度かきつく縛っておくだけでも事足りるのですが、

見た目がなんとなくダサイし、中身が外から確認しづらい


私は荷物のパッキングが終わったら、

最後に中身がちゃんと合っているかもう一度確認します。

特に帰りは忘れ物をしたら大変なので、念入りに。

そのときに、スーパーの袋だといちいち開けて見ないとダメなのですが、

ジップロックなら一目見て「全部あるな」とか「あれが足りない」と分かる。


このとき「その袋に入っていなくてはならない物」がすぐに分かるように、

私はジップロックに油性ペンで中身のリストを書いておくことにしています。

それを見て中身を確認して、揃った袋からスーツケースに放り込むわけです。

お風呂用品、基礎化粧品、ヘアセット用品、などと用途別に袋を分けておくと、

パッキングやアンパックに時間がかからないし忘れ物も少なくなります。


まあ私はランドセルを忘れて学校に行ってしまった過去を持つ(しかも2回)

最強の忘れ物大王なのでそれでも忘れ物はするけどね。


あと、ジップロックは即席圧縮袋としても使えます。

パンツとかビキニとかって案外かさばるので、

行きはよくても中身が増えた帰りなんかは結構ジャマ。

そこで、そういうものはジップロックに入れて3分の2くらいまでジッパーを閉め、

端からギューギュー押さえるようにしてくるくる巻いていきます。

そうすると空気が抜けていくので、

最後に空気を入れないようにジッパーを全部閉めれば圧縮できます。



↑これはビキニの上下+スカート。

結構小さくなるので、開いたスペースにつっこんでおけばOK。


私はいつも一番大きいサイズのジップロックを一箱買うのですが、

一箱に20~25枚くらい入っているので、

行きのパッキングで全部を使うことはないのですが、

余った分も畳んでスーツケースの中に入れて持っていきます。

おみやげに液体状のものを買ったり汚れ物が出たりしたときに、

余分があるとパッキングが楽になります。


そんな感じで、何かと使える風呂敷&ジップロック。

ジップロックはスーパーなどで簡単に手に入りますし、

風呂敷も和風のものを扱っているショップや呉服屋さんに行くと、

値段はピンからキリまでですが、安くても可愛い柄のものが結構あって、

最近は薔薇など古典和柄にはないモダンな絵のものも見かけます。

興味のある方は見に行ってみたらいい物が見つかるかも。


余談ですが、風呂敷はヨーロッパでも人気があるらしいです。

風呂敷っていろいろな包み方のお作法があって、

端の結び方によってバッグのように使ったり、

ワインなどの瓶を複数簡単に持ち歩ける包み方があったりするのです。

しかも柄もいろいろあるのでエコだけでなくキュートだということで、

ショッピングバッグの代わりにFUROSHIKIを使う人もいるんだとか。


というわけで、ぜひ皆さま次回旅行へ行くときは、

風呂敷&ジップロックは非常にオススメですので試してみてください。