【副作用】アルギニンの落とし穴【危険性】
会社の朝礼に出てから午前中に病院に行ってきたんですが、
結局帰ってきたら3時半だった・・・・
というのも、いろいろ症状が治まらないことなどを話したら、
ちょうど朝ご飯も食べていなかったので、
胃カメラで検査をすることになったのです。
高校生のときに別の病院で胃カメラを飲んだときは、
苦しくて気持ち悪くて、
鼻水とか涙とかヨダレとか出まくりで、
人間としての尊厳を傷つけられた気持ちになったのですが、
今回は静脈注射で眠っている間に全てが終わっていました。
いやぁ、麻酔ってほんっとーにいいものですね。
で、診断結果は食道潰瘍と胃炎でした。
胃カメラの写真を見せてもらったのだけれど、
食道潰瘍のほうは、ちょうど口内炎とよく似た見た目でした。
ピンク色の食道の壁の部分に、
巨大な口内炎が5つほどできていました。
胃炎の方は昔からよくなるので、
あーまた赤くなってるなーくらいのもんでした。
原因がとてもショックなのですが、
多分私が最近摂り始めたサプリメントにあるようです。
摂っている健康食品などを尋ねられたので、
とりあえずコンスタントに摂っているものを全部挙げたら、
「アルギニンは中和してあるもの?」
と聞かれたのです。
どういう意味か分からなくて聞き返したら、
アルギニンというのは強アルカリ性なので、
単体で摂ると、胃粘膜や食道を傷つけることがあるそうです。
なので、摂っているアルギニンのサプリメントの成分を見て、
アルギニン100%だったらそれが原因かも、と言われたのです。
えー、じゃああの大量のアルギニンはどうすれば・・・
とか思っていたのですが、
「飲んでだめなものというわけではないので、
食道の潰瘍が治ったらまた飲んでもいいですが、
クエン酸などと一緒に飲んでください」
だって。
クエン酸と一緒に飲むと、アルカリが中和されるので、
胃粘膜や食道への負担がちいさくなるらしい。
で、帰ってきてからいろいろ調べてみたのですが、
アルギニンのサプリメントで、
胃もたれ等の症状を訴える人はけっこういるらしいです。
私の場合、カプセルもかなり大きかったので、
それが食道にひっかかったままアルギニンが溶け出して、
それで食道に潰瘍ができてしまったらしい。
ちなみに中和には別に決まったやりかたがあるわけではなくて、
人によって様々だということがわかりました。
例えば、アルギニンを飲むときに、
クエン酸を溶かした水で飲むとか、
アルギニンとクエン酸を2:1で混ぜて、
オブラートに包んで一緒に飲むなどが多かったです。
やっぱりサプリメントといえども、
あなどってはいけないのだと反省しました。
きちんとした知識なしにサプリメントを飲むのはやっぱり危険です。
これを機会に、今飲んでいるサプリメントすべての副作用を調べておきました。
サプリメントは、きちんと摂ればかなり効果的だとは思います。
でも、効果があるということはそれなりに体に影響があるということです。
だから、皆さんもきちんと副作用とそれに対する対処法を調べた上で、
健康的なサプリメントライフを送ってほしいなーと思った1日でした。
でも、いい経験になったと思うよー。
ちなみに、個人差はありますが、たいていの場合、
この痛みは2週間ほどすればなくなるそうです。