いよいよ4月27日、鹿児島で衆議院議員の
補欠選挙が行われます。ぜひ選挙に行って
ほしいと思うんですけれども・・・。
今回の選挙は、徳洲会から献金されていた
徳田毅議員が辞職させられることになったから
選挙のやり直しになったわけですが、自民党の
金子ますおさんは、全力で選挙違反をしていて、
落選を心から願いたくなりました。
日刊ゲンダイでも取り上げられたのですが、
金子ますおさんは、掲示板に貼ること以外が
認められていない選挙ポスターを主要道路の
すべての電柱にくくりつけています。
鹿児島は車社会ですが、車で道を走れば、
金子ますおさんの顔と名前が常に目に入る。
だから、何も考えていない人々は、うっかり
馴染みのある金子さんに入れてしまう作戦。
しかし、これは思いっきり選挙違反です。
日本全国を飛び回り、いろいろな選挙を
見てきた僕ですが、これほどまでに露骨に
選挙違反がまかり通っている地域は珍しく、
これではお金があればあるほど露出が増え、
選挙が有利になってしまいます。
こうやって選挙法に違反してまで無駄な
お金を使うから、選挙にお金がかかって、
徳洲会から献金されたり、DHCから5億円
借りたりしなければならなくなってしまう!
法律は守るべきです。
しかも、電柱に貼ると、これもまた九州電力の
持ち物を勝手に利用していることになるので、
紐でくくるという、わずかな良心を見せる始末。
原発に推進しているので、自民党のジジィが
九州電力から訴えられることはないでしょうが、
そうなってくると、それはそれで問題になります。
原発を推進すると、実質、法律違反がOKになる。
こんな日本でいいのでしょうか?
決定的にアウトだと思うのは、選挙ポスターの
印紙が貼ってあること。これは事務所が公認で
この違法ポスターを貼っているという証拠になり、
どこかの犯罪集団が勝手に貼っているのではなく、
事務所の関係者が貼っていることになるのです。
野放しにすれば、選挙法に違反している人が
選挙を有利に戦うことになり、これは問題です。
これを取り締まるのは、選挙管理委員会でなく、
警察のお仕事。ということで、最寄りの警察署に
撤去を求めに行ってみました。
が、ここで事件は起きました。
事件は警察署で起きている!
警察署の玄関を見てみると、こんな看板が
立てられていたので、最初は安心しました。
衆議院鹿児島県第二区
選出議員補欠選挙違反
取締本部。
そうです、確かに「取締本部」と書かれています。
だから、僕は警察の担当者に「違法ポスターを
取り締まってください」とお願いをしました。
すると、あろうことから「取締本部」と書かれた
警察署の担当者が「選挙管理委員会に話を
してください」と言うのです。
参考までに、選挙管理委員会は違法かどうかの
判断をすることはできますが、取締をする権限は
ありませんので、警察の仕事です。その証拠に、
ここには「取締本部」と書かれているわけです。
しかし、驚くべきことに、取締本部の担当者は
選挙のことを何も理解しておらず、「選挙管理
委員会に言ってくれ」の一点張り。撤去などは
やらないと言ったのです。
現行犯なのに、取り締まりは
しないと言いきった取締本部。
もはや警察が公務員法に違反しています。
僕は言いました。「その理屈が通るんなら、
警察の前でチンチンを出して歩いたとしても、
現行犯逮捕しないってことと同じですから!
逮捕するかどうかはともかく、まずチンコを
しまわせろと、僕は言っているのですよ!」
絶妙な例えをしたにもかかわらず、
警察はまったく聞いてくれません。
このまま犯罪を野放しにするということは、
法律に違反した人が得をすることになる!
そんなことを警察が許したら、いよいよ世の中、
おかしくなってしまうと思うのです。
僕は必死に訴えました。だいたい善良な市民が
法律違反をどうにかしてほしいと言っているのに、
門前払いしてしまうなんて、怠慢極まりないです。
すると、いよいよ警察署で一番偉いという人が
出てきまして、何を言ったのかと言うと・・・!
「私がこの警察署の責任者です。
あなたと話をすることはありません。
どうぞお引き取り下さい」だそうで。
挙句の果てに、「このままだと公務執行妨害で
逮捕します」とまで言いました。バカでしょうか?
暴れているわけでもなく、法律に違反している
ポスターを撤去してほしいというお願いをしに来た
市民に対し、「取り締まりはしない」と言い放って、
あげくに「公務執行妨害で逮捕する」と脅す始末。
鹿児島には住めません。
警察がバカすぎるから。
すべての警察が無能だとは言いませんし、
ここにも頑張っている警察官はいるでしょう。
だけど、一番偉いっていう人が、これなんです。
取締本部が野放しにするから、
選挙違反している人が有利な
選挙になってしまうのです。
ちなみに、あまりに酷いんで、この模様を
ツイキャスで全国に放送したら、その2時間後、
すべての違法ポスターが撤去されていました!
最初からやってくださいよ!
できるのにやらないってのは、
単なる怠慢じゃないですか!
まあ、最終的には撤去してくれたんで、
法律違反している人が得することがなくなり、
少しはフェアな選挙が実現することになった
わけなんですけれども、あれだけ取り締まりを
拒否していた警察の壁には、こんなポスターが。
「見過ごすな犯罪!」
オマエや!
全力でツッコまずにはいられませんでした。
僕たちは警察の皆さんが犯罪を取り締まって
くれているから、安心して暮らせるわけです。
だから、これからも悪いことには目を光らせ、
悪い人が得をしないようにしてほしいですね。
警察の皆さん、どうぞよろしくお願いします。













