あれは、今年の夏・・・。

福島第一原発で、原子力事故の国際尺度で、

「レベル4」に相当する超高濃度の汚染水が、

タンクから漏れていたことが分かる3日前のこと。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN135


青春18きっぷを片手に、ひたすら常磐線に

乗り続けた僕が、ビキニ美女と出逢うために

やってきたのは、福島第一原発から最も近い

福島県いわき市の勿来海水浴場でした。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN136


首都圏で暮らしている僕たちの感覚では、

今も汚染水が漏れ続けている福島第一原発と

目と鼻の先にあるような海水浴場で泳ぐなんて

信じられないんですけど、このあたりで暮らす

人々にとっては、まったくの日常的な光景。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN137


「復興」「風評被害」という言葉によって、

放射能について考えることさえ悪いこととされ、

不安に思うことも、心配することも、「やっては

いけない」と言われる世界。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN138


勿来駅前には、銅像が立っていたのですが、

その銅像たちも、僕たちに何かを訴えるように

立っていました。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN139


男:「勿来の魚は、うまいどー!」


女:「あなた! また裸で魚持ってるの?

じゃあ、私も裸で立っちゃおうかしら!」


二人:「ぬーーーん!」


昔は、このあたりの魚もおいしかったのだと

思いますが、今ではストロンチウムの汚染が

深刻すぎて、検査されないうちに食べるのは、

かなり無謀な気がしてなりません。


キリッとした顔で「大丈夫だ!」という人々は、

ぜひ安全を証明するために、ストロンチウムを

検査してほしいと思うのですが・・・。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN140


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN141


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN142


このあたりは、「カニ料理」が有名のようです。

おそらく、こういった料理に使われる「カニ」は、

外国からの輸入だと思うので、それほど心配は

いらないのではないかと予想するのですが・・・。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN143


今年は、福島の海水浴場が営業しており、

放射能をまったく気にしない生活をしている

人たちが、けっこうたくさん泳いでいたんです。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN144


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN145


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN146


そこには、お年頃の女子も

たくさんいらっしゃいました!

放射能を気にするのはストレスだと言いますが、

福島の海水浴場の汚染は、他の地域に比べて、

極めて深刻です。


少し時間はかかりますが、汚染の少ない海に

遊びに行く選択肢だって、あったはずなのです。

どうしても勿来の海で泳がなければならない

理由が、何かあるのでしょうか?


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN147


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN148


手前には、親子で遊びに来ている人の姿も。

放射能に汚染された海で、子供が泳ぐことの

意味について、ぜひ考えていただきたいです。

ちなみに、向こう側にあるのは、火力発電所。

紛らわしいですが、原発ではありません。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN149


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN150


さあ、大変お待たせいたしました。

湘南の砂は、5ベクレルと表示されながらも、

実際には、それより少ないと思われるのですが、

お姉ちゃんたちが裸で触れる、勿来海水浴場の

砂は、どれくらい汚染されているのでしょうか。

まずは、検出されるのかどうかで言うと!


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN151


検出されました。


ここまでは、おそらく皆さん、想定の範囲内。

気になるのは、具体的な数値なんですけど、

結果は、このようになりました!


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN152

(※クリックすると、拡大できます。)


55ベクレルでした。


一見すると、少ないようにも思えるのですが、

海の砂は常に洗われ、キレイになっているため、

実は、海水浴場の砂という意味で言うのならば、

日本で最も「濃い」のではないかと予想します。


ちなみに、この「55ベクレル」というのは、

お姉ちゃんたちが肌に触れる表層の部分です。

実は、海水浴場の砂は、30センチほど掘ったら、

3000ベクレル以上も検出されたというデータも

ありますので、これはマシな方です。


僕は、お姉ちゃんの肌に触れる砂だけが

気になるので、深く掘る必要はありません。

ただ、この55ベクレルの砂は、水着の中にも

入りますので、あそこにも入っていくわけです。


僕が死んだ時には、なるべく

美少女が多めの海水浴場に

撒いていただきたいですが!


靴も履いていないし、肌の露出も多いのが

海水浴場です。けっして低い数値ではない!


どこぞのオッサンは、「不安を煽っている」

言うかもしれませんが、僕にとって、オッサンは

燃料プールで泳いでもいいと思っていますから。


僕は、お年頃の女子や、小さな子どもたちには、

なるべく数値を知っておいてほしいだけなのです。


チダイズム ~毎日誰かを笑わせるブログ~-OKN153

(※クリックすると、拡大できます。)

ちなみに、今回の検査で分かったことは、

このセシウムが、新たに降ったものではなく、

原発事故当時に降ったものであるということ。


つまり、海水によって洗われて、砂の数値は

地上の土よりも圧倒的に低いんですけれども、

それでも福島では、それなりに汚染されている。


海水浴のシーズンは終わってしまいましたが、

来年もまた放射能が検査されると思いますので、

しっかりと数値をチェックしていただきたいのです。

数値を知った上で、泳ぐのは自由。


ただ、各地で保養プロジェクトが行われており、

わざわざ福島の海で泳がなくても、子どもたちは、

安全な川や海やプールで遊ぶことができますので、

よく考えていただきたいとは思います。