昨日は、安全野郎の皆さんが、「本物の」

原子力の専門家であると認定されておられる

日本原子力研究開発機構の小林泰彦先生の

発言をまとめたところ、とっても大反響でした。


「オマエは嘘八百だ! そして、卑怯だ!

歪曲と捏造で、みんなを扇動している!」


えぇ、とっても大反響だったんですけれども、

自分の目で確かめてお伝えしていることまで

「嘘八百」と決めつける、安全野郎の皆さん。


今日もお勤め、ご苦労さんです!


平日の昼間から、このブログにコメントを

書いたところで、1円ももらえないんですが、

自主的な工作活動に励んでおられるようで、

ぜひとも、「ひじき」の一つもプレゼントして

差し上げたいのですが・・・。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-NBJ079


今日は、安全野郎の皆さんが、「ニセモノの」

原子力の専門家であり、信用してはいけないと

言っている、京都大学原子力実験所・助教の

小出裕章さんの主張をまとめます。



【小出裕章さんの主張】


■ 柏市は法律上、「放射線管理区域」だ。

■ 現在も福島第一原発は収束していない。


■ 4号機・燃料プールには、広島に投下された

  原爆の4000発分の核燃料が眠っている。


■ 原発1基を1年間動かすためには、広島の

  原爆の1000倍以上のウランが必要であり、

  ウランは枯渇する日も近い。しかも、膨大な

  放射性廃棄物ができてしまう。


■ 福島第一原発事故で、大気中に放出された

  放射性物質(セシウム137)は、広島原爆の

  約168倍。しかも、これは犯人が言っている

  自己申告で、実際には、かなりの過小評価。

  しかも、海に流れたも大部分は、計算せず。


■ 原発事故は、東日本の広い範囲を汚染した。


■ 放射線管理区域は、1平方メートルあたりで

  4万ベクレルで、その場所からは、何も外に

  持ち出すことができない。しかし、それ以上に

  汚染されている地域がたくさんある。


■ 低線量被曝のリスクには、いろんな説がある。

■ LNT仮説すら過小評価かもしれない。

「100ミリまで大丈夫」は科学的ではない。

■ そんなことを言う科学者は刑務所に入れろ!

■ 日本は法治国家だけど、法律を守っていない。

■ 原発事故は、土地や農産業が失われる。

■ 原発事故は、人々に被曝を強要する。

■ 東京電力に責任があるが、国は救済する。

■ 被曝には、少なくても必ずリスクがある。

■ 避難は大変だし、家庭崩壊の危険もある。

■ 被曝か、避難かを選ばなければならない。

■ 町の汚染は今、市民の手で測定されている。

■ やりたいことは、「子供を守りたい」ということ。

■ 原発事故の責任は、社会の「大人」にもある。

■ 子供は放射線の感受性が高い。


■ 放射線の「がん死」の影響は、30歳の人が

  3855人死ぬ時、55歳は49人しか死なない。

  だが、0歳の人は1万5152人も死んでしまう。

  55歳のジジィの309倍も死にやすいのである。


■ 大人を守りたいなんて、まったく思わない。

■ しかし、子供を守ることはしなければならない。


■ 20ミリシーベルトまで大丈夫だということは、

  0歳の子供に換算すると、「31人に1人」

  がんになって死ぬという計算になる。


■ 日本政府は、放射能安全を教科書につける

  副読本の中で書いている。福島第一原発の

  壮絶さについては、一切触れていない。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-NBJ080


「子供を守ろう!」


『チダイズム』では、かねてから、こんなふうに

言ってきましたが、そのたびに安全野郎どもが、

「子供をダシに使うなんて人間のクズ!」

ディスってきました。


あぁ、すみません、ニセモノの科学者が使う

資料なんて信用できないかもしれませんね。


ただ、「100ミリシーベルト以下だったら、

子供の放射能も増えないし、放射能より

ひじきの方が危険」というデータがあっても、

このようなデータがあるなら、僕は子供たちに

万が一のことが起こらないように防護したい!


たとえ、1ベクレルや2ベクレルの汚染でも、

食べる必要がないものを食べる理由はない。

安全なものがあるのなら、そっちを選ぶだけ。


実は、これが「風評被害」にあたるのかを、

日本原子力研究開発機構の小林泰彦先生に

講演終了後、インタビューしてみました。


「5ベクレルや10ベクレルといった汚染度の

低いものを避ける行為は風評被害ですか?」


「ひじき」の方が危険だと言うぐらいですから、

当然、「そんなのは風評被害です」と言うかと

思いきや、小林先生は、こうおっしゃいました。


「消費者が何を選ぶのかは、『選択』です。

風評被害とは、スーパーなどの小売店が、

先回りをして商品をブロックすること。」


つまり、僕たちが5ベクレルや10ベクレルの

汚染を心配して、「買わない」のは、「選択」。


「風評被害」ではない。


原子力の専門家の先生が、そうおっしゃって

いるのですから、全国の安全野郎の皆さんが、

食べない人たちを攻撃するのは大間違いです。

まっとうな権利をぶち壊す、単なる「バカ」です。


ってなわけで、いずれにしても、東日本の広い

範囲が放射能に汚染されてしまい、子供ほど

被曝のリスクを背負わされていることは確か。


どう生きるのかは、一人一人の

選択に委ねられているのです。


ちなみに、このブログを読むか読まないかも

皆さんのチョイスですから、安全野郎の皆さんに

読んでいただく必要は、まったくございません!

ぜひ永久に読んでいただかなくて結構ですので、

しっかりと「選択」をしていただきたいと思います。