全国にいらっしゃる、僕のことが大嫌いな

安全野郎の皆さん、大変お待たせしました。


「FUCK YOU!!」


おっと、「こんにちは」と挨拶しようと思い、

うっかり挨拶の種類を間違えました。


そんなに嫌いなら、二度と読まなければ

良いんじゃないかと思うのですが、毎日、

アホみたいに読んでくださっているようで、

本当に困っているんですけれども。


今日も、読まなくて良いのに読んでいると

思いますので、僕のことをデマ野郎として

扱ってくれた、「検出限界値以下」の話を

させてもらおうかと思います。


僕はかつて、LB2045で数値が出た時は、

その数値が検出限界値以下だったとしても、

精度の高い検査をすると、検出されている

可能性があるので、十分注意する必要が

あると言いました。


ですから、まるで0ベクレルのような安心を

与えてしまう「不検出」という言葉ではなく、

「検出限界値以下」と表現をすることで、

低予算で気を付けられる方法を示しました。


ところが、何でもかんでも「デマだ!」

言いたがるバカが現れ、姑息な編集をして

悪評を作りたがる「まとめ野郎」の登場で、

『チダイズム』は、バージョンを上げることに

なってしまいました。


おかげで、必要な検体の量も3倍になって、

かかる費用は、もっと増えてしまいましたが、

ゲルマニウム半導体検出器も併用しまして、

日本で最も優れた「放射能測定ブログ」

目指すことができるようになりました。


「叩けば叩くほど強くなる」という発言は、

検査のクオリティーを、日本トップクラスに

引き上げることで証明し、「豆腐メンタル!

プギャー!」と言っていたバカを、いつか

必ずぶん殴ってやる所存でありますが・・・。


僕はかねてから、「LB2045」という機械は、

少なくとも千葉県柏市というホットスポットに

置かれている限りは、バックグラウンド値を

引きすぎる傾向にあり、わずかな汚染では、

「0.0ベクレル」と表示される傾向にあると

主張してきました。


つまり、何らかの数値が見えている時には、

精度の高い検査をすれば、わりと高い確率で

検出を確認できるのではないかと言いました。


これは、何度もLB2045を使っているから

感じることであり、他の計測器にも同じことが

言えるかと言ったら、それは言えないでしょう。

もしかすると、ベクミルの持つLB2045だけに

当てはまる話なのかもしれません。


要するに、1ベクレルぐらい汚染されていても、

「0.0ベクレル」と表示されてしまう仕様だと

考えるのであれば、数値が出てしまった時は、

そこそこ汚染されている可能性がある。


この仮説は、「雪国まいたけ」を乾燥させる

実験によって証明したつもりでしたけれども、

往生際が悪いことに、この結果を見せても、

まだ「こんなので証明にならない」なんて

ホザいてやがったので、いっそのこと今回は、

ゲルマニウム半導体検出器で検査しまして、

僕の仮説を裏付けることにしました。


さて、前回は国産のスモークチップを全部で

4種類検査しまして、結果は、4種類すべてが

「検出限界値以下」になりました。


「まとめ野郎」「安全野郎」が言うには、

これらはすべて「不検出」と表現するべきで、

少しでも検出されている可能性を残すような

言い回しをするのは「風評被害」になるので、

まるで0ベクレルと同じように扱うのが科学だと

おっしゃるわけですが・・・。


面倒臭いんで、結果を言います


まとめ野郎の言うとおりに、「不検出」という

言葉で表現して良いものだったのかどうか、

その数値を、どうぞたっぷりとご覧ください。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY178


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY182


まずは、測定下限値17.2ベクレルに対し、

4.1ベクレルと表示された「広葉樹ブレンド」。

ゲルマニウム半導体検出器で検査した結果は

どうだったのかと言いますと・・・。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN061

(※クリックすると、拡大できます。)


セシウム134が2.16ベクレルで確定し、

セシウム137が4.83ベクレルで確定です。


6.99ベクレル。


LB2045の4.1ベクレルは正確ではない。

でも、しっかり「検出」を見逃しませんでした。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN062

(※クリックすると、拡大できます。)


せっかくですので、スペクトルも、どうぞ。

あれを誤差だと思っていたら、大変でした。

しっかりと汚染を確認することができました。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY185


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY188


続いて、測定下限値20.7ベクレルに対し、

2.8ベクレルと表示された「オニグルミ」。

ここまで来ると、誤差の範囲と言うこともでき、

今までなら、さっそく「まとめ」を作られた末に

ディスられていたところですが・・・。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN063

(※クリックすると、拡大できます。)


セシウム134が4.04ベクレルで確定し、

セシウム137が6.46ベクレルで確定です。


10.5ベクレル。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN064

(※クリックすると、拡大できます。)


かなり誤差は大きいですが、やはり検出を

見逃すことはありませんでした。間違えても

「不検出」とは言えないような数値です。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY190


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY193


続いて、測定下限値17.6ベクレルに対し、

4.7ベクレルと表示された「さくら」ですが、

実際には、どのくらいの数値だったのか。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN065

(※クリックすると、拡大できます。)


セシウム134が2.18ベクレルで確定し、

セシウム137が1.90ベクレルで確定です。


4.08ベクレル。


偶然かもしれませんが、LB2045の暫定的

数値と比較的近かったという結果になりました。

こちらもスペクトルをご覧ください。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN066
(※クリックすると、拡大できます。)


そして、何と言っても注目は「りんご」です。

こちらは、かなり問題のある数値となりまして、

さすがの僕も「検出限界値以下」ではあるが、

「ほぼ検出」という判断を下したと思います。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY195


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SKY198


測定下限値20.4ベクレルに対して、

16.23ベクレルと表示された「りんご」。

果たして、実際はどんな数値なのでしょう。

結果は、こうなりました!


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN067

(※クリックすると、拡大できます。)


セシウム134が4.26ベクレルで確定し、

セシウム137が7.95ベクレルで確定です。


12.2ベクレル。


今回の検査でわかったことは、正確では

ないかもしれないけど、そんなに遠くない。

一応、スペクトルもご覧いただきましょう。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-KGN068

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これらの実験から、はっきりと言えることは、

「検出限界値以下」「不検出」と扱うと、

精度の高い検査で検出されるものを見逃し、

安全を守れない可能性が出てきてしまう。


LB2045を使用する時には、

検出限界値以下の数値でも

気を付ける必要がある!


実際に機械に触れ、機械の特性を肌で感じ、

検査している人間に、机の上の理論を並べて

文句を言っても、そんなのは無駄なことです。


心理学を並べ、女の口説き方を

語っているブサイクと同じです!

吊り橋理論を語り、「女と一緒にお化け屋敷に

入ったら付き合える」と言うのと同じですから、

文句を言いたいなら、まず検査をして語るべき。


現場も見ず、実際にやらず、

文句しか言わないヤツほど

面倒臭いバカは、いない!


いろんな声を集めている人や、実際に現場に

足を運んでいる人に、机の上の安全論を語る

バカもまた、救いようがありません。


その目で見た現実こそすべて。


この『チダイズム』も、実際に、その目で見て、

実験して、確かめて、皆さんに報告しています。


ということで、汚染されたスモークチップを

使って、燻製を作ったら、どうなってしまうのか。

『チダイズム』では、新たな実験に取り掛かって、

皆さんに「リアル」を伝えたいと思います。


ちなみに、汚染されたスモークチップなんかで

実験をしたら、空気が汚れるのではないかという

心配をする人がいると思いますんで、可能ならば

放射性物質を99.9%キャッチできるという噂の

「バグフィルター(笑)」を付けたいと思います。


環境省様が太鼓判を押して

いるんですから、絶対安全!


机の上の科学が絶対に正しく、「リアル」

見つめようとしている人が否定される世の中。

『チダイズム』は、今後、もっとアカデミックな

観点から調査と研究を続けてまいります。