昨日は、水道水からホルムアルデヒドという
毒性のある化学物質が、千葉の広い地域で
検出され、ちょっとした事件になりました。
僕が住んでいる千葉県柏市は、市の全域で
断水する事態となり、各地に給水車が出たり、
水槽がある学校で、市民に水を配布。
あまりに突然すぎる断水ということもあって、
濁った水を求めて、やってくる人が途切れる
ことはなかったんですけれども・・・。
「化学物質がヤバい！」と言って、みんなが
水を求めているのに、その後ろではセシウムが
モリモリしている中、子供たちはサッカーです。
どうなってるんだぜ？
千葉県柏市で暮らす、放射能に無関心な人に
「ホルムアルデヒドが出たんだってさ！」と
言っても、「駅前に、あのハイパーメディア
クリエイターが現れたんだってさ！」と
言うのと、ほとんど変わらないでしょう。
しかも、ホルムアルデヒドの毒性を聞いて、
さらにビックリですよ。新聞が報じたところでは、
国の基準は、５０年以上にわたって摂取を続け、
１０万人に１人が「がん」になる程度だそうで。
子供がわずかに摂取した場合でも「がん」に
なってしまう恐れがある「放射性ヨウ素１３１」が
大量に検出された時には、「基準を上回る数値
だったことに、あとから気づいちゃったけど、
ただちに健康に害はないよ！てへぺろ！」と
言っていたんですけどね。
この違いは、何なんだぜ？
ホルムアルデヒドの場合、「がん」になるよりも、
その量によっては、喉が痛くなったり、涙が出たり、
ただちに異変が起こるために、対応が早かった！
つまり、放射能もすぐに体が痛くなったりすれば、
対応も早かったんだろうけど、まったく痛みもなく、
静かに「がん」になってしまうばっかりに、そこらの
化学物質より体に悪いのに、放置されてしまう。
本来であれば、水道水が深刻な汚染を受けたと
わかった時に、同じようにするべきだったのですが、
老害ジジィの石原都知事が、めっちゃイヤな顔で
水道水を飲むパフォーマンスまでする始末！
最終的には、ホルムアルデヒドより放射能の方が
断然危ないでしょうけど、メルヘンの国・日本では、
病気になる人は、「１人も出ない！（ｷﾘｯ」ことに
なっていますので、本当に世も末だと思います。
さて、今日はニュースの話をしましたけれども、
今回の検査は、そんな千葉県柏市で獲れた
旬の野菜を検査してみました。
千葉県柏市産の「きぬさや」。
いわゆる、「さやえんどう」です。
土から野菜に移行するセシウムというのは、
実際のところ、けっこう低いことが分かって
きているので、原発事故当時に、暫定基準を
設定することなく、しっかり廃棄をしていたら、
かなり安全性が保たれたはずなんですけどね。
気になる検査結果は・・・！！
「検出限界値未満」。
やはり、千葉県柏市で育てられた野菜なので、
まったくの「０．０ベクレル」と表示されることは
ありませんでしたが、この数値なら食べるという
オッサンは、たくさんいると思います。
モリモリ食べたらいい！
ただし、オッサンに限る。
このブログは、すべての女性と子供のために
お届けされているので、オッサンが食べるのは
自由です。検出限界値未満がどうのこうのって
言いたい人は、むしろ食べたらよろしい！
僕からすべての女性と子供に言えることは、
外で和食を食べた時、豆腐の上に乗ってたり、
味噌汁の中に入っていることがあるでしょうけど、
うっかり食べてしまったとしても、それが万が一、
汚染された地域で作られたものだったとしても、
そんなにヘコむほどではないということ。
数値は、思っていたよりも低いです。
だからって、わざわざ汚染された地域のものを
食べる必要はまったくないですし、西日本産を
食べられるなら、そっちの方が良いと思います。
ただ、数値を知っておけば、どのくらいヤバいか
分かると思うので、参考になさってください。