「専門家の意見が絶対に正しく、それ以外の

話を信じるのは、宗教を信じるのと一緒だ!」


そう思うのは自由だし、そう思っているオッサンが

どれだけモリモリとセシウムを食い始めたとしても、

僕は、「一気!一気!一気!」という掛け声を

かけてあげることしかできないのですが・・・。


アクセス数が1日8万人を超え始めてしまった

パワーブロガーの僕から、ぜひ「セシウムを

食べても危なくない」と主張している皆さんに、

作ってほしいブログがあります。


それは、福島県産のシイタケやタケノコなど、

一般ピープルが、「これは危ないだろう!」

思うものを、毎晩、食べながらアップしていき、

記事の最後につける結びの言葉は、必ず・・・、


「今日も僕は生きています。」


いつまでも机上の話をしても仕方がないので、

自らの体を使って証明することで、僕のような

「放射能危険派」へのアンチテーゼを具現化!


「な~んだ、全然大丈夫なんじゃ~ん!」

「ほら、今日も生きてるって書いてあるし!」

「ほら、今日も元気そうにアップされてるよ!」


ちょいちょい様子を見に行かずにはいられず、

僕のブログなんかより、断然、高いアクセス数が

稼げると思います。


「あれ? 更新止まってない?」


そうなってしまう日が来ないことを祈らずに

いられませんが、今日は約束通り、科学こそ

真実だと言い張る、「とおりがかり」とやらの

コメントを検証していきたいと思います。



1.

50年くらい前に核実験由来の放射性物質が

拡散した時は、北半球がとっくに汚染されて、

熊本では1平方メートルあたり220ベクレル、

大分、長野、茨城でも150ベクレル以上あり、

南会津では63ベクレルが最高値だった。


このデータが正しいかどうかは置いておいて、

「昔から220ベクレルもあったんだ!」とか

言いたいのかもしれませんが、今も人々が暮らす

福島市の渡利地区の民家の軒下のセシウムは、

1平方メートルあたり・・・、


479万4000ベクレル!


もちろん、これはセシウムだけの数値です。

220ベクレルと比べること自体が、アホです。

こんな場所に今も人々が暮らし、専門家たちは、

「大丈夫、大丈夫!」と言っているのですが!


僕は、実際に479万4000ベクレルの

渡利地区を自分の目で見て、取材をしました。


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SOM210


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SOM208


チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~-SOM209


まだ野菜作っています。


福島市では、誰も放射能を危険だとは言わず、

「だって、そんなこと言ったら福島で暮らして

いけないもん」と言って、なかったことにします。

でも、そう言って作った野菜は、どこに行くのか。


「昔が何ベクレルだったか」なんていう話は、

もはや、まったく意味を成さないことなのです。

比較できないほど数値が高いんですから!


ちなみに、プルトニウムが猛毒だと言うのは

おばか決定だと書いていましたが、なんという

ブーメランでしょうか。プルトニウムが最も強い

毒性を発揮するのは、食べた時ではありません。

吸引した時です。


南相馬市では、今でも強いアルファ線を出す

黒い粉が見つかるなど、プルトニウムを吸い込む

可能性が残っているというのが一番の問題です。

もちろん、飲むのも良いことではありませんが。



2.

ここの教祖さまは、放射線の基礎を勉強した

人間はみんな政府からお金もらって国民の

被曝を促進するプロジェクトに加担してると

言うんだな。


この人はどうも、頭の中で勝手にストーリーを

作って、勝手に暴言を吐くタイプのようです。


放射線の基礎を勉強しても、その後に、どんな

進路を辿ったのかで、加担の仕方が違います。


今、テレビで安全を広め、政府に助言をしている

原子力の専門家たちは、科学のデータを無視し、

なるべく政府や東京電力にダメージの少ない

都合のいい話をしています。


例えば、原発の半径30km圏内、人口の少ない

エリアを自主避難区域に決めたのは、放射線の

専門家たちが、政府と話し合ったからなのですが、

あくまで科学に基づくのであれば、空間線量の低い

広野町や南相馬市沿岸より、圧倒的に線量の高い

福島市や郡山市の人を逃がさなければなりません。


放射能汚染が、距離とは関係ないことぐらい

プロ中のプロだと言うのだから、知っていて当然。


しかし、福島市や郡山市から人を避難させると

莫大な費用がかかってしまうため、見せかけの

「政府もちゃんとやってます!」のアピールで、

半径30kmの人は避難させることにしましたが、

もっと深刻な地域で暮らしいている人たちには、

何と言ったのか・・・。


「がんばろう、福島!」。


福島市や郡山市の人たちに、自分の暮らす

町より線量の低いエリアを避難させておいて、

「放射能は怖くない!」と言い始めたのです。


この腐れ外道どもめ!


こうした矛盾を、まったく平気な顔で無視をする

放射線の専門家を、どう信頼すればいいのか。

ましてや、これから起こるかもしれないリスクを、

まったく考えていない人たちです。現代の科学は

経済の下にあり、経済のために科学をしている。

だから、さまざまな矛盾が生じてしまうのです。


矛盾を疑問に思わない。これこそ「思考停止」。

原発が冷温停止していると思っている専門家の

頭では、この矛盾を解決できないことでしょう。



3.

水俣病から何年経ってると思う?

当時と今じゃ科学のレベルなど比較にならん。


水俣病の原因が特定されたのが、1968年。

福島第一原発が稼働したのは、1971年です。

着工したのは1967年なので、水俣病の原因が

まだ何だか分かっていなかった頃。そんな昔の

技術を、今も使っていて事故を起こしています。


さて、水俣病の頃から、この四十数年で科学が

比較にならないほど進歩を遂げたそうですけど、

日本の政治や官僚のシステムは、どのくらいの

進歩を遂げたのでしょうか?


進歩どころか、大幅に

退化してやがります!


大事なのは、科学の進歩ではない!

40年経って、放射能を無毒化できたわけでも

ありませんし、燃料棒を安全に取り出す方法も

確立されていないのです。


それより、この緊急事態に、国がどれだけ

国民の安全性を確保できるか。時間とともに、

メルトダウンした燃料棒は、どんどん地下に

沈んでいくため、技術開発に時間を費やすほど、

難易度は高くなる。「日本の技術力(笑)」とか

幻想を抱いている暇があったら、政治や官僚の

システムをどうにかしなければなりません。

原発を動かそうとしている場合かよ!



4.

福島県では、健康調査がしっかり実施され

問題のある県民は、ほとんど出ていない。

(※この話は、Twitterでカラむのが趣味の

アホも言っていた。)


政府が今、やっているのは「被曝調査」で、

何人が心筋梗塞になり、何人が白血病になり、

何人が「がん」で入院しているのかを調べている

本来の「患者調査」ではありません。


セシウムをはじめ、放射線障害を調べるには、

その統計を注意深く見守らなければなりません。


ところが、肝心の「患者調査」の統計を出さず、

さらには、県で実施している健康調査というのは、

避難対象となっている地域に限定されているため、

福島市や郡山市といった、人口が多く線量の高い

地域は除外されています。


また、これとは別に、山下俊一教授を中心に

「被曝調査ワクワク隊」の皆さんが、福島市の

子供たちの甲状腺検査などを実施していますが、

血液検査はせず、万が一の重大な病気の統計を

取るつもりは、まったくないようです。


チェルノブイリですら移住させてもらえた場所に、

まだ人が住んでいるというのに、チェルノブイリと

同じような健康被害が出ないと思っているバカは、

何を根拠にそんなことを言っているのでしょうか。


これほど長期間にわたり、1マイクロシーベルトを

超えるような空間線量で暮らし、内部被曝上等で

気にせずに放射能を食べまくっている人たちです。


心配するのは当たり前。


かねてから言っているように、さまざまな事情で

逃げられない人もいるから、「逃げろ」とまでは

言わないけれど、「気をつけろ」と言うのです。


今だって、死ぬほどのことはないにせよ、体調が

悪いという話は、アチコチで出てきているのです。

それが放射能のせいか、気のせいかは、この際、

どっちだっていいんです。体調が悪いというのは

「事実」であり、悪化しないように気を付けるべき。


それを「科学、科学!」とのたまうバカどもは、

放射能のせいじゃないんだから自業自得とでも

言わんばかりに切って捨て、何を言い出すかと

思ったら、「こういう話はデマ!」ですよ。


今すぐ福島に住んでこいよ!


健康というのは、さまざまな複合的要因によって

害されるもので、放射能が100%ということは

ないとしても、放射能が0%ということもない!


それを、科学を信じすぎて、「放射能は安全」

受け取れるトーンで、コメントを書きまくっている。

これが、楽観的な今の日本を作り、より被害を

拡大する要因になると、僕は指摘しています。



5.

セシウムは1ベクレルなら「毒」ではない。


いい加減、文章が長すぎて疲れてきたので、

最後、これくらいにさせてもらいますけれども、

セシウムは、1ベクレルでも「毒」です。


今まで、「科学、科学!」と言い続けた人が、

なぜここだけ科学を無視してしまうのでしょう。

1ベクレルとは、1秒間に1回、放射線を放射し、

細胞を攻撃することを意味する言葉なのです。

いくら少量だろうと体に悪影響を及ぼしている。

その時点で「毒」じゃありませんか!


5ベクレルなら1秒間に5回、100ベクレルなら

1秒間に100回も細胞を攻撃されてしまうので、

北斗の拳で言えば、「北斗百烈拳」です。


アタタタタタタタタタタ!

アタタタタタタタタタタ!

アタタタ・・・、アターッ!


100ベクレルでも、いきなり「オマエはもう

死んでいる」と言われることはありませんが、

細胞に沈着し、排出されなくなったセシウムは、

この「北斗百烈拳」を、数年間、やり続けます。


そして、問題となっている1ベクレルですが、

「北斗の拳」で言えば、「アターッ!」です。

一発でも細胞を攻撃してくる時点で、「毒」。


ただし、1ベクレルで死ぬことはありません。

つまり、「毒」であることに変わりはないけれど、

「死ぬほどではない」というだけ。1秒に1発、

細胞を攻撃してくることは、変わらないのです。



ということで、そろそろ話をまとめますけどね。

放射能のデータというのは、かなり都合良く

作られているものです。


わかりやすい例を出すと、福島第一原発で、

現場作業中に突然死した方は5名いますが、

放射能のせいで亡くなった方は何人なのか。


答えは、「0人」です。


どこの過酷な工事現場でも、年間5名の人が

現場作業中に原因不明の突然死するなんて、

まず聞いたことがありませんが、解剖もせずに

調べた結果、普通の心筋梗塞だから放射能は

関係ないと結論づけているのです。


このようなデータが信用できるかどうかで、

放射能を安全とするか、危険とするのかが

分かれるところですが、ここで危ないと言えば、

将来、原発で作業をしてくれる人がいなく

なったら困るから、ここは放射能のせいでは

ないと言っておこうと考える専門家の先生は、

「0人」と言うことでしょう。だいたい、官僚から

「言ってくれ」と言われて、言うんですけどね。


科学とは、そういうもの!


だから、僕は「科学」でなく、「生活」を選び、

5名の作業員の死が放射能の影響かどうかを

ネチネチ言うのではなく、「亡くなった」という

深刻な「事実」を重要視していくのです。


先日の結びの言葉でも書きましたが、放射能が

人体にどれだけ影響を及ぼすのかというのは、

たくさんの日本人が死ぬことで証明されていく

科学なのですから、未来の話を、現代の解釈で

安全だと言うのは、マヌケなことだと思うのです。


さて、明日こそセシウムの検査をしますから、

無駄な反論は、自由帳にでも書いてください。

ここのコメントは、ちゃんと勉強をした人から、

「ごもっとも!」という意見を受け付けています。