まいど~ニコ

絵本講師の くが やよいです。

 


 

先日の中学校でのおはなし会。

「おはなしで世界旅行」

びっくりする程の反響があり、

お問い合わせをたくさんいただきましたあせる

 

 

私たちにとっては、普通にしている

中学校でのおはなし会も

ストーリーテリングも

(絵本講座も)

中学生と楽しむ機会は実はすごく稀なこと、らしく。

 

 

そ、そうなんや、、、あせる

中学校でおはなし会をさせていただけることに

改めて感謝ですほっこりドキドキ

 

 

(中学校のホームページに

おはなし会の様子を載せてくださっていました。

学校のHPは無断でリンクを貼れないので

ご覧になりたい方はメッセージをくださいマセ)

 

 

子どもによい本を伝えよう、と

熱心に活動されている方から

お問い合わせを 本当にたくさん、

たくさん、いただいたので

経緯と内容を書きますね。

 

 

 

 

まず、企画。えほん

 

 

大人は、中学生や高学年には

(年齢的にもしっかりと受け止めることができるからか)

メッセージ性の強い社会絵本を読みたがる傾向があるなあ、

と常々感じています。

(もちろんそれが悪いわけではありませんが)

 

 

なので、

 

「夏休み前の

ハチャメチャに楽しいおはなし会にしよう!」

 

と図書ボランティアの有志3人で企画しました。

 

 

去年は、絵本のBGMに

大好きなU2のロックをかけたり、

大好きな竹原ピストルさんの

曲の詞を読んだりと 

割と自由な感じでさせていただき、

図書室は生徒たちと先生で満員になりました。

 

 

今年は第二回目チョキ

場所も多目的室に移動。

 

そして今回のテーマは

「おはなしで世界旅行飛行機
ストーリーテラー(勉強中)の3人が、

世界のさまざまな国の民話や昔話を語りました。

 

 

時間は45分、

北欧やロシアなど巡りたい国はたくさんありましたが、

おはなしでの世界旅行は
おばけの国
右矢印 アフリカ右矢印ジャマイカ右矢印沖縄(日本)右矢印イギリス
としました
ニコ

 

 

途中、参加型の絵本や世界のなぞなぞも入れました。

 


★プログラムや書誌情報は下矢印の画像をご覧くださいね

 

 

世界旅行、なので

『MAPS』の表紙をお借りして、広げて、

矢印でその国を示してゆきました。

『MAPS』 マップス 新・世界図絵
アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ/作・絵

徳間書店児童書編集部/訳

 

(大きくてお高いけど、これ、めっちゃ面白いです!)

 

 

 

絵本『しんぞうとひげ』は、

シュールな画風と物語が中学生たちに大人気でした!

 

アフリカの民話 『しんぞうとひげ』

しまおかゆみこ/再話

モハメッド・チャリンダ/絵

 

 

 

一目見た途端、直感で、

「これは来るな。。。」

と、まず私がその作風にやられました爆  笑

 

(プログラムの左右にちょこっと書いたキミの悪~いヤツらも、しんぞうとひげです!)       


      下矢印   

 

 


一方、ストーリーテリングは絵がないので

想像力が頼りです。

 

子どもたち、「おはなしは、耳の読書やな」

と言っていました。(名言ウインクキラキラ!)

 

 

 

『金の腕』の衝撃のラストでは、まるで

子どもたちに電流雷雷が走ったように私には見えました。

 

子どもたちの想像力とストーリーテラーの語りのなせる業。

すごかったです!

 

 

 

近隣の小学生たちも来てくれて

校長先生や教頭先生も聞きに来てくださり

図書委員さんたちと合わせて

約50人の参加がありました。

 

 

 

私は、実は密かな思いがありました。

 

 

図書委員さんたち、いつも昼休みや放課後に

貸出や返却作業、図書委員たよりの発行など

委員会活動を頑張ってるなあ、と見ていて思うので

いつも頑張ってるご褒美(そんなたいそうなものでもないけど)みたいな

そんなおはなし会になればいいなぁ、

と内心思っていました。
(もちろん図書委員さんに限らず、ですけどね)

 

 

先日亡くなった日野原先生も言っていました。

「誰かのために自分の時間を使うこと」

それはとても尊い行為だと。

 

 

それを委員活動の中で

子どもたちは実践しているのです。

 

 

『いのちのおはなし』

日野原重明//文

村上康成/絵

講談社

 

 

 

 

おはなしを選ぶ時は

もちろん自分の持ちネタというのもあるけど、

何百年も語り継がれてきた昔話や民話には

不思議な説得力があります。

(これはちゃんと語法があるのだそうです。←只今勉強中〜)


そしてしっかり芯の通った物語が多いように思います。

 


情に訴えるようなお話や

(読むことで何らかの効果を期待するような)

説教くさ〜いお話の場合、

そこに潜む大人の意図を

子どもたちは敏感に感じとります。

 

 

そして、目の前にいる大人が

どんな気持ちで自分たちの前に立っているのか。

それも見抜くと思います。

 

 

 

わたしは空っぽ(EMPTY)なので、

見抜かれるものも何もないですけどね!

爆  笑

 

 

 

 

 

真面目なことも書きましたが

何かの参考になれば幸いです。

 

 

企画がだんだん形になってきて

子どもたちと一緒に過ごす本番の時間まで

あわただしく、緊張もしたけど

私もとっても楽しかったです^^

 

 

来年、娘は卒業してしまうけど

またおはなし会ができるといいなぁーほっこり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれもおすすめでーす^^