今から3年前。
こんな記事を書いていました。


(今と似たようなこと、書いてる…(^_^;)
同じ個所を引用してるから、よっぽど響いたんだと思う)




当時6年生だった娘のひよことふたりで植物園へ行きました。



宿題持って、
昼ごはんのロールパン持って、
お菓子持って、本持って。


(ひよこの宿題に国語の『風切る翼』の音読が。
ここは教科書より、絵本の出番です♪)




桜吹雪がすごかった~桜




今日は午前中、図書館のおはなし会がありました。
一緒に読みに行ったおはなしボランティアの人が、
「子どもたちの反応がイマイチだった」
と言っていたけど、
じっと聞いてくれてる子どもたちから 
何らかの反応を引き出そうと
あれこれ質問したりして
プレッシャーかけるのは好きじゃないです。



さて、
植物園に行ったのは、図書館で借りてきた本を読みたくて。
家にいると、何かと用事があるので集中できまへん。


今日 借りてきた一冊、

『鉄のしぶきがはねる』 まはら三桃/著 (講談社)


工業高校で ものづくりにかける高校生たちのおはなし。
旋盤技術で全国大会を目指す「心(しん)」は、
工業高校で唯一の女子学生。


一流の旋盤工だった祖父の形見を受け継いで
先輩や仲間と 文字通り
切磋琢磨しあいながら技を磨き、
やがて自分が〝目指すもの”を見つける。


その過程で、いろんなことがあるけれど、
先生の この言葉がいい。



迷いが吹っ切れたとき、そこからぐんぐん成長していく心(しん)たち。
夕方の冷気を感じるまで読みふけって、一気に読んでしまった。



高校生の物語で一番好きなのは、『一瞬の風になれ』。

佐藤多佳子(講談社)


これは、陸上競技のスプリントに燃える高校生のおはなしですが、
似てる・・・・。


陸上競技と、ものづくり。
内容は全然違うけれど、
ひたむきに 好きなことに 情熱を傾ける姿が。


自分も 何かに一生懸命になると
すぐに周りが見えなくなって、のめり込んでしまうことがあるけど、
(頭であれこれ考えるよりも先に
 自分の中の何かがGOサインを出したら行ってしまうねん!)



そんなとき、
ときどき 試されてるんかなぁって思うことがある。


こんなことで くじけてしまうんか、って。



だけど、
その向こう側にあるものが見えたとき、頑張れる。
情熱が、体を突き動かして 魂を燃え上がらせる燃油になる。



ああ、こんな物語って、だいすき!
そして、自分も そんな生き方がしたい、って思う。




 (ジャケ買いした一冊。↑ まだ読んでないけど、これも面白そう!)


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『階段途中のビッグ・ノイズ』越谷オサム(幻冬舎文庫)
いい本でした。

また日記に書きまーす^^