去年開講していた「まめぴよルーム」で
のりもの絵本特集 『絵本はともだち のりもの絵本』
をしました。
男の子って、なんであんなに乗りものが好きなんでしょう・・・
(男の子に限りませんが)
でも、理由なんていらないかもしれません。 だって、
「すきなものは、すき!」
乗りもの、特に働くクルマは「用の美」というんでしょうか、
つかむ、掘る、持ち上げる、削る、走る、運ぶ 、、、、
パワフルでほんとうにカッコイイです!
車やバイク、戦闘機や護衛艦、ガンダムまで
乗りもの大好きなオットに言わせると、
乗りものは、
「男のロマン
」 なのだそうです!
長男も 幼いころから車にはまり、
プラレールにはまり、
高校生の頃は車の排気音を聞いただけで
その車種が分かったという。。。
オットは夏休みに
バイクで北海道へツーリングに行っちゃうし、
家族そろって(なぜか娘以外)ガンダム好きだし。
次男は、乗りものよりも ヒーロー系が好きでした。
ウルトラマンとか仮面ライダーとかレンジャーものとか。
フィギュアを握りしめて お話を作りながら
一人遊びをよくしていました(^▽^)
そして母も一緒に まんまとイケメンライダー(響鬼)にはまり、
親子で仮面ライダーやレンジャーものを楽しみましたっけ♪
脱線、脱線
さて、乗りもの絵本でおすすめはいろいろありますが、
画家さんでいうと
① 山本 忠敬さん
② 鈴木 まもるさん
③ バージニア・リー・バートンさん
の三大作家さんの作品がおすすめです!
①山本 忠敬(ただよし)さん
乗りものの機能美を熟知していて、
「どこからどう描いたら一番かっこよく見えるか」を計算しつくされているように思います。
子どもに迎合せず、甘ったるくなく、乗りものへの愛にあふれていて誠実です。
『しょうぼうじどうしゃじぷた』(しょうぼうしゃ)
『とべ!ちいさいプロペラき』(ひこうき)
『しゅっぱつしんこう!』(電車)
などがあります。
(絵本は全部 一枚目の写真の中にあります)
描かれてから数十年経った今でも 古めかしくなく、
「じぷた」たちが正面を向いて勢ぞろいするシーンなんて 素晴らしく
きりっとした品格があります。
② 鈴木 まもるさん
この人の絵本のよさは、子どもたちが教えてくれます。
たくさんの絵本棚の前でじっとしていた2歳児ちゃん。
『ざっくん!ショベルカー』 の絵本を探していたのです。
「ひょっとして、この絵本?」と本棚から抜いて手渡すと
にこぉ~~~っと
探していた友だちを見つけた時のような満面の笑みで
絵本を抱きしめました。
『うみへいく ピン ポン バス』
『はしれ!たくはいびん』
『クレーン クレーン』 などもドラマがあっておすすめです。
③ バージニア・リー・バートンさん
『ちいさいおうち』をはじめ、50年を経ても読み継がれる名作絵本の作家さん。
この人の乗りもの絵本はすべていいといっても過言ではないです!
中でも
『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』(福音館書店)
は子どもたちに圧倒的な人気があります!
訳されたのは、「 花子とアン」の村岡花子さん。
子どもの気持ちに寄り添うような、素晴らしい日本語訳です。
そして、この絵本は
読み手である大人の心の中にもたくさんの思い出を残してくれています。
絵本の中に、主人公の成長や
人間が求めてやまないものが描かれています。
『ちゅうちゅう』のことは・・・また別の機会に書きますね。
『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』
『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』・・・・
どれもおすすめです!
けいてぃーは、「ちゃっちゃっちゃっ、」という作業音まで愛おしくなるし、
スチームショベルは、誠実に任務を果たすことの素晴らしさを伝えてくれます。
でも、
あくまでも個人的な感想なので、感じ方は人それぞれ、ですけどね^^
(絵本講座では、年齢別におすすめの乗りもの絵本もご紹介します♪)