さすが港町。
実は今年の夏に、旬のイワシやハモを食べたくて、統営(トンヨン)に来ようと考えていたので、いろいろ食べたいものがあり、歩きながらあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。
こちらは꿀빵(ハチミツパン)という菓子を製造販売している店。
小豆餡やサツマイモ餡の入った真ん丸ドーナツの周りに、シロップと砕いたナッツをまぶしたお菓子。
たくさんの店が軒を連ねているので、どの店が美味しいのか見極めが難しい。
忠武(チュンム)キンパッといって、具が入っておらず、ご飯の海苔を巻いただけの海苔巻きと、イカの和え物をセットで販売するお店も、あちこちにありました。
これも食べてみたかったの~!
デジタル朝鮮日報の方が、こちらの韓日キムパッ(한일김밥)で買ってくださったので、後にランチのお店へ持ち込みして食べることができました。
韓日キムパッ(한일김밥)
住所 統営市港南道79-15(경남 통영시 항남동 79-15)
電話番号 055-642-2646
港もなんだかオシャレですね。
統営(トンヨン)は、「韓国のナポリ」と呼ばれているそうですよ。
亀甲船内の観覧もできるんですが、時間の関係で今回は見学せず。
店頭には、取れたての魚介類が活きたまま並んでいたので、期待ができます。
メニューはこちら。
海鮮丼、ウニのビビンバ、ホヤのビビンバから選ぶように言われました。
注文した料理が出るまでの間に、先程韓日キムパッで購入した忠武キムパッをパクリ。
シンプルな海苔巻きに、絶妙な味付けの柔らかいイカ、そして大ぶりにカットされた大根のキムチがマッチして、無茶うま!
シンプルな料理ほど、素材が良くないと美味しくないんですよね。
さすが港町 統営!
このイカ、間違いなく鮮度がいい状態で調理されたわ!
はるかさんと私でシェアしたウニのビビンバ。
残念ながら冷凍したウニで、見た目だけでなく、味まで想像していたのとは全然イメージが違ってました。
同じくシェアした海鮮丼。
デジタル朝鮮日報のヒョナさんがオーダーしたホヤのビビンバ。
一口分けていただきましたが、9月に大邱(テグ)で食べた、驚くほど美味しいホヤのビビンバとは比べ物にならないほど・・・なお味でした。
フィジョン刺身食堂(희정회식당)
住所 統営市中央道54-2(경남 통영시 중앙동54-2)
電話番号 055-646-2262
このお店のどのメニューよりも、忠武キンパッが美味しく思えてしまったという残念な結果でした。
実はそれには訳がありまして・・・。
本当は、こちらのお店へ行く予定だったそうなんです。
けれど、ランチタイムは予約不可。
当日は、土曜日ということもあり長蛇の列で、スケジュールに限りがある私たちには、並んで待つ余裕もなかったという・・・。
統営という街自体はかなり気に入ったので、次回来るときには、是非こちらの人気店で美味しい海鮮を食べてみたいと思っています。
いよいよFAMツアーの最後の目的である閑麗水道ケーブルカー(한려수도케이블카)に乗るため、30分ほど車を飛ばして移動しました。
ここでもまたも悲劇が。
ケーブルカーのチケットを買うと乗車番号が書かれていまして、電光掲示板にその番号がが表示されるまで、順番待ちしなければなりません。
上からの眺めは、まさに絵に描いたような美しさ。
海に浮かぶ無数の島々を記憶に留めるべく、何度となく繰り返し眺め回しました。
天候が悪く、以前釜山から見ることができなかった対馬も、初めて肉眼で見ることができて感激。
対馬は多分・・・これね。
閑麗水道ケーブルカー(한려수도케이블카)
住所 統営市道南洞349-1(경남 통영시 도남동 349-1)
電話番号 055-649-3804
往復 9千ウォン
こうして、終わってみればあっという間の2泊3日の慶尚南道FAMツアーも終了。
統営で取材を続けるヒョナさんたちデジタル朝鮮日報の方々とお別れを行って、夕焼けの海を見ながら、釜山へ向かいました。
19時過ぎに釜山に到着。
2年前にめっちゃ美味しかった南浦洞にある釜山チョッパルへ行き、はるかさんと最後の晩餐を楽しみました。
ネンチェチョッパル(冷製豚足)は、ここ釜山だけでしかいただくことができない料理で、しかもこの店はその元祖らしいです。
入店するまで、15分ほど店頭で待ちましたよ。
そのくらい、もう一度食べておきたい味なんです。
冷やし中華のスープのように、お酢とカラシがガッツリと効いた醤油ベースのタレが、食欲をそそります。
もう一組の日本人ペアは、広安里(クァンアンリ)海水浴場で開催された花火大会を見学しにでかけましたが、私たちはその模様をテレビで見ながら、慶尚南道最後の夜を過ごしました。
釜山チョッパル(부산족발)
住所 釜山広域市中区富平洞1街35-5(부산광역시 중구 부평동1가 35-5)
電話番号 051-245-5359
末尾ながら、充実した2泊3日のFAMツアーに招待いただいた慶尚南道庁の皆様、デジタル朝鮮日報の皆様に、改めて厚くお礼申し上げます。