25日ぶりの全州韓屋村。
取材やオフ会の打ち合わせのためにゲタさんがいるはずの案内所を訪ねたのに、「ちょっと出ています」と。
と思ったら、正面から現れましたわ(笑)。
1時間半に亘る打ち合わせ(口論ともいうw)の後は、日友と待ち合わせしている中華山洞へタクシーで移動。
春先に旬を迎えるコイツたちを食べることが目的で、ネットで見つけたお店。
さて、なんだと思いますか?
正解は”チュックミ(イイダコ)”。
去年は天候不順で海が時化ている日が多く、価格が高騰していて、泣く泣く断念したのです。
今年は絶対食べるぞ~!と、この日を首を長くして待っていました。
そして、ナクチ(テナガダゴ)の踊り食い(時価)。
この日は3万ウォン(2700円。1円=1.1ウォン)と、かなりの高値。
メインはこちら。チュックミのシャブシャブ。
大量のナズナと一緒にいただく、まさに春を告げる鍋でございます。
ナズナはお代わり自由。
全員初体験なので、期待高まりまくり(笑)。
お店のアジュンマが、チュックミの頭と脚を切り離し、まずは脚から鍋へ投入。
韓国のシャブシャブは、日本のそれとは異なり、お湯にくぐらせるのではなく、どっぷり入れてしまうんですよね。
でも、あまり長時間火を通さず、ハサミで脚を1本ずつ切り離して食べるようにと指導を受けました(笑)。
ほろ苦く、しっかりとした食感があるナズナと、柔らかくて甘みのあるチュックミの組み合わせは、最高でした。
予想外だったのが、スープが味噌味だったこと。
コクがあるのに薄味のスープなので、チュックミの素材の味が引き立つんですよ。
日友たちも大絶賛
見渡すと、このお店はサラリーマン率が大変高く、女性の姿は殆どありませんでした。
私たちの飲んだビールとテポというタンポポのお酒の空瓶越しに、もう一枚。
脚を食べ終わったら、次は頭の部分を投入。
ハサミで切ると、中から墨が飛び出して、スープは真っ黒に。
この辺りで、このスープにはシジミが入っていることに気づきました。
チュックミのお楽しみは、頭にいっぱい詰まった卵。
いわゆるタコの赤ちゃんたちです。
この食感が溜まらない
脚、頭、そして雑炊と、一粒で3度美味しい、今が旬のチュックミを満喫した後は、全北大学がある大学路へタクシー移動。
お店のスタッフたちのパフォーマンスを見ながら、美味しいお酒に酔いしれたのでした。
初日から大満足の全州ナイトでした。
チョゲチョンジ(조개천지)
住所 全州市完山区中華山洞2街615-11(전북 전주시 완산구 중화산동2가 615-11)
電話番号 063-223-9070
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