大河ドラマ×ン十年分の連載期間を費やしても未だに完結せず、
もう美内先生が死ぬか、読者が死ぬかと言われていた
「ガラスの仮面」がいよいよ終わりそうです。
新刊が出るまでに8年かかったこともありましたが
「終わらせる」と宣言してからの連載再開後はえらく順調で
いきなり2ヶ月連続で新刊を出した後もコンスタントに巻を重ねています。
長期休載中には先生が怪しげな宗教にハマり込んでいると囁かれ
少女漫画界を代表する傑作もこのまま未完に終わるのではと
危ぶまれていましたが、もうここまで来たら終わるでしょう。
そう感じるほど、最近の連載はノッています。
まるで、長年の便秘が解消して一気に下痢まで行ったような…って失礼か。

さて、そんな「ガラスの仮面」ですが、盛り上がっているのは
ストーリーだけではなく出版元の白泉社も同じようで
このところの猛プッシュぶりは、全社を挙げてやってるのかと思うほどです。
文庫化された時のあとがきも、大竹しのぶ、赤川次郎、林真理子ら
そうそうたる顔ぶれが寄稿していましたが
あれはどちらかと言うと「真面目にリスペクトしている人」中心でした。
今回は明らかに「ネタとして愛してる人」中心で
第1弾はマツコ・デラックスとオアシズの二人(光浦靖子・大久保佳代子)、
第2弾はデーブ・スペクターに真澄様(紫のバラの人)、
第3弾は劇団ひとりが、まさにひとり何役もこなす大熱演を見せています。
あとがきの大御所連とはタイプが違うだけで、愛情の深さは同レベル。
マツコの月影先生の威圧感、紫デーブの気色悪さ、ひとりの怪演ぶり、
どれもプロモーション期間中だけで消え去るには惜しいほどの完成度。

というわけで、以下にどどんと掲載します。

<マツコ・デラックス・光浦靖子・大久保佳代子 編>

ブツクサクツブ-ガラスの仮面 マツコ・デラックス 光浦靖子 大久保佳代子
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 マツコ・デラックス 光浦靖子 大久保佳代子
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 マツコ・デラックス 光浦靖子 大久保佳代子
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 マツコ・デラックス 光浦靖子 大久保佳代子
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 マツコ・デラックス 光浦靖子 大久保佳代子

<デーブ・スペクター 編>

これ、誰が変装してるかクイズになってたんですよね。
1枚目でわからなくて、2枚目(ジェーンを呼んでるやつ)のコス写真見て
デヴィ夫人だと勘違いしちゃったんだよなあ。
正解を見たときは衝撃でした。

ブツクサクツブ-ガラスの仮面 紫のバラの人 デーブ・スペクター
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 紫のバラの人 デーブ・スペクター
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 紫のバラの人 デーブ・スペクター
ブツクサクツブ-ガラスの仮面 紫のバラの人 デーブ・スペクター

<劇団ひとり 編>

ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面 ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面
ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面
ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面
ブツクサクツブ-劇団ひとり ガラスの仮面

もうね、久しぶりにPCの画面見ながら声出してケタケタ笑った。
「夜叉姫物語」のチョイ役出演で泥まんじゅうを食べるときの顔と
「石の微笑」の出演中にお母さんのことを思い出して
仮面が外れたときの2枚がとくに秀逸。
あの時は麗が機転をきかせて花瓶の水をかけるんだよなあ(遠い目)
最後の暗黒面に落ちてからの紫織さんの冷淡な顔も凄い。
もうほんと、劇団ひとりは天才だと思う。

白泉社のHPでは歴代の名場面ランキングなんかもやってますし
ラストスパートに向けてますます盛り上がっていきそうですね。
47巻で速水さんとマヤがついに結ばれたかと思ったら
48巻では今まで素振りすら見せなかった写真家のハミルが
亜弓さんに急接近してたりして、ますます目が離せません!


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