今日、本当はクリスマスオンアイスレポ上げる予定で9割方終わってたんだけど、急遽変えて、週末の『DUST-ダスト』を取り上げます。

その前に直近の情報だけ先にお知らせします。「談ス」ツイッター情報です。
明日(つまり今日ね)、  フジテレビ系列「ノンストップ」にて、「談ス」の出演者3人の取材が放送されます。1/28(木)AM9:50~(予定)です。ぜひご覧ください。





で、『DUST-ダスト』ですが。
なんと、まだ席あるよ!! しかも25歳以下の人はA席2,000円!わしはかなり無理だが!今見とかんで、いつ見ると?

インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー 『DUST-ダスト』

混沌とした世界から絶え間なく生まれる物語たち
生まれては砕け散り、形を変えていく。
元の姿を失って粉々になった塵(ダスト)
渦を巻いて舞い上がり、落ちて再び風に巻かれる。
積み上がった塵の山は、やがて一陣の風や津波が撒き散らす。
終わりからはじまりへ、すべては再びはじまる―。


テルアビブを拠点に世界的に活躍する振付家・演出家のインバル・ピントとアヴシャロム・ポラックが生み出すダンス・ワンダーランドが、『Hydra ヒュドラ』から8年ぶりに彩の国さいたま芸術劇場に。

2014年にミュージカル『100万回生きたねこ』の演出で第21回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど日本での活躍も目覚ましい彼らが今回手掛ける『DUST-ダスト』は彼らの本拠地であるテルアビブで創作され、2013年12月に初演された作品だ。当時、「文化庁文化交流使」としてピント&ポラック カンパニーに合流していた森山未來が初演からクリエイションに参加。本公演でもカンパニーメンバーとともに出演する。

これまで彼らの作品に特徴的であった詩的でシュールでコミカルな演出を踏襲しつつも、今の世界を覆う不確かさに向き合い、切実な問いを投げかける『DUST-ダスト』―お見逃しなく!

○公演日時
1月28日(木)開演:19:00
1月29日(金)開演:19:00
1月30日(土)開演:15:00
1月31日(日)開演:15:00
 ※開場は開演の30分前
※上演時間は約60分(途中休憩なし)

○会場 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

○チケット
S席 6,500円(25歳以下 3,500円)
A席 4,500円(25歳以下 2,000円)
※プレイガイドでの受付は終わったようですが、劇場サイトもしくは電話申込が直前まで可能です。チケット購入方法、その他詳細は こちら


○振付・衣裳・美術・音楽デザイン
 インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック

○出演
【インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー】
アリエル・ゲルバート、ツヴィ・フィッシュゾン、ノガ・ハルメリン、モラン・ミュラー、森山未來、コルデリア・ランゲ、アミト・マルシノ
 

★『DUST-ダスト』舞台映像


『DUST-ダスト』については、乗越たかおさんが記事を書いておられます。

月刊ぶらあぼ
http://ebravo.jp/archives/24041


乗越さんといえば、先日あうるすぽっとでおこなわれた「乗越たかお 三カ国ダンス取材ツアー帰国報告会」に参加したのですが、その中でイスラエルで昨年末に開催された「インターナショナル・ エクスポージャー」(2015年12月2日~6日)というダンスフェスのレポされました。
そこで話されていたのですが、イスラエルのコンテンポラリーダンスシーンは独特の存在感を放っているとか。ヨーロッパだと、フランス・ドイツ・ベルギーといったダンス先進国の影響が良くも悪くも強いのですが、イスラエルは地理的な意味合いからも一種独特のポジションにあり、世界的に有名なダンスカンパニーがいくつかあります。その中でも2大巨頭的な存在なのが、昨年来日したバットシェバ舞踏団であり、インバルピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニーなのです。(他にも、元バットシェバ舞踏団のメンバーが立ち上げたマリア・コング、キブツ・コンテンポラリー・ダンスカンパニー、ヤスミン・ゴデール、アルカディ・ザイデスなどがあります。)
イスラエルのダンスシーンを簡単に紹介されている記事があったので、ご参考までに。

✩イスラエルのダンスが斬新すぎる!~クラシックにはない自由な発想
http://www.siruzou.jp/geijyutu/5897/



 

彼らは毎年来るカンパニーではないので、本当に見れるときに見に行かないと次があるとは限らないよ。
以前、L.A.ダンスプロジェクトを全くなんの知識も期待も持っておらず、たまたま直前に行こうと思いA席でいいか、ぐらいの気持ちで行ったことがあります。で、行ってみたらものすごく良くて、特にフォーサイス振付の「クインテット」に感銘を受けた(というか特に音楽の力も大きかったのだけど)ことがありました。それ以来、自分が知らなかったり、それほど興味がなくても、何か引っかかるものがあればできるだけ行くようにしています。

森山未來が出ているとかいないとかに関係なく、ダンスに少しでも興味のある方ならば、是非行くことをオススメします。


インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック/Inbal Pinto & Avshalom Pollak 

 
インバル・ピントはグラフィッデザインを学んだ後、バットシェバ舞踊団に参加し、ダンサー・振付家として活躍。俳優として活躍していたアヴシャロム・ポラックに出会い、1992年にインバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニーを設立。ベッシー賞を受賞した『Wrapped』(1998年)をはじめ、『オイスター』(1999年)、『ブービーズ』(2002年)など革新的で想像力豊かな傑作を発表。2007年彩の国さいたま芸術劇場で国際共同制作『Hydra ヒュドラ』を世界初演。カンパニーの活動以外にもオペラや演劇の振付・演出も行っている。2015年8月に東京芸術劇場でミュージカル『100万回生きたねこ』の再演(2013年初演)を手掛けるなど、日本でも積極的に作品を発表している。

✩インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック オフィシャルHP
http://www.inbalpinto.com/



 

<『DUST-ダスト』関連記事>

✩森山未來出演!インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー『DUST-ダスト』上演
http://enterstage.jp/news/2015/12/003921.html

✩イスラエルのダンスカンパニーに参加、森山未來
http://www.yomiuri.co.jp/entame/ichiran/20160108-OYT8T50065.html

✩ピント&ポラック『DUST-ダスト』インタビュー!
http://allabout.co.jp/gm/gc/461524/

✩ダンサー・森山未來がステキ♪ クリエイターの世界観を舞台で堪能!
※『anan』2016年1月27日号より
http://anannews.jp/article/2016/01/21/2744.html