プロフェッショナルアイディア。

●博報堂執行役員小沢正光さんのアイデア創出のための一冊。
アイデア関係の本の著者には、職業柄か広告代理店の人が多い。
そういえば、この手の本のバイブルでもある、『アイデアのつくり方』 のジェームス・W・ヤングや、『アイデアのヒント』 のジャック・フォスターもそうだ。
やはり、制限のある状況の中で、一定レベルの作品を仕事として作り上げてきた人の話には得るものが多い。

●本書は昨今流行りの「ライフハック系」アイデア本のようにTIPS満載なわけではない。
ゆえに、特に時間的制限も無く、クオリティも問われずに、ただ、「何かアイデア沸いてこないかなー」的に思っている人が本書を手にすると、チョット拍子抜けするかもしれない。
ただ、本書のタイトルは「プロフェッショナルアイディア。」であり、私は本書を読んで、これが「プロの仕事の流儀」なのだと思った。

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。

インプレスジャパン

小沢 正光（著）

発売日：2007-02-28

おすすめ度：

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目次：
はじめに　アイディアのプロになるために。
第1章　　アイディア開発の基本手法。
第2章　　アイディア開発の応用手法。
第3章　　アイディアが生まれる会議の法則。
第4章　　アイディアスキルを育てるために。
あとがき　アイディアは恥ずかしいもの