西日本鉄道早良自動車営業所の西工96MC・B-Ⅱです。

9296番は2005年中期に導入されたワンステップ車で、主に脇山線で使用されています。早良配置の05年中期導入分は多くが城南線で使用されていた時代もありましたが、この車両は比較的早期に脇山線所定となり、その他の車両も子会社への転属や特別支援学校スクールバスへの転用が増え、現在も早良に残る生え抜きは2台にまで減りました。

福岡200か11-37
日産ディーゼルKL-UA452MAN

西日本鉄道片江自動車営業所のエルガです。

1097番は2016年後期に導入されたノンステップ車で、主に福大線で使用されています。この福大線は福岡市地下鉄七隈線の博多延伸時に大きく影響を受けた路線のひとつであり、福岡大学までバスで通学する学生が減少しているようですが、エコルカード所持者を中心に一定の需要はしっかりあります。

福岡200か35-80
いすゞQRG-LV290Q1

西日本鉄道那珂川自動車営業所のブルーリボンKVです。

8028番は2016年前期に導入されたノンステップ車で、主に大橋~福翔線で使用されています。那珂川に新車で配置された日野車は1999年の7410~13番以来17年ぶりで、この車両が那珂川初のKV系新車となりました。もちろん純正の日野車ではこれが最初の個体です。

福岡200か33-48
日野QRG-KV290Q1

西日本鉄道片江自動車営業所のエアロスターです。

3129番は2017年前期に導入されたノンステップ車で、主に油山(快速)博多駅線で使用されています。片江配置のノンステップ車はいすゞ・日野・三菱ふそうのバランスがほぼ均等になっていますが、エアロスターは明治通り経由の福大線・油山線よりも城南線や国体通り経由の路線で見られることが多いようです。

福岡200か36-73
三菱ふそうQKG-MP38FM

西日本鉄道金武自動車営業所のエルガです。

1086番は2016年後期に導入されたノンステップ車で、主に金武線で使用されています。博多駅まで運行される行先番号306番はシーサイドタワー線から引き継がれた系統で、吉塚・壱岐・金武の共管路線となっていますが、昭和通り経由の2番は壱岐(2-3番)と金武の管轄です。

福岡200か35-64
いすゞQRG-LV290Q1

西日本鉄道アイランドシティ自動車営業所のシターロGです。

0205番は2019年に導入された福岡BRT仕様のノンステップ車で、アイランドシティ営業所開設後初めての新車となりました。同時期に導入された0206・07番は程なくして愛宕浜から転属してきましたが、この車両と0208番はアイランドシティ生え抜きです。

福岡230あ・205
メルセデス・ベンツ CITARO O530G

西日本鉄道壱岐自動車営業所のエルガです。

2877番は2014年後期に導入されたノンステップ車で、主に室住線で使用されています。21年からはタイヤ館のラッピング車両となり、フロントのSMART LOOP塗装が緑一色に塗り替えられました。純正エルガの壱岐への配置は12年後期に始まり、14年からは他営業所と同様ノンステップ車が増備されています。

福岡200か29-90
いすゞQPG-LV234N3

西日本鉄道壱岐自動車営業所のエルガです。

1446番は2020年に導入されたノンステップ車で、主に室住線で使用されています。23年からは那珂川配置の8109番とともに「福岡市マイナンバーカード申請出張サポート」ラッピングが施されましたが、24年3月までにキャンペーンが終了し、ラッピングも解除されています。

福岡200か43-58
いすゞ2TG-LV290Q3

西日本鉄道金武自動車営業所の西工96MC・B-Ⅱです。

9486番は2006年中期に導入されたワンステップ車で、主に金武管内のほぼすべての路線で使用されてきました。導入当初は金武(城南)博多駅線専用車として、その後金武線や三軒屋線が所定になりましたが、24年の新車導入時に西鉄バス久留米に転属しました。現在は御井町支社配置です。

福岡200か13-22
日産ディーゼルPKG-RA274MAN

西日本鉄道片江自動車営業所のブルーリボンKVです。

8309番は2019年に導入されたノンステップ車で、主に油山線で使用されています。油山線では経路のよく似た福大線とともに六本松で利用者が多く入れ替わる事例もあるようです。ただ、六本松から天神・博多駅へは福大線の方が早く到着します。

福岡200か41-85
日野2TG-KV290Q2