袴田事件 | NO PAIN NO GAIN☆TOROZOUのブログ

袴田事件

皆様、1966年4月に起こった、いわゆる袴田事件と呼ばれている事件をご存知でしょうか?

元プロボクサーの袴田巌さんが、無罪であるにもかかわらず強制的に自白させられ、信憑性のない証拠をもって死刑の判決を受け現在も死刑囚として、今この瞬間も刑務所での生活を余儀なくされています。


自分は今まで事件名とボクサーが関わっているという知識はありましたが、なにぶん生まれる前の事件でもあり恥ずかしながらその真相というか深いところまで関心を持つことがありませんでした。


今回、ボクシング関係で縁することができました『フクイのカレー』の福井英史氏から色々と教えて頂いてパンフレットも送っていただきました。



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それを読んでまず思ったことは、『こんなことが許されていいのか?!』ということです。証拠とされた衣類のうちズボンは穿けないサイズなんですよ(+_+)自ら望んで装着実験をされたという袴田さん。これできっとわかってもらえると信じていたであろう袴田さんの心境を考えると、胸が痛くなりました。その他にも信憑性のない証拠が認められ、正しい反論が棄却される。

何も信じられない・・・そんな絶望感でいっぱいになったのではないでしょうか・・・。


そして1967年(昭和42年)2月に母上に送られたという手紙の中の文章に、僕はいてもたってもいられない思いになりました。人生とは~絶対きます。のくだりです。

絶対に袴田さんには最後に笑う勝利の人生を!!そう強く思うのです。



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今まで何十年も大勢の方が無実を立証し活動されているにも関わらず、ことごとく棄却されている。世の中には理不尽で馬鹿げたことがまかり通ることがしばしばあります。しかし、こんな明白なことがなぜ棄却されたのか、まだまだ自分は知らないことが多いのでこれから勉強していきます。


この事件を題材にした著書も色々あるようですが、今年の初夏に高橋伴明監督の

『BOX袴田事件』という映画が公開されるそうです。


内容としては、無罪を確証しながら死刑判決を書かざるをえなかったと2年前に告白した元裁判官の熊本典道氏の苦悩を軸としたものだそうです。



裁判員制度も始まり、いつ自分が人を裁く立場になるかわかりません。そういった意味でもこの映画は、冤罪の恐ろしさや人を裁くことの難しさを考える貴重な機会になるのではないかと思います。

是非みなさん、ご友人を連れて劇場に足を運んでいただけたらと思います。


袴田さんは現在70歳を超えています。一日も早い解決をしなければなりません!

僕らの住む日本で、今現在進行している事件なのです。いつ自分に起こってもおかしくないということです。

自分は些細なことしかできませんが、この事件を知った人が友人に話すことで、知名度は倍になります。知名度は元々あるでしょうが、自分のように事件名は知っているけど・・・という方も多いのではないでしょうか?そういう方々に、もっと知っていただきたい。そんなところからですが動いていきます。


袴田さんに勝利の人生を取り戻していただきたい、正しいことを正しいと言える国であってほしいと願いつつ・・・


この事件に少しでも関心を持たれた方、知っているけどもう少し詳しく知りたいと思われた方がいらっしゃいましたら、分かりやすい資料(パンフレット等)を用意してありますのでご連絡いただけたら幸いです。


連絡先

『浜松 袴田巌さんを救う会』 福井英史氏 

電話0532ー61-4269

もしくは自分のブログにコメント・メールしてくださる方法でも大歓迎ですので、宜しくお願いいたしますm(_ _ )m


最後になりましたが、この記事を書くにあたって、『らんぶるライフ』さんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

そして福井英史氏、色々とありがとうございます!これからも宜しくお願いいたしますm(u_u)m