>世界の果てで少女が歌う

http://ameblo.jp/buraiai/entry-11268633951.html


>世界の果てで少女が歌う-2

http://ameblo.jp/buraiai/theme-10036148415.html


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


[6/7 20:07] #140novel 少女が歌う。「子猫子猫~にゃんにゃこにゃん☆」。僕は、耳を傾ける。どうやら、今日の少女は、やっつけソングのようだ。最近、少女が、どんな心理状態なのか、少女の歌声から、くみ取れるようになってきたように、思う。そんな今日この頃です。



[6/7 23:51] #140novel 少女は歌う。「おっやつ~おっやつ~粉~粉~卵に~混ぜま~ぜて~モーモー牛乳溶~いて焼いたなら~あっという間に~ホットケーキ~☆」。僕は、考える。少女は、ホットケーキを、「焼いてもらえる」のを・待っているのだろうか?と。自分で・焼けばいいのにと・思わなくもないが。 アメモバから



[6/8 01:02] #140novel 少女が首を振る。僕が差し出した駄菓子の「よっちゃんイカ」を・遮るように。少女には・まだ少し、よっちゃんイカの良さが解るには、早過ぎたようだ。 アメモバから



[6/9 21:23] #140novel 少女が歌う。「 まっぎか~まっぎか~まっぎかのイッミっが~っわっかったっよっよっよ~マギカ~マギカ~マギマギ~カ~カ~だよ~ん~☆」。。。僕は・少女はなにか・深夜アニメにハマったようだと、少女の歌声から推察する。



[6/9 21:27] #140novel 少女は歌う。「ぼっくっと~ラララ~契約~っしってっよ~きゅっぷい☆きゅっぷい☆きゅっぷいぷ~い~☆」。僕は少女の歌声に、耳を傾ける。どうやら少女は・思っていたよりもかなり・影響を受けやすい性格のようだ。だが、少女は楽しそうに歌うので、ついつい和んでしまう、そんな昼下がりの登下校




[6/9 21:40] #140novel 少女が歌う。「少年よ大志を抱け☆」。僕は、少女の姿を振り返る。少女は、両手をいっぱい川面に広げ・歌っている。どうやら、北海道風味らしい。そのまえは、土佐弁で歌っていた事を思い出した。いつかの雪の日は・「三千世界の鴉を殺し~主と昼寝がしてみたい~☆」とも、歌っていた。



[6/9 21:50] #140novel 少女が歌う。「前世?バカじゃない?金儲けもたいがいにしとけ!大した経験も重圧も・社会義務的立場も経験した事もないセラピーに・なにがわかる?笑わせるな!きゅっぷい☆」。僕は、愛らしい声に混じった・少女の呪うような声の深みに振り返る。ここからじゃ、少女の後ろ姿しか見る事はできなかった